TOP > 国内特許検索 > 抗菌性物品における抗菌性薄膜の作製方法

抗菌性物品における抗菌性薄膜の作製方法 新技術説明会

国内特許コード P10A015553
掲載日 2010年7月9日
出願番号 特願2007-193551
公開番号 特開2008-050695
登録番号 特許第5025367号
出願日 平成19年7月25日(2007.7.25)
公開日 平成20年3月6日(2008.3.6)
登録日 平成24年6月29日(2012.6.29)
優先権データ
  • 特願2006-201465 (2006.7.25) JP
発明者
  • 吉武 道子
  • 兼松 秀行
  • 生貝 初
出願人
  • 独立行政法人物質・材料研究機構
  • 独立行政法人国立高等専門学校機構
発明の名称 抗菌性物品における抗菌性薄膜の作製方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】本発明は食品用容器・器具等の製品表面に形成される抗菌性効果のあるAgをSnと合金化させた層を有する薄膜およびその製造方法ならびにこの薄膜によって表面を被覆された物品を提供する。
【解決手段】物品の表面に、めっきあるいは物理蒸着によりAg-Sn積層薄膜を形成し、このAg-Sn積層薄膜を200℃以上300℃以下の温度で加熱・保持し、50℃/min以下の冷却速度で冷却する熱処理をすることにより、抗菌性薄膜を形成させる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要 黄色ブドウ球菌、病原性大腸菌O-157等の細菌による食中毒事故を未然に防ぐために、食品用容器・器具に抗菌性を付与する技術が開発されている。表面にSnめっきを施した容器、器具は人体に無害であり、耐候性があるため、食品用容器・器具として多く使用されており、Snめっきを施した食品用容器・器具に抗菌性を付与する技術が開発されている。

表面にSnめっきを施した食品用容器・器具に抗菌性を付与するため、特許文献1では抗菌性のある金属微粉末をSnめっき皮膜へ添加する技術が開示されている。また、特許文献2では、金属製品の表面に2種以上の金属を合金として電析させる技術が開示されている。これらの技術を用いれば、Snめっき層に添加する微粉末あるいはSnと同時に電析させる金属の作用により、食品用容器、器具表面のSnめっき層に抗菌性を付与することが可能である。
【特許文献1】特開平6-16509号公報(段落0012~0015)
【特許文献2】特開2005-139474号公報(段落0015~0029)

産業上の利用分野 本発明は、物品の表面を被覆して、その物品の抗菌性を発現させる抗菌性薄膜を有する抗菌性物品とその抗菌性薄膜の作製方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
基材表面に抗菌性薄膜が設けられてなる抗菌性薄膜の作製方法であって、以下の工程;
(A)基材表面への厚さ1μm以上のSn基質膜の配設、
(B)Sn基質表面への厚さ10nm以上のAg膜の配設、
(C)200℃以上の加熱保持温度で、かつ、加熱保持温度Y(℃)と加熱保持時間X(分)とが、その二次元平面において、次式
[式1]
Y=64・exp(-X/46)+1681・exp(-X/1.4)+185
(Yは加熱保持温度(℃):Xは加熱保持時間(分))
で規定される値よりも各々大きい領域での加熱処理、
(D)加熱保持温度Y(℃)から常温まで、冷却速度Z(℃/分)が7以上、かつ、次式
[式2]
Z≦Y/2X
(Xは式1から求められる加熱保持時間(分):Zは冷却速度(℃/分))
で規定される速度での冷却、
の(A)~(D)工程を含む作製方法によって、Sn、Agの金属間化合物相を形成することを特徴とする抗菌性物品における抗菌性薄膜の作製方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2007193551thum.jpg
本技術について、ライセンスや共同研究等をご希望の方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close