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有害金属汚染物の浄化方法 新技術説明会 実績あり

国内特許コード P100000161
整理番号 KUTLO-2009-001
掲載日 2009年4月17日
出願番号 特願2009-049287
公開番号 特開2010-201332
登録番号 特許第5164169号
出願日 平成21年3月3日(2009.3.3)
公開日 平成22年9月16日(2010.9.16)
登録日 平成24年12月28日(2012.12.28)
発明者
  • 長谷川 浩
  • 小林 学
  • 中野 正義
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 有害金属汚染物の浄化方法 新技術説明会 実績あり
発明の概要

【課題】汚染物から有害金属を可溶化除去するのに用いるキレート洗浄液の再利用が可能で、少量の薬剤で金属回収もできる有害金属汚染物の浄化方法の提供を目的とする。
【解決手段】有害金属に汚染された汚染物を、キレート剤含有洗浄液にて洗浄することで前記汚染物から有害金属を除去し、前記洗浄にて発生した洗浄廃液を、前記キレート剤よりも錯生成力の高い固相吸着材に接触させ、前記キレート剤含有洗浄液から有害金属を回収することで、当該キレート剤含有洗浄液を再生することを特徴とする。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


近年、重金属等の有害金属にて汚染された土壌の修復が問題となっている。
また、産業廃棄物の最終処分場が枯渇する恐れが生じている。
汚染土壌の修復にはバイオレメディエーションによる浄化が提案されているが、長期に跨る問題がある。
溶融処理による減容化は重金属類の不溶化を目的とした技術であるが、高温処理が必要で消費エネルギーが多く、また、溶融固形物の有効利用が進んでいないのが実状である。



特許文献1には、キレート剤を利用して土壌中の汚染物質を水中に遊離させ、これを鉄粉に吸着、結合させた後に、土壌から鉄粉を磁選機を用いて分離する技術を開示する。
しかし、同公報に開示する方法では土壌の浄化率が必ずしも高くなく、また、キレート剤等が含有する廃液の排水処理も必要である。
特許文献2には、クラウンエーテルの空洞内に金属イオンを取り込むことを利用した汚染物から金属イオン等の除去方法を開示するが、溶媒として超臨界的流体を用いるものであり、必ずしも実用的でない。

産業上の利用分野


本発明は、有害金属に汚染された、汚染土壌、産業廃棄物、焼却灰及び下水汚泥等の汚染物の浄化方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
有害金属に汚染された汚染物を、キレート剤含有洗浄液にて洗浄することで前記汚染物から有害金属を除去し、
前記洗浄にて発生した有害金属を含む洗浄廃液を、前記キレート剤よりも錯生成力の高い固相吸着材に接触させ、前記キレート剤含有洗浄液から有害金属を回収することで、当該キレート剤含有洗浄液を再生する有害金属汚染物の浄化方法であって、
前記固相吸着材は、担体に環状分子を担持させ、当該環状分子にキレート配位子を修飾した配位結合及び水素結合による多点相互作用を有すると共に前記有害金属イオンを選択的に取り込むものであり、
前記固相吸着材に吸着した有害金属を用いて回収することで、当該固相吸着材を再生することを特徴とする有害金属汚染物の浄化方法。

【請求項2】
前記キレート剤は、生分解性キレート剤であることを特徴とする請求項記載の有害金属汚染物の浄化方法。
産業区分
  • 処理操作
  • 衛生設備
  • 廃棄物処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009049287thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


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