TOP > 国内特許検索 > ネットワークシステム及びネットワークシステムにおけるモジュールへのID付与方法

ネットワークシステム及びネットワークシステムにおけるモジュールへのID付与方法 コモンズ

国内特許コード P100000393
整理番号 E091P08
掲載日 2009年10月23日
出願番号 特願2009-230872
公開番号 特開2011-082621
登録番号 特許第5305525号
出願日 平成21年10月2日(2009.10.2)
公開日 平成23年4月21日(2011.4.21)
登録日 平成25年7月5日(2013.7.5)
発明者
  • 五十嵐 健夫
  • 稲見 昌彦
  • 福地 健太郎
  • 杉本 麻樹
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ネットワークシステム及びネットワークシステムにおけるモジュールへのID付与方法 コモンズ
発明の概要 【課題】同じIDを有する複数のモジュール同士のみで情報の伝達が可能となるネットワークシステムにおいて、使用者が自ら、直感的で容易にホームオートメーションのネットワークシステムを構築することが可能となる技術を提供する。
【解決手段】同じIDを有する複数のモジュール同士のみで情報の伝達が可能となるネットワークシステムにおいて、各モジュールに、IDが電気的に設定され且つIDが外部から視覚的に区別可能なID付与部材を取り付けることで、各モジュールにIDが付与されるようにした。具体的には、刺激反応モデルをベースとして、予めIDが設定されたピンをモジュールに設けられたスロットに差し込むことでIDを付与する。またピンのノブの色によってピンに設定されているIDを識別可能とした。
【選択図】図6
従来技術、競合技術の概要


近年、主に住居における各機器の動作を自動化して住人の活動をアシストするホームオートメーションの概念が、ユビキタスコンピューティング技術の普及に伴って提唱されるようになった。上記ホームオートメーションは、一般的に多くのスイッチ、センサ、カメラ、アクチュエータ、電気機器がネットワークで結合され、サーバにより制御されることで実現される。



ここで、ホームオートメーションのインテリジェンス化を可能にするアプローチとしては、二方向からのアプローチが存在すると言われている。一つは、専門家がその高度な知識及び経験に基づいてシステムを構築することであるが、このアプローチにおいては、専門家が住人の要求や建物の構造の情報を前もって熟知することが前提となる。この前提が崩れた場合には、専門家が構築したシステムは必ずしも住人が要求するものに合致するとは限らない。また、住人はシステムが一旦構築された後にも、継続的にシステムの変更を要求する場合がある。その場合には、システム変更の度に専門家の助けが必要となる。(例えば、非特許文献1参照。)



もう一つのアプローチは、自動的に学習し常にユーザ(住人)の要求に適合するようなインテリジェントシステムを実行することである。しかしながら、この場合でもユーザの要求に対して最適でないシステムが構築された場合には、ユーザが著しい不快感を覚える不都合がある。(例えば、非特許文献2参照。)



また、システムが自動的に機器を作動させるのではなく、システムは、生活環境を制御する方法についての情報をユーザに与えるのみとするアプローチも提案されている。(例えば、非特許文献3を参照。)しかしながら、このアプローチでは、住人が不在の場合はホームオートメーションの恩恵を受けることが困難になる。



このようなことから、ホームオートメーションがユーザの要求を高いレベルで満たすためには、ホームオートメーション及び住居の使用が開始された後にも、ユーザによってホームオートメーションの仕様が柔軟に変更できるようにすることが望ましい。しかしながら、従来、住居やビルに敷設されている電灯や空調設備などの電気機器においては、スイッチやボタンなどその制御用入力装置と電気機器との関係は固定されている。



例えば、電灯の点灯/消灯を制御するスイッチは個々の電灯と直結されており、その位
置や関係は敷設時に固定され、家屋完成後に関係を変更することは困難である。この不都合を解消するための取り組みもあるが、いずれも、その設定を変更するに当たっては、コンピュータ画面を使用してユーザがプログラミングしたりダイヤルによる設定を必要としたりなど、ユーザが直感的に容易に変更できるというものではなかった。

産業上の利用分野


本発明は、主に家庭用の制御装置や電気機器同士をネットワークにより接続し、各制御装置と電気機器とを連動可能とするネットワークシステム及び、該ネットワークにおいて各制御装置や電気機器に対するIDを付与する際のID付与方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
所定の入力が行われることで情報を発信する入力モジュール、及び、前記入力モジュールから発信された情報を受信することで、該情報に応じた動作を行う出力モジュール、を少なくとも含む複数のモジュールと、
前記モジュール同士を情報伝達可能に接続するネットワークを形成する情報通信手段と、
を有し、同一のIDを付与されたモジュール同士のみで前記情報伝達を可能とするネットワークシステムであって、
固有のIDが設定され該固有のIDが外部から視覚的に区別可能であり、前記モジュールに外部から取り付けられ電気的に接続されることで、接続された前記モジュールにIDを付与可能なID付与部材をさらに有し、
前記入力モジュールは、前記ID付与部材により付与された自身のIDと、前記所定の入力に基づき生成したON、OFF、又はボリュームの制御信号とを含むパケットを、前記情報として、前記ネットワーク上に送出し、
前記出力モジュールは、前記ネットワーク上を流れるパケットを解析し、前記ID付与部材により付与された自身のIDと同じIDを含むパケットを自身宛の情報として受信し、該自身宛の情報として受信したパケットに含まれるON、OFF、又はボリュームの制御信号に応じた動作を実行することを特徴とするネットワークシステム。

【請求項2】
前記ID付与部材は、使用者が把持可能な把持部と、情報の伝達可能なコネクタ部とを有し、
前記モジュールには、前記ID付与部材のコネクタ部と電気的に接続可能なコネクタ受部が設けられ、
前記把持部には前記ID付与部材に予め設定されたIDの区別が可視的に表示され、
前記ID保持部材のコネクタ部を前記モジュールのコネクタ受部に接続することで、前記ID付与部材に設定されたIDを前記入モジュールに付与することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。

【請求項3】
前記ID付与部材のコネクタ部は前記把持部に固定されたプラグであり、該把持部は、その色彩により前記設定されたIDを区別可能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。

【請求項4】
前記ID付与部材のコネクタ部は前記把持部に固定されたプラグであり、該把持部は、その形状により前記設定されたIDを区別可能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。

【請求項5】
前記ネットワークは無線通信で形成されるネットワークであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のネットワークシステム。

【請求項6】
前記ネットワークは有線の電力線通信で形成されるネットワークであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のネットワークシステム。

【請求項7】
前記モジュールは、前記ネットワークに接続され、前記ネットワーク上の情報を受信し所定の加工を施した後に該ネットワーク上に発信可能な中間モジュールをさらに含み、
該中間モジュールは、
受信用のID付与部材と発信用のID付与部材とが別々に取り付けられることで受信側のIDと発信側のIDと独立に設定可能であり、
受信側のIDとして前記入力モジュールと同一のIDが付与されるとともに発信側のIDとして前記出力モジュールと同一のIDが付与されることで、前記入力モジュールから発信された情報を受信し所定の加工を施した後に前記出力モジュールに対して発信可能としたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のネットワークシステム。

【請求項8】
前記複数のモジュールのうち少なくとも一部については、前記ID付与部材の取り付けの如何に拘らず、いずれかの前記ID付与部材に設定されたIDと同一のIDが設定されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のネットワークシステム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2009230872thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 五十嵐デザインインタフェース 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close