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高設栽培装置と、高設栽培装置における透湿防水シートの施工方法

国内特許コード P10A015619
掲載日 2010年8月6日
出願番号 特願2008-327663
公開番号 特開2010-148376
登録番号 特許第5660558号
出願日 平成20年12月24日(2008.12.24)
公開日 平成22年7月8日(2010.7.8)
登録日 平成26年12月12日(2014.12.12)
発明者
  • 山崎 敬亮
  • 熊倉 裕史
  • 浜本 浩
  • 岩本 辰弘
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 高設栽培装置と、高設栽培装置における透湿防水シートの施工方法
発明の概要 【課題】構成が簡単であり、施工が容易で作業性に優れており、初期コストを低減できる高設栽培装置を提供する。
【解決手段】高設栽培装置1は、平行状態に設置した2本のシャフト2,2A間に不織布3aで培地3bを包み込んだ栽培槽3を支持し、栽培槽に苗4を定植して栽培する装置であり、栽培槽3の下部及び上部を覆うように2本のシャフト2,2A間に支持された透湿防水シート5と、栽培槽の下部と透湿防水シートとの間の下部空間7に送風する送風パイプ13と、栽培槽の上部と透湿防水シートとの間の上部空間8に潅水する潅水チューブ10とを備える。透湿防水シートは、一方のシャフト2に一端を固定され、栽培槽の下部から離間して下部空間7を形成して他方のシャフト2Aに固定され、さらに栽培槽の上部から離間して上部空間8を形成して一方のシャフト2に他端が固定される。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



従来、この種のいちご栽培装置としては、横架させた2本のアーム間に可撓性フィルムを断面U字型に弛ませて栽培ベットを形成すると共に該ベット内に培地を装填し、該栽培ベットの下方を防水性を備えた外層シートで囲繞させて気層空間を形成すると共に、該気層空間の一部に暖房機及び/又は冷房機に連結した温風又は冷風を送るダクトを配設し、該ベッドの上方に培養液を滴下させる送液管を配設すると共に、毛管現象にて培養液を拡散させる浸潤性シートを培地上面及び/又は下面に敷設している(例えば、特許文献1参照)。





また、透水性シートと、その下層の非透水性シートからなり、前記非透水性シートのシート巾の中心部を下方に弛ませるように、前記透水性シートを前記非透水性シートの長手方向に沿って固着したイチゴの高設栽培用培地を受けるシートと、このシートをその長手方向で保持する左右の保持パイプと、これらのパイプを定間隔で垂直方向に支持するパイプの取り合い部に、T型ジョイントを利用するイチゴの高設栽培装置がある(例えば、特許文献2参照)。





【特許文献1】

開平11-275953号公報

【特許文献2】

開2005-8号公報

産業上の利用分野


本発明は、イチゴ等を高所で栽培するための高設栽培装置に係り、特に、栽培槽の周囲に設置される透湿防水シートの取付が容易であり、構成が簡単な高設栽培装置と、高設栽培装置における透湿防水シートの施工方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
平行状態に設置した2本のシャフト間に不織布で培地を包み込んだ栽培槽を支持し、該栽培槽に苗を定植して栽培する高設栽培装置であって、
前記栽培槽の下部及び上部を覆うように前記2本のシャフト間に支持された透湿防水シートと、前記栽培槽の下部と前記透湿防水シートとの間の下部空間に送風する送風手段と、前記栽培槽の上部と前記透湿防水シートとの間の上部空間に潅水する潅水手段とを備えると共に、前記栽培槽の上部に配置された短尺のスペーサを備え
前記透湿防水シートは、一方のシャフトに一端を固定され、前記栽培槽の下部から離間して前記下部空間を形成した状態で該栽培槽を巻回して他方のシャフトに固定され、さらに前記短尺のスペーサに接触させ前記栽培槽の上部から離間して前記上部空間を形成した状態で該栽培槽を巻回して前記一方のシャフトに他端が固定されることを特徴とする高設栽培装置。

【請求項2】
前記短尺のスペーサはプラスチック製樋を短尺に切断して形成されることを特徴とする請求項に記載の高設栽培装置。

【請求項3】
前記透湿防水シートは、前記栽培槽の下方に位置する部位に勾配が付けられており、
前記潅水手段で潅水された液体の余剰液を前記勾配を用いて回収し、再度前記潅水手段で潅水することを特徴とする請求項1又は2に記載の高設栽培装置。

【請求項4】
平行状態に設置した2本のシャフト間に不織布で培地を包み込んだ栽培槽を支持し、該栽培槽を透湿防水シートで覆い該栽培槽に苗を定植して栽培する高設栽培装置における透湿防水シートの施工方法であって、
前記栽培槽の上部に短尺のスペーサを配置し、
第1のシャフトに沿って前記透湿防水シートの一端辺を固定し、
前記透湿防水シートを2本のシャフト間に弛ませた状態で該シートのシャフトと直交する方向の中程の個所を第2のシャフトに固定し、
前記2本のシャフト間に支持された前記栽培槽と、前記透湿防水シートとの間に下部空間を形成し、
前記透湿防水シートを前記短尺のスペーサに接触させ前記栽培槽の上部を覆うように巻回させ該透湿防水シートの他端辺を前記第1のシャフトに固定し、
前記栽培槽と前記透湿防水シートとの間に上部空間を形成することを特徴とする透湿防水シートの施工方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008327663thum.jpg
出願権利状態 登録


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