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動物細胞の固定化方法 コモンズ

国内特許コード P000000860
整理番号 U1998P106
掲載日 2001年11月26日
出願番号 特願平10-280831
公開番号 特開2000-106871
登録番号 特許第2987441号
出願日 平成10年10月2日(1998.10.2)
公開日 平成12年4月18日(2000.4.18)
登録日 平成11年10月8日(1999.10.8)
発明者
  • 大島 宣雄
  • 三好 浩稔
  • 楊 宗樺
出願人
  • 国立大学法人筑波大学
発明の名称 動物細胞の固定化方法 コモンズ
発明の概要 バイオ人工臓器やバイオリアクタなどの開発過程において用いられる、高い固定化率を有する動物細胞を得るための新たな固定化方法の発明である。微孔性の立体網状多孔質構造を有する粒子状の担体と、動物細胞が培地中に浮遊して存在している所定の容器を、100~500Gの遠心力を加えて遠心処理することで、高い固定化率が得られる。立体網状多孔質構造としては、単位体積当りの表面積が広く、培養すべき細胞に対して毒性を示さず、水または培地中で変質せず高圧蒸気滅菌にて耐えうる等の要求を満たすポリビニルホルマール樹脂、ステンレススチール燒結体、多孔性ガラス、天然高分子物質などが使用できる。遠心処理の遠心力は、100~500Gさらに好ましくは200~400Gであり、遠心処理装置も特に限定されるものではなく、汎用の装置でよく、容器もポリカーボネートなどのプラスチック容器を使用できる。本発明によれば、高い固定化率を有する動物細胞を容易に得ることができ、材料となる動物細胞の使用効率を高めることができる。
従来技術、競合技術の概要 臨床応用されるバイオ人工臓器には、10の10乗個オーダの肝細胞が必要であるため、これらの細胞を実用的な大きさの装置(数リットル)に組み込むには、肝細胞を10の7乗個/立法センチ程度の高密度に培養することが不可欠である。このような高密度培養担体として充填層型リアクタが開発されている。しかし、これらの方法においても播種時にリアクタ内に保持された細胞数に対する固定化細胞数の比率、即ち固定化率は約30%という低い値であった。
産業上の利用分野 動物細胞の固定化法
擬似生体材料ならびにハイブリット型人工臓器などに使用する動物細胞の固定化法
特許請求の範囲 【請求項1】 微孔性の立体網状多孔質構造を有する粒子状の担体に動物細胞を固定化して動物細胞固定化物を得る動物細胞の固定化方法であって、前記粒子状の担体と前記動物細胞とが培地中に浮遊して存在している所定の容器を遠心処理することを特徴とする、動物細胞の固定化方法。

【請求項2】 前記遠心処理において、前記所定の容器に印加する遠心力が、100G~500Gであることを特徴とする、請求項1に記載の動物細胞の固定化方法。

【請求項3】 前記遠心処理において、前記所定の容器に印加する遠心力が、200G~400Gであることを特徴とする、請求項2に記載の動物細胞の固定化方法。

【請求項4】 前記遠心処理前の播種細胞数が、前記粒子状の担体1cm3あたり2×107個以上であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一に記載の動物細胞の固定化方法。

【請求項5】 前記遠心処理前の播種細胞数が、前記粒子状の担体1cm3あたり4×107個以上であることを特徴とする、請求項4に記載の動物細胞の固定化方法。

【請求項6】 請求項1~5のいずれか一に記載の方法によって得られたことを特徴とする、動物細胞固定化担体。

【請求項7】 請求項6に記載の動物細胞固定化担体を、所定の培養器に充填した後、この培養器に培地を提供しながら、前記動物細胞を培養することを特徴とする、動物細胞固定化担体。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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