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電磁波吸収体

国内特許コード P10A015505
整理番号 P2002-030-JP01
掲載日 2010年6月18日
出願番号 特願2002-367057
公開番号 特開2004-104063
登録番号 特許第3772187号
出願日 平成14年12月18日(2002.12.18)
公開日 平成16年4月2日(2004.4.2)
登録日 平成18年2月24日(2006.2.24)
優先権データ
  • 特願2002-209857 (2002.7.18) JP
発明者
  • 武笠 幸一
  • 綱渕 輝幸
  • 末岡 和久
出願人
  • 国立大学法人 北海道大学
発明の名称 電磁波吸収体
発明の概要

【課題】電磁波の吸収性能が高く、薄型、軽量化が可能で、極めて広範囲にわたって電磁波吸収性能が発揮できる信頼性に優れた電磁波吸収体を提供する。
【解決手段】貫通した多数の透孔2を有する多孔質基体3の前記透孔周面に、電磁波吸収性フィラーと電磁波吸収性高分子材の混合物からなる吸収被膜8を形成し、その透孔2が前記吸収被膜8で塞がれていないで通気性を有することを特徴とする。
【選択図】  図11

従来技術、競合技術の概要
近年、各種電子機器や通信機器などの性能が飛躍的に向上するにつれて、電磁波障害の対策が急務になっている。具体的には例えば、高層建築物の電波反射によるテレビのゴースト現象、自動車や列車などの運行に障害をきたすレーダーの鏡像現象、携帯電話などの移動通信機器から発せられる電波による医療機器の誤動作などの電磁波障害が挙げられる。
【0003】
また、TEMPEST(パソコンなどからの漏洩電磁波を100m以上離れた場所で傍受可能な情報技術)に対して無防備であった。
産業上の利用分野
本発明は、コンピュータやテレビなどの各種電子機器、通信機器などの電子・電気分野、シールドビルやシールド施設などの建築建材分野、人体保護用品の分野などの各分野において適用が可能な電磁波吸収体に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 貫通した多数の透孔を有し、その透孔の軸方向が基体平面に対して傾斜している多孔質基体の前記透孔周面に、電磁波吸収性フィラーと電磁波吸収性高分子材の混合物からなる吸収被膜を形成し、その透孔が前記吸収被膜で塞がれていないで通気性を有することを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項2】 請求項1記載の電磁波吸収体において、前記多孔質基体が電磁波遮蔽材料または電磁波吸収材料で構成されていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項3】 請求項1記載の電磁波吸収体において、前記電磁波吸収性フィラーの含有率の異なる吸収被膜が重ねて複数層設けられていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項4】 請求項1記載の電磁波吸収体において、前記吸収被膜と重なるように、電磁波吸収性の金属あるいは炭素を含有する薄層が設けられていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項5】 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、前記多孔質基体がハニカム構造体であることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項6】 請求項1記載の電磁波吸収体において、前記電磁波吸収性高分子材がイソブチルメタアクリレートとブチルアクリレートとの共重合体からなる変性ポリエステル樹脂であることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項7】 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体がシート状で複数積層されていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項8】 請求項記載の電磁波吸収体において、前記複数積層される電磁波吸収体が、イソブチルメタアクリレートとブチルアクリレートとの共重合体からなる変性ポリエステル樹脂で一体に接着されていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項9】 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体の表面に、細孔にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子がコートされていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項10】 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体がシート状で複数積層され、その電磁波吸収体と電磁波吸収体の間に、細孔にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子が介在されていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項11】 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体が立体的に加工され、その加工された電磁波吸収体の中空部に、細孔にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子が装填されていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項12】 請求項1ないし請求項11のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体が電子部品を搭載したプリント配線基板の周辺、または電子部品の周辺に設置されていることを特徴とする電磁波吸収体。
【請求項13】 請求項1ないし請求項11のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体を建築材として用いることを特徴とする電磁波吸収体。
産業区分
  • 伝送方式
  • 高分子化合物
  • 建造物
  • 伝送回路空中線
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2002367057thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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