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斜行型単板積層材 新技術説明会

国内特許コード P10A015518
掲載日 2010年6月18日
出願番号 特願2005-150151
公開番号 特開2005-254825
登録番号 特許第3858177号
出願日 平成17年5月23日(2005.5.23)
公開日 平成17年9月22日(2005.9.22)
登録日 平成18年9月29日(2006.9.29)
発明者
  • 大畑 敬
出願人
  • 島根県
発明の名称 斜行型単板積層材 新技術説明会
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】
【0002】 一般に我が国では単板を積層接着して形成する木材として集成材等の積層材,相隣接する単板の繊維方向が直交する合板、単板の繊維方向を平行にして積層させた単板積層材(LVL)等が古くから知られている。
【0003】 一方木質ボードの主体は合板からOSB(Oriented Strand Board:ウェファーボードとも言う)などの構成エレメントが単板ではなく繊維が分断された、より小さい木片状のものからなるボードに移っていく方向にあり、その理由のひとつとしては合板に比べ面内せん断力が大きいということがある。
【0004】 ちなみに図6(A)は表裏の単板の繊維方向が各単板の木口及び木端に対して直交又は平行になるように交差し、同図(B)は同じく繊維方向がそれぞれ45°逆向きに傾斜するように交差した合板を示している(枠内の直線と点線はそれぞれ表板と裏板の繊維方向を示す)。また同図(C)はパーチクルボード(PB)を示し、下部の数値はそれぞれのせん断強度を示している。
【0005】 この図に示すように、各単板の繊維方向を木口及び木端に対して45°の角度に木取って用いると、パーチクルボードを越えるせん断強度が得られることが知られている。また図5に示すように単板の繊維方向がせん断面に45°傾斜した場合にせん断弾性率が最も強大になることも知られている。したがって従来の合板の持つ弱点を克服する方法としては、図6(B)に示すように木取って用いれば良いということもわかっている。
【0006】 なお、図5,図6に示すパーチクルボード(PB)は、ボード構成のエレメントが前述したOSBと略同等と見なされるので、一般的にその強度数値もOSBと同等と考えられており、以下の説明もこのことを前提としている。
【0007】 また下記特許文献1に示すように、合板パネルの補強策として積層接着される多数の単板の間に、木口及び木端に対して繊維方向が45°又は20°~70°傾斜した単板を介挿したものも公知である。
【特許文献1】特開平9-248803号
産業上の利用分野 この発明は単板の積層材であって、長手方向の側端に対して繊維方向が斜め方向に傾斜して交差するように配置した斜行型単板積層材(以下「斜行LVL」と略称する)に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 シート状に切削形成され積層断面内で単板層(2′a)を形成する複数枚の単板を、上下に隣接する単板層(2′a)の繊維方向(a)が互いに逆向きに傾斜する60°~120°の傾斜角で交差するように重ね合わせて積層接着した積層材(2)であって、上記単板層(2′a)が、繊維方向(a)に沿って互いに平行な側端(c)と、該側端(c)に対して30°~60°の傾斜角で傾斜して交差する互いに平行な他の側端(c′)とを備えた複数の分割小片(1′a)を、上記繊維方向に沿った側端(c)に沿って帯状又は短冊状に配置してなり、上記各分割小片(1′a)が、ロータリーレースによってシート状に切削形成した繊維方向(a)が長手方向の側端(b)に対して略直交しているロータリー単板(1)をその繊維方向(a)と略同方向の切断線(c)に沿って、略正方形或いは長方形に切断分割して一次的な単板小片(1a)を形成し、次いで切断された多数の単板小片(1a)の切断線(c)と交差する非切断側の側端(b)同士を順次連接接合させることにより、帯状又は短冊状の接合単板(1′)を形成し、上記接合単板(1′)を、その長手方向の側端(ロータリー単板における切断線c)に対して斜め方向に30°~60°傾斜させた切断線(c′)において再度切断分割して、繊維方向(a)と略同方向の平行な切断線(c)と他の平行な切断線(c′)とを四辺とする平行四辺形に形成したものからなり、更には積層断面内で隣接する単板層(2′a)同士では各他の側端(c′)を揃えてなる斜行型単版積層材。
【請求項2】 繊維方向(a)に沿った側端(c)に対する他の側端(c′)の傾斜角が約45°である請求項1の斜行型単板積層材。
産業区分
  • その他有機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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