TOP > 国内特許検索 > 溶液中粒子成分の連続回収方法

溶液中粒子成分の連続回収方法 新技術説明会

国内特許コード P10A015591
整理番号 13212
掲載日 2010年7月23日
出願番号 特願2008-253778
公開番号 特開2010-082530
登録番号 特許第5733691号
出願日 平成20年9月30日(2008.9.30)
公開日 平成22年4月15日(2010.4.15)
登録日 平成27年4月24日(2015.4.24)
発明者
  • 長縄 弘親
  • 柳瀬 信之
  • 永野 哲志
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 溶液中粒子成分の連続回収方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】1)迅速で効率的に且つ低コストで溶液中の粒子成分を回収できる新しいフィルタレスの回収方法、2)溶液中の粒子成分と溶存成分を同時回収する方法を提供することにある。
【解決手段】
水相中の粒子成分が液液界面に凝集する現象を利用して、粒子成分を回収する。また、水相中の溶存成分が液液界面を通じて溶媒相に抽出される液液抽出現象を併用すれば、水相中の粒子成分と溶存成分の両方を同時に回収することもできる。エマルションフロー法、機械的外力(撹拌、振動など)を加える方法、もしくは両者を組み合わせた方法による2液相混合によって、液液界面への粒子成分の凝集現象が促進される。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要



溶液中の粒子成分の捕集には、通常、フィルタろ過法が用いられる。フィルタろ過法は簡単な操作で簡便に行うことができるというメリットはあるが、フィルタが目詰まりを起こすため、連続的に溶液を処理するには不向きである。また、フィルタは、通常、消耗品であることから、コスト面や廃棄物の発生という問題点もある。さらには、溶存成分の一部がフィルタに吸着されてしまう場合もあるため、粒子成分のみを分別的に回収したいというニーズにこたえられないことがある。





フィルタろ過法に代わる粒子成分の捕集法として、最近では、フィルタレスの手法である連続遠心分離法がよく利用されている(例えば、特許文献1を参照)。連続遠心分離法では、水溶液を連続的に処理して粒子成分を捕集することができる。ただし、連続遠心分離法を利用した装置は安価ではなく、処理時間が長くランニングコストも大きい、コンパクト・軽量ではない、処理能力が大きくないなどの欠点がある。

【特許文献1】

開平09-085120号公報

産業上の利用分野



本発明は、目的物質である粒子成分が存在する水溶液(水相)と水と混じり合わない溶媒(溶媒相)とが成す液液界面に、水溶液中の粒子成分が凝集する現象を利用して、フィルタや遠心分離機を用いることなく、溶液中の粒子成分を連続して回収する方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
エマルションフローが発生するカラム部と、前記カラム部の上方及び下方に設置した相分離部を備えたエマルションフロー装置を用いて、溶液中粒子成分を連続回収する方法であって、
粒子成分を含む水溶液である水相を、前記カラム部内に噴出させ、前記水相の噴出と同時に、水と混じり合わない溶媒相を微細化した液滴を、前記水相の噴出と向い合うように前記カラム部内に噴出させることによって、前記カラム部内に前記水相と前記溶媒相の混合相から成るエマルションフローを発生させる段階、
前記エマルションフローが前記カラム部から前記相分離部に到達した際に前記エマルションフローの状態を解き、前記水相と前記溶媒相を相分離させる段階、及び
前記2つの段階を経ることで、前記水相と前記溶媒相の成す液液界面に凝集した前記水溶液中の粒子成分を、回収する段階から成ることを特徴とする溶液中粒子成分の連続回収方法。

【請求項2】
請求項1に記載の方法において、相分離した前記溶媒相を循環させながら、前記水相の噴出と向い合うように前記カラム内に噴出させることによって、前記水溶液中の粒子成分を回収することを特徴とする溶液中粒子成分の連続回収方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2008253778thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close