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1型糖尿病感受性遺伝子同定用プライマー

国内特許コード P10A015633
整理番号 QPN01007
掲載日 2010年8月31日
出願番号 特願2001-038621
公開番号 特開2002-238571
登録番号 特許第3551312号
出願日 平成13年2月15日(2001.2.15)
公開日 平成14年8月27日(2002.8.27)
登録日 平成16年5月14日(2004.5.14)
発明者
  • 井原 健二
  • 原 寿郎
出願人
  • 九州大学長
発明の名称 1型糖尿病感受性遺伝子同定用プライマー
発明の概要 【課題】 1型糖尿病の発症に関与する遺伝子の同定方法。【解決手段】 T?bet遺伝子中のGTリピート多型(多型1)、CAリピート多型(多型2)又はアミノ酸33位のヒスチジンのコドン中の塩基置換多型(多型3)により、1型糖尿病に関与する遺伝子が同定される。
従来技術、競合技術の概要
1型糖尿病の発症に関与する遺伝的背景因子の同定に関しては、その発生頻度の高いコーカサス人集団を中心に研究が進められており、これまでに証明された遺伝子座位はIDDM1-15のほかいくつかの染色体上の位置が報告されている。しかしながらそれぞれの座位における疾患感受性遺伝子についてはIDDM1(HLA遺伝子)とIDDM2のインスリン遺伝子を除きまだ証明されていない。
【0003】
一方、1型糖尿病発症に関連する候補遺伝子疾患関連研究に関しては、これまで多くの遺伝子について報告がある。INF-γ、インターフェロン1受容体、CTLA-4、CD28、TNFα、ケモカイン受容体などの関連性の報告があるが、民族集団により結果の相違を見るケースもある。
Tリンパ球には、そのサブセットとしてTh1とTh2という異なった2つのタイプが存在することが証明されており、1型糖尿病や多発性硬化症などの疾患はTh1、アレルギーや全身性ルーブスエリテマトーデスなどはTh2優位の疾患であると考えられている。
【0004】
T-bet遺伝子は、最近同定された転写因子でTh1系の細胞に特異的に発現し、かつTh2系細胞に強制的にT-bet遺伝子を発現させるとTh1の性質を持つようになることから、Th1系への分化に重要な働きを有することが示唆されている(O’Garra A., Nature. 404 : 719-720 ; Szabo SJ, Klm ST, Cos n GL, et al. ; Cell. 100 : 655-669)。
産業上の利用分野
本発明は、1型糖尿病感受性遺伝子又は1型糖尿病にかかりやすい個体の同定のためのプライマーに関する。
特許請求の範囲 【請求項1】配列番号:1に示す第600位の塩基から第671位の塩基までに存在する「gt」リピート領域より上流に存在するヌクレオチド配列中連続する15~30個のヌクレオチドオリゴヌクレオチド又はその相補体、と前記リピート領域より下流に存在するヌクレオチド配列中連続する15~30個のヌクレオチドオリゴヌクレオチドとからなる、1型糖尿病感受性遺伝子同定用プライマー対。
【請求項2】次のヌクレオチド配列:
フォワードプライマー:5'-AAGTTTCCTTTCCGGTCTTA(配列番号:2)
リバーズプライマー:5'-CTACAAGCTTTACTGCACTAGC(配列番号:3)
を有する2個のオリゴヌクレオチドから成る、請求項1に記載のプライマー対。
【請求項3】1型糖尿病にかかりやすい個体を同定するための請求項1又は2に記載のプライマー対。
【請求項4】配列番号:4に示す第635位の塩基から第666位の塩基までに存在する「ca」リピート領域より上流に存在するヌクレオチド配列中連続する15~30個のヌクレオチドオリゴヌクレオチド又はその相補体、と前記リピート領域より下流に存在するヌクレオチド配列中連続する15~30個のヌクレオチドオリゴヌクレオチドとからなる、1型糖尿病感受性遺伝子同定用プライマー対。
【請求項5】次のヌクレオチド配列:
フォワードプライマー:5'-AGGTGGGTTAGACAGAAATAG(配列番号:5)
リバーズプライマー:5'-GAGAGGTTTTGCTTGTCTT(配列番号:6)
を有する2個のオリゴヌクレオチドから成る、請求項3に記載のプライマー対。
【請求項6】1型糖尿病にかかりやすい個体を同定するための請求項4又は5に記載のプライマー対。
【請求項7】配列番号:7に示す33位のヒスチジンのコドンCAC(塩基番号1900~1902)より上流に存在するヌクレオチド配列中連続する15~30個の連続するヌクレオチドオリゴヌクレオチド又はその相補体と、前記ヒスチジンのコドンより下流に存在するヌクレオチド配列中15~30個の連続するヌクレオチドオリゴヌクレオチド又はその相補体とから成る、1型糖尿病感受性遺伝子同定用プライマー対。
【請求項8】次のヌクレオチド配列:
フォワードプライマー:5'-CAGTCTATGGATGAGGCAC(配列番号:8)
リバーズプライマー:5'-AAACTTGGACCACAACAGGTG(配列番号:9)
を有する2個のオリゴヌクレオチドから成る、請求項5に記載のプライマー対。
【請求項9】1型糖尿病にかかりやすい個体の同定のための請求項7又は8に記載のプライマー対。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 権利存続中
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