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色材と照明の組合せによる表現態様及び/又はパターン変化を含んでなる演出システム 新技術説明会

国内特許コード P10A015578
整理番号 DP1181
掲載日 2010年7月16日
出願番号 特願2008-149132
公開番号 特開2009-295472
登録番号 特許第5257979号
出願日 平成20年6月6日(2008.6.6)
公開日 平成21年12月17日(2009.12.17)
登録日 平成25年5月2日(2013.5.2)
発明者
  • 坂東 敏博
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 色材と照明の組合せによる表現態様及び/又はパターン変化を含んでなる演出システム 新技術説明会
発明の概要

【課題】照明と色材の組合せを工夫する事で、照明変化により色相が変化する色材と変化しない色材の組合せを作り、照明の操作次第で模様を浮上がらせたり消したり、或いは模様を変化させたりできる「照明によるパターン変化の演出法」を提供する。
【解決手段】色材と照明の組合せによる表現パターンの変化を一部に含んでなる演出システムであって、照明光に鋭い分光分布のピークを持つものを用意し、そのピークが色材の分光反射率ピークと一致するものとしないものを選択して用いることで大きな色変化を実現する。これを用いて、照明源の違いに応じて色材の組合せ体の表現パターンに変化をもたせることが可能である事を利用して看者に対し有効な演出システムとする。
【選択図】図15

従来技術、競合技術の概要


[基本的考え]
まずはじめに、本発明の考え方を説明するに当たっての序論として、基本的考えを説明する。
従来、たとえば、せっかく服を購入したのにお店で見るのと、自宅で見るのでは印象が異なっているということがよくあるが、それは照明環境に主に原因があると言える。この印象の違いというのは、色の本体がもつ分光反射率特性と照明光の分光分布との関係によって生じているのである。色と照明は密接にかかわっているのだが、一般に照明光のもつ分光分布と太陽光のもつ分光分布には大きな違いがある。照明によって色が変わって見えてしまうという現象は多くの場合、厄介なものとされてきた。



このように、従来、新しい照明の開発・改良においては、演色性を良くすることを求め、自然光での色の見えと異なるような照明は良くないとされている。
なお、色の見えは、(照明の分光分布)×(光を反射する色材の分光反射率分布)によって決まる。
よって、適当な分光反射率分布を持った色材を設計すると、分光分布特性の異なった照明の下で劇的に色の見えが変化するようにできる。これをうまく用いた例として、麹塵という染め方で染めた染織物が挙げられる。



この麹塵という染め方は、太陽光下で見た時と、電球下で見た時ではっきりと色が異なって見えるもので、照明種によって見える色が変わるもの、すなわち、照明光によって色そのものが変わってしまう色材の例として知られている。
この麹塵は、昼間の太陽光では鮮やかな黄緑色に見えるが、夕日やロウソク、或いはかがり火や行灯の光の下では、オレンジ色・エンジ色に見えるという性質を持っている。



このように、これまでの、色材や照明における開発思想は、「照明変化があっても色の見えが変化しないように」というものであって、「色の見えの変化を積極的の演出して使おう」という考えはなかった。

【特許文献1】特開平7-34389号公報

【特許文献2】特開平7-34390号公報

【特許文献3】特開2002-225500号公報

【非特許文献1】「絵具の科学」 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版

【非特許文献2】「色彩工学」 第2版 大田登 著 東京電機大学出版 日本色彩学会推薦図書

【非特許文献3】「色彩工学の基礎」 (株)朝倉書店 池田光男 著

【非特許文献4】「色彩学概論」 (財)東京大学出版会 千々岩英彰 著

【非特許文献5】「色再現工学の基礎」 大田登著 コロナ社

【非特許文献6】コニカミノルタ 色色雑学 http://konicaminolta.jp/entertainment/colorknowledge/index.html

【非特許文献7】クラボウ 知識の部屋 http://www.kurabo.co.jp/el/room/index.html

【非特許文献8】財団法人日本色彩研究所 色の広場 http://www.jcri.jp/index.html

【非特許文献9】シーアイ化成(株) 超微粒子マテリアル ナノテック http://www.cik.co.jp/product/nanotek/japanese/index.html

産業上の利用分野


本発明は、色材と照明の組合せによる表現態様及び/又はパターン変化を含んでなる演出システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
色材と照明の組合せによる表現態様及び/又はパターンの変化を少なくとも一部に含んでなる演出システムであって、
照明として、白色光を発する、互いに分光分布が異なる複数の照明が用いられ、
i)前記照明の違いに応じた色の見えの変化が小さい色材を背景に、
ii)前記照明の違いに応じて色の見えが大きく変化する顔料が混合された、前記照明の違いに応じた色の見えの変化の大きい色材、または前記顔料単体からなる、前記照明の違いに応じた色の見えの変化の大きい色材を組み合わせることにより、
次元からなる表現態様を予め被照明体の表面に形成しておき、前記照明の違いに応じて前記色材の組み合わせ体の表現態様及び/又は見た目のパターンを看者に対し変化させ、
それにより、前記照明の違いに応じて前記色材の組み合わせ体の表現態様及び/又はパターンに変化をもたせることが可能であることを利用してユーザー及び看者に対し有効な演出システムを提供し得ることを可能ならしめることを特徴とする、
色材と照明の組合せによる表現態様及び/又はパターンの変化を少なくとも一部に含んでなる演出システム。
産業区分
  • 電力応用
  • 運動娯楽用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008149132thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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