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細線の被膜作成方法及びこれを使用する細線の被膜作成装置

国内特許コード P10P006905
整理番号 M-016
掲載日 2010年8月13日
出願番号 特願2009-014310
公開番号 特開2010-167389
登録番号 特許第5337994号
出願日 平成21年1月26日(2009.1.26)
公開日 平成22年8月5日(2010.8.5)
登録日 平成25年8月16日(2013.8.16)
発明者
  • 國武 孝人
  • 河南 洋
出願人
  • 国立大学法人 宮崎大学
発明の名称 細線の被膜作成方法及びこれを使用する細線の被膜作成装置
発明の概要

【課題】線径が6.5~200μmの細線の被膜作成方法及びこれに使用する被膜作成装置を提供する。
【解決手段】細線材の周囲の塗布位置と塗布速度を決定して塗布手段によって塗布するステップからなり、該塗布手段の塗布部を前記線材の周方向一端側に接触させて長手方向に移動させ、さらに該線材の他の周方向から前記塗布手段の塗布部を接触させて長手方向に移動させることによって、前記線材の周囲に被膜を形成する。
【選択図】 図2

従来技術、競合技術の概要


従来より、脳機能解明のために自由行動中の動物における単一神経活動の記録が行なわれている。その際に使用される金属微小電極としては数十~100μm程度の金属線を塗料で絶縁して、ハサミなどで切断した断面が用いられていた。



このため金属線の断面は、変形したり、絶縁材料がハサミのせん断によって金属断面部に延出して付着し、微小電極として十分活用できないものであった。これに対して本発明者らは、細い金属線をエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂溶液中に溝付けして引き上げ、加熱する方法を試みたが、金属線の周囲に形成された被膜には多数のピンホールが生じ、また金属線の長手方向で被膜量にムラが生じ数珠球状の樹脂塊が形成されるという問題が発生した。



そこで、超極細線に絶縁ワニスを塗布する絶縁ワニス塗布方法及びその装置が提案されている(特許文献1参照。)。また、細線の被膜に関しては、金属線を樹脂塗布槽に送出し、塗布槽内のドラムと接触させることで被膜を作成する方法が提案されている(特許文献2参照。)。

産業上の利用分野


本発明は、線材の周囲を被覆する方法及びこれを使用する細線の被膜作成装置であって、とくに線径が6.5~200μmの細線の被膜作成に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
線材の周囲を被覆する被膜作成方法であって、前記線材の周囲の塗布位置と塗布速度を決定して塗布手段によって塗布するステップとからなり、該塗布手段の塗布部を前記線材の周方向一端側に接触させて長手方向に移動させ、さらに該線材の他の方向から前記塗布手段の塗布部を接触させて長手方向に移動させることによって前記線材の周囲に被膜を形成することを特徴とする細線の被膜作成方法。

【請求項2】
前記線材の周囲の塗布位置と塗布速度を決定して塗布手段によって塗布するステップにおいて、該被膜材の粘度を計測する計測手段をさらに含み、該計測手段によって計測された粘度に基づき、制御手段によって塗布手段の塗布速度を決定することを特徴とする請求項1に記載の細線の被膜作成方法。

【請求項3】
前記線材は、金属、プラスチック、セラミックのいずれかであり、線径が6.5~200μmの細線であることを特徴とする請求項1又は2記載の細線の被膜作成方法。

【請求項4】
前記被膜材は、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂のいずれかの熱硬化性樹脂であり、また前記塗布手段の塗布部は刷毛、ブラシもしくはローラーであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の細線の被膜作成方法。

【請求項5】
前記塗布手段によって塗布された被膜材を熱硬化させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の細線の被膜作成方法。

【請求項6】
前記熱硬化した被膜材にさらに被膜材を塗布するステップと、該被膜材をさらに熱硬化させるステップを複数回繰り返すことを特徴とする請求項5に記載の細線の被膜作成方法。

【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の細線の被膜作成方法に使用する細線の被膜作成装置であって、線径が6.5~200μmの線材の周囲に、制御手段によって前記線材の周囲の塗布位置と塗布速度を決定して塗布する塗布手段と、該線材を熱硬化する熱硬化手段とを備え、該塗布手段の塗布部である刷毛、ブラシもしくはローラーを前記線材の周方向一端側に接触させて長手方向に移動させ、さらに該線材の他の周方向から前記刷毛、ブラシもしくはローラーを接触させて長手方向に移動させて被膜を形成し、熱硬化手段によって熱硬化させることによって、前記線材の周囲に被膜を形成することを特徴とする細線の被膜作成装置。
産業区分
  • 塗料・接着剤
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009014310thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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