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LiverX受容体β特異的RNAコアクチベーター 新技術説明会

国内特許コード P10A015542
掲載日 2010年6月25日
出願番号 特願2008-261830
公開番号 特開2009-106275
登録番号 特許第5572800号
出願日 平成20年10月8日(2008.10.8)
公開日 平成21年5月21日(2009.5.21)
登録日 平成26年7月11日(2014.7.11)
優先権データ
  • 特願2007-263664 (2007.10.9) JP
発明者
  • 橋本 貢士
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
発明の名称 LiverX受容体β特異的RNAコアクチベーター 新技術説明会
発明の概要 【課題】LiverX受容体β(LXRβ)特異的リガンドのスクリーニングに有用なLXRβ特異的なコアクチベーター(co-activator:共役転写活性化因子)を提供する。
【解決手段】マウス組織のトータルRNAを鋳型としてランダムヘキサマープライマーでRT-PCRそしてPCRによって増幅された上記活性を持つ塩基配列を有するポリヌクレオチド、または上記塩基配列の相補配列とストリンジェントな条件でハイブリダイズし、LXRβのコアクチベーターとして機能するポリヌクレオチド。
【選択図】図6
従来技術、競合技術の概要



Liver X 受容体(LXR)はオキシステロールをリガンドとする核内受容体であり、肝臓におけるコレステロール(CH)の胆汁排泄を促進するなどCH代謝の重要な調節因子である(非特許文献1)。そして、LXRのアゴニストやアンタゴニストは動脈硬化症や高CH血症及び糖尿病などの治療薬として期待されている(特許文献1または2)。

LXRにはαとβのisoformがあり、前者は肝臓、小腸、脂肪組織、マクロファージに主に発現しCH代謝に重要な役割を果たしている(非特許文献2)。一方後者は全身に発現しているが特に脳や中枢神経系での発現が高く、その作用不全は変性神経疾患の原因となることが知られている(非特許文献3)。しかしながら、これまではLXRアゴニストやLXRアンタゴニストは両方を活性化するものしか得られておらず、LXRαまたはLXRβに選択的に働く化合物は同定されていない。

臨床応用のためにはより効果が高く、副作用の少ないと考えられるLXRαまたはLXRβに選択的に働く化合物が望ましく、そのような化合物を得るためにはLXRαまたはLXRβに選択的なコアクチベーターの発見が望まれる。しかし現在までにLXRαまたはLXRβに特異的なコアクチベーターは同定されていなかった。

【特許文献1】

表2007-523087号公報

【特許文献2】

開2006-315997号公報

【非特許文献1】

oseph SB, Castrillo A, Laffitte BA, Mangelsdorf DJ, Tontonoz P. 2003 Reciprocal regulation of inflammation and lipid metabolism by liver X receptors. Nat Med. 9:213-219

【非特許文献2】

pfel R, Benbrook D, Lernhardt E, Ortiz MA, Salbert G, PfahlM.1994. A novel orphan receptor specific for a subset of thyroid hormone-responsive elements and its interaction with the retinoid/thyroid hormone receptor subfamily. Mol Cell Biol. 14:7025-7035.

【非特許文献3】

ang L, Schuster GU, Hultenby K, Zhang Q, Andersson S, Gustafsson JA. Liver X receptors in the central nervous system: from lipid homeostasis to neuronal degeneration. 2002. Proc Natl Acad Sci U S A. 99:13878-13883.

産業上の利用分野



本発明は、Liver X 受容体(LXR)β特異的コアクチベーター(co-activator:共役転写活性化因子)として機能するポリヌクレオチド、該ポリヌクレオチドを含むベクター、該ベクターが導入された細胞、ならびに該ポリヌクレオチドが導入された細胞を用いて化合物のLXRβリガンド活性を測定する方法およびLXRβリガンドをスクリーニングする方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号1の塩基配列を有するポリヌクレオチド、または配列番号1の塩基配列の相補配列とストリンジェントな条件でハイブリダイズし、Liver X 受容体β(LXRβ)のコアクチベーターとして機能するポリヌクレオチド。

【請求項2】
請求項1に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。

【請求項3】
請求項2に記載のベクターが導入された細胞。

【請求項4】
化合物のLXRβリガンド活性を測定する方法であって、LXRβを発現し、請求項1に記載のポリヌクレオチドが導入された細胞において化合物によるLXRβアゴニスト活性またはLXRβアンタゴニスト活性を測定する方法。

【請求項5】
LXRβリガンドのスクリーニング方法であって、LXRβを発現し、請求項1に記載のポリヌクレオチドが導入された細胞に候補化合物を添加し、候補化合物によるLXRβアゴニスト活性またはLXRβアンタゴニスト活性を測定する工程を含む方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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