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バリアフィルムの水蒸気透過率測定器及び測定方法

国内特許コード P100000419
整理番号 NI0800052
掲載日 2009年11月20日
出願番号 特願2009-042415
公開番号 特開2010-197218
登録番号 特許第5283177号
出願日 平成21年2月25日(2009.2.25)
公開日 平成22年9月9日(2010.9.9)
登録日 平成25年6月7日(2013.6.7)
発明者
  • 伊東 栄次
  • 宮入 圭一
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 バリアフィルムの水蒸気透過率測定器及び測定方法
発明の概要

【課題】 バリアフィルム以外から感湿膜に侵入する水分による無用な誤差要因を排除して測定精度を高め、極微量な水分であっても高い精度で測定可能にするとともに、コストアップ及びサイズアップを回避する。
【解決手段】 感湿膜3及びこの感湿膜3の両面3u,3dにそれぞれ面接触する一対の電極層4u,4dを有するとともに、感湿膜3の一方の面3dを基板5の上面5uに付設した水分センサ部2と、感湿膜3の他方の面3uに直接又は樹脂層6rを介して他方の面Fsを重ねたバリアフィルムFの一方の面Ffの全部又は一部を除き、当該バリアフィルムFから基板5の上面5uの間における少なくとも感湿膜3の側方を覆う樹脂被覆部6とを備える。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


一般に、商品の包装(袋)等に用いられるバリアフィルムは、一定水準以上の防湿性が要求され、この水蒸気透過率(防湿性)の優劣は、包装される食品や電子部品等の商品の品質や寿命などにも直接影響する。したがって、この種のバリアフィルムの水蒸気透過率を正確に評価(測定)することは重要な課題となる。



このため、従来よりバリアフィルムの防湿性(水蒸気透過率)を測定(評価)する防湿性測定装置も知られており、既に、本出願人もバリアフィルムの透湿度を測定する際に用いて好適な透湿度測定装置を提案した(特許文献1)。この透湿度測定装置は、絶縁基板上に下部電極膜、下部電極膜の少なくとも一部を覆うように吸湿性膜、及び下部電極膜の少なくとも一部と吸湿性膜を挟んで面的に対向し、かつ下部電極膜とは絶縁された上部電極膜を有し、下部電極膜と上部電極膜との間に容量計が接続され、吸湿性膜を覆う被測定試料膜の透湿度を容量計により測定するようにしたものであり、これにより、薄膜の透湿度を精度よく測定することができる。

産業上の利用分野


本発明は、各種バリアフィルムの水蒸気透過率を測定する際に用いて好適なバリアフィルムの水蒸気透過率測定器及び測定方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
所定の湿度雰囲気中に一方の面を臨ませた被測定用のバリアフィルムの他方の面側に配した水分センサ部により当該バリアフィルムの水蒸気透過率を測定するバリアフィルムの水蒸気透過率測定器において、感湿膜及びこの感湿膜の両面にそれぞれ面接触する一対の電極層を有し、かつ前記感湿膜の一方の面を基板の上面に付設した水分センサ部と、前記感湿膜の他方の面に直接又は樹脂層を介して他方の面を重ねた前記バリアフィルムの一方の面の全部又は一部を除き、当該バリアフィルムから前記基板の上面の間における少なくとも前記感湿膜の側方を覆う樹脂被覆部とを備えるとともに、前記基板として、透明性を有するガラス基板を用い、かつ少なくとも前記感湿膜と前記基板間に配する電極層として、当該ガラス基板上に形成したITO電極(透明電極)を用いることを特徴とするバリアフィルムの水蒸気透過率測定器。

【請求項2】
前記感湿膜は、フッ素化ポリイミド膜を用いることを特徴とする請求項1記載のバリアフィルムの水蒸気透過率測定器。

【請求項3】
前記バリアフィルムの大きさは、前記感湿膜の大きさよりも大きく形成することを特徴とする請求項1又は2記載のバリアフィルムの水蒸気透過率測定器。

【請求項4】
所定の湿度雰囲気中に一方の面を臨ませた被測定用のバリアフィルムの他方の面側に配した水分センサ部により当該バリアフィルムの水蒸気透過率を測定するに際し、感湿膜及びこの感湿膜の両面にそれぞれ面接触する一対の電極層を有し、かつ前記感湿膜の一方の面を基板の上面に付設した水分センサ部を使用し、前記感湿膜の他方の面に、前記バリアフィルムの他方の面を直接又は樹脂層を介して重ね、当該バリアフィルムの一方の面の全部又は一部を除き、当該バリアフィルムから前記基板の上面の間における少なくとも前記感湿膜の側方を樹脂被覆部により覆うとともに、前記基板として、透明性を有するガラス基板を用い、かつ少なくとも前記感湿膜と前記基板間に配する電極層として、当該ガラス基板上に形成したITO電極(透明電極)を用い、前記バリアフィルムの一方の面を所定の湿度雰囲気中に臨ませることにより当該バリアフィルムの水蒸気透過率を測定することを特徴とするバリアフィルムの水蒸気透過率測定方法。

【請求項5】
前記バリアフィルムの他方の面に、前記樹脂被覆部を形成する樹脂を塗布し、この樹脂を塗布した前記バリアフィルムの面を、前記感湿膜の他方の面に重ねて加圧することにより前記樹脂被覆部を形成することを特徴とする請求項4記載のバリアフィルムの水蒸気透過率測定方法。

【請求項6】
前記樹脂被覆部を形成する樹脂は、光硬化樹脂を用いることを特徴とする請求項4又は5記載のバリアフィルムの水蒸気透過率測定方法。
産業区分
  • 試験、検査
  • 食品
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009042415thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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