TOP > 国内特許検索 > ヘテロ型5量体組換えワクチン

ヘテロ型5量体組換えワクチン 外国出願あり

国内特許コード P10A015520
掲載日 2010年6月18日
出願番号 特願2003-412053
公開番号 特開2005-052135
登録番号 特許第4623625号
出願日 平成15年12月10日(2003.12.10)
公開日 平成17年3月3日(2005.3.3)
登録日 平成22年11月12日(2010.11.12)
優先権データ
  • 特願2003-279156 (2003.7.24) JP
発明者
  • 新川 武
  • 喜久川 政直
  • 島袋 勲
  • 只野 昌之
  • 松本 安喜
  • 辻 尚利
  • 佐藤 良也
出願人
  • 株式会社AMBiS
  • 国立大学法人 琉球大学
発明の名称 ヘテロ型5量体組換えワクチン 外国出願あり
発明の概要

【課題】 生産レベル、精製効率を向上させることにより、工業レベルでの生産を可能とするワクチン、及び日本脳炎のコンポーネントワクチンを提供する。
【解決手段】 免疫原性のあるアミノ酸配列と、粘膜結合性タンパク質のモノマーのアミノ酸配列との融合タンパク質からなる融合モノマー32と、粘膜結合性タンパク質のモノマーのアミノ酸配列からなる非融合モノマー20と、から構成されるヘテロ型5量体。日本脳炎ウイルス外郭タンパク質由来抗原と、粘膜結合性タンパク質のモノマーのアミノ酸配列との融合タンパク質からなる融合モノマーから構成されるホモ型5量体。これらヘテロ型5量体又はホモ型5量体はワクチンとして使用できる。
【選択図】 図3

従来技術、競合技術の概要


これまでのワクチン生産は、その殆どがウィルスや細菌の弱毒化や不活化によって行われてきた。しかし、近年の遺伝子組換操作技術の発達により、特定の病原体由来遺伝子のみを利用した組換えコンポーネントワクチンの可能性が示唆されてきた。現にB型肝炎ウィルスに対するワクチンは組換え技術によってつくられたものである。



しかしながら、粘膜組織に対する親和性の無いコンポーネントワクチン抗原を、直接粘膜面から投与しても、抗体産生等の抗原特異的免疫応答を誘導することは困難であった。そこで、粘膜親和性のあるコレラ毒素B鎖タンパク質(CTB)等の粘膜結合性タンパク質とワクチン抗原とを融合することにより、ワクチン抗原に対する鼻腔や腸管等での粘膜親和性を格段に向上させることが試みられている(例えば、特許文献1)。しかし、そのような融合タンパク質には、抗原によっては製造が困難であったり、ワクチンとしての機能を有効に発揮し得ないものもあった。



また、これまで、消化管粘膜結合性タンパク質と日本脳炎由来の抗原を結合させた融合タンパク質であって、日本脳炎のコンポーネントワクチンとして使用可能な抗体産生が確認できた融合タンパク質は知られていなかった。




【特許文献1】特開平6-206900

産業上の利用分野


本発明は、融合タンパク質を含むヘテロ型5量体を用いた組換えワクチン、特に腸溶性経口ワクチンに関する。また、本発明は、日本脳炎ワクチンに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
免疫原性のあるアミノ酸配列と、粘膜結合性タンパク質のモノマーのアミノ酸配列との融合タンパク質からなる融合モノマーと、粘膜結合性タンパク質のモノマーのアミノ酸配列からなる非融合モノマーと、から構成されるヘテロ型5量体。

【請求項2】
前記免疫原性のあるアミノ酸配列と、前記粘膜結合性タンパク質のアミノ酸配列とが、リンカー部分を介して結合している請求項1記載のヘテロ型5量体。

【請求項3】
前記粘膜結合性タンパク質が、エンテロトキシンBサブユニット又はコレラ毒素Bサブユニットである請求項1又は2記載のヘテロ型5量体。

【請求項4】
前記免疫原性のあるアミノ酸配列が日本脳炎ウイルス外郭タンパク質由来抗原である請求項1~3のいずれかに記載のヘテロ型5量体。

【請求項5】
前記融合モノマーが、(1)配列番号1のアミノ酸配列;又は(2)前記アミノ酸配列に対して1又は数個のアミノ酸の欠失、置換、挿入及び/又は付加を有しかつ日本脳炎ウイルス抗原性及び粘膜結合性を有するアミノ酸配列からなる請求項4に記載のヘテロ型5量体。

【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載の融合モノマーと非融合モノマーをコードするか、又は前記融合モノマーと非融合モノマーのコード配列と相補的な核酸分子。

【請求項7】
前記融合モノマーをコードするか、又は前記融合モノマーのコード配列と相補的な核酸分子が配列番号2で示される請求項6に記載の核酸分子。

【請求項8】
請求項6又は7記載の核酸分子を含み、形質転換宿主中において前記融合モノマーと前記非融合モノマーを発現できるベクター。

【請求項9】
請求項8に記載のベクターで形質転換された宿主。
産業区分
  • 微生物工業
  • 有機化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2003412053thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせ下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close