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アルミニウム合金 新技術説明会

国内特許コード P100000383
整理番号 PG09E11JP
掲載日 2009年10月9日
出願番号 特願2009-276586
公開番号 特開2010-156046
登録番号 特許第5531176号
出願日 平成21年12月4日(2009.12.4)
公開日 平成22年7月15日(2010.7.15)
登録日 平成26年5月9日(2014.5.9)
優先権データ
  • 特願2008-310450 (2008.12.5) JP
発明者
  • 松田 健二
  • 池野 進
  • 川畑 常眞
  • 西田 洋好
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 アルミニウム合金 新技術説明会
発明の概要 【課題】
強度や延性に優れ、しかも時効硬化速度が速く、建築分野のほか自動車などでの使用にも適した6000系アルミニウム合金を提供すること。
【解決手段】
アルミニウム合金に、マグネシウムを0.45~1.0wt%、ケイ素を0.2~0.8wt%、銅を0.1~1.0at%、銀を0.1~1.0at%添加することで、成形性や耐食性に優れた6000系としての特性を維持でき、しかもCuとAgの複合添加によって、従来知られていたCuによる最高強度の増加とAgによる延性の向上といった相反する二つの特性を打ち消し合うことなく発揮できる。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要



6000系アルミニウム合金は、Al-Mg-Si系合金とも呼ばれており、マグネシウムとケイ素を規定量添加したもので、自然時効性に乏しく熱処理前はアルミニウム特有の柔軟性を有している。そのため押し出し加工やプレス加工による成形が容易で、しかも成形後に熱処理を施すことで、MgSiが析出して強度が向上する。また耐食性にも優れており、強度や耐食性を要求される建築用サッシや構造用部材などに広く使用されている。





近年は自動車の軽量化を目的として、車体などの主要構造物にアルミニウム合金を使用することが模索されている。しかしながらジュラルミン類は価格等で不利な面が多く、普及は進んでいない。対する6000系アルミニウム合金は、価格や成形性や耐食性に優れており、自動車部品にも使用されつつあるが、その機械的な特性が一段と向上するならば、過酷な環境にさらされる箇所にも使用範囲が広がり、更なる軽量化が実現すると期待されている。





またアルミニウム合金は、添加元素の種類や、その配合量を調整することで機械的な特性を向上できることが知られている。しかし現実には、JIS等の規格で各元素の添加量が詳細に決められており、新たな展開は困難な状況になっている。このような事情はあるが、規格に準じた範囲で添加元素を調整して、新たな合金を開発できる余地は残されており、本願発明者らは、6000系アルミニウム合金をベースとして、微量の銅または銀を添加した場合について、以下の非特許文献1で詳細を発表している。この文献では、銅を単独添加することで固溶強化、析出強化、延性改善といった効果が示されており、また銀を単独添加することで、核生成の促進、固溶強化、延性改善といった効果が示されている。

産業上の利用分野



本発明は、6000系アルミニウム合金に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
マグネシウムを0.45~1.0wt%、ケイ素を0.2~0.8wt%、銅を0.1~1.0at%、銀を0.1~1.0at%含有して、残部をアルミニウムとすることを特徴とするアルミニウム合金。

【請求項2】
銅の含有量は0.5at%以下、銀の含有量は0.4at%以下とすることを特徴とする請求項1記載のアルミニウム合金。

【請求項3】
金を0.005~0.05at%含有することを特徴とする請求項1または2記載のアルミニウム合金。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2009276586thum.jpg
出願権利状態 登録
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