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ドーパミンシグナル伝達阻害剤のスクリーニング方法、スクリーニング用組成物及び組成物

国内特許コード P10P006809
整理番号 K078P08
掲載日 2010年8月6日
出願番号 特願2009-008572
公開番号 特開2010-164505
登録番号 特許第5307565号
出願日 平成21年1月19日(2009.1.19)
公開日 平成22年7月29日(2010.7.29)
登録日 平成25年7月5日(2013.7.5)
発明者
  • 木村 幸太郎
  • 桂 勲
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ドーパミンシグナル伝達阻害剤のスクリーニング方法、スクリーニング用組成物及び組成物
発明の概要 【課題】ドーパミンシグナル伝達阻害剤のスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】線虫の事前刺激による匂い忌避行動の増強が、ドーパミンD2レセプターのアンタゴニストであるハロペリドールによって抑制されることを見出した。忌避インデックスを算出するために、9cmのプレートを同一の幅の6つの区画に分けた。各区画内の線虫数を数え、忌避インデックスを下記式を用いて算出した。忌避インデックス=ΣWiNi/N:式中Wiは、各区画の重みであり(区画1-6について、それぞれ-2.5、-1.5、-0.5、+0.5、+1.5及び+2.5)、Niは、各区画の線虫数であり、そしてNは、プレートの全ての6つの区画の線虫の総数である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


感覚応答における可塑性は、動物における神経機能の基礎の一つである。この可塑性の一つの単純な形態は、たとえば、順応や慣れのような、刺激に対する事前曝露後の感覚応答の低下である。対照的に、動物の感覚応答の増強、特に、外的無条件刺激を伴わないときについては、極めて限られた研究しかなされていない。よく研究された二つの例は、哺乳類の末梢痛覚における感受性の増加(感作)及びアメフラシにおける鰓引き込み反射の感作であり、これらの双方とも、おそらくさらなる障害から動物を防護するために、侵害刺激によって生じる。非侵害刺激については、事前刺激後の増強された匂い応答が、マウス及びヒトにおいて報告されている。これらの増強された匂い応答は、生殖及び生存において重大な役割を奏すると考えられるが、その分子的な基礎はいまだ知られていない。



最近本発明者らは、線虫(C. elegans)が嫌いな匂いで事前に刺激されると、嫌いな匂いをより強く避けるようになることを発見した(非特許文献1)。しかし、この線虫における事前刺激による匂い忌避行動の増強の下方制御については、何らの知見も得られていなかった。

産業上の利用分野


本発明は、ドーパミンシグナル伝達阻害剤のスクリーニング方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
事前処理として線虫の洗浄工程にメッシュカラムを用い、ドーパミンD2型レセプターと候補物質とを接触させることを含む、事前刺激による匂い忌避行動の増強を阻害する物質のスクリーニング方法。

【請求項2】
ハロペリドールおよび/またはロキサピンを含む、事前刺激による匂い忌避行動の増強を阻害する物質のスクリーニング用組成物。

【請求項3】
ハロペリドールおよび/またはロキサピンを含む、事前刺激による匂い忌避行動の増強を阻害するための組成物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009008572thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 生命システムの動作原理と基盤技術 領域
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