TOP > 国内特許検索 > 細胞凝集塊誘導ペプチド、及びその細胞凝集塊誘導ペプチドを用いた細胞凝集塊の形成方法

細胞凝集塊誘導ペプチド、及びその細胞凝集塊誘導ペプチドを用いた細胞凝集塊の形成方法 新技術説明会 実績あり

国内特許コード P100000425
掲載日 2009年11月20日
出願番号 特願2009-168070
公開番号 特開2011-020961
登録番号 特許第5498734号
出願日 平成21年7月16日(2009.7.16)
公開日 平成23年2月3日(2011.2.3)
登録日 平成26年3月14日(2014.3.14)
発明者
  • 平野 義明
出願人
  • 学校法人 関西大学
発明の名称 細胞凝集塊誘導ペプチド、及びその細胞凝集塊誘導ペプチドを用いた細胞凝集塊の形成方法 新技術説明会 実績あり
発明の概要 【課題】細胞培養系に添加するだけで、細胞凝集塊を形成することができる、細胞凝集塊誘導用ペプチド、及びその細胞凝集塊誘導用ペプチドを用いた細胞凝集塊の形成方法を提供することを課題とする。
【解決手段】リシンとプロリンを、次式(1)で示すように構成繰り返し単位として細胞凝集塊誘導用ペプチドに含むことを特徴とする。
(Lys-Pro)n ・・・(1)
(ただし、nは9以上、30以下の整数である。)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



一般に、ディッシュやマルチウェルプレート等の一般的な培養容器を使用して細胞を培養する場合、細胞は容器表面に接着・伸展し、敷石状に増殖するが、そのような培養方法では基材からの影響や細胞間のインタラクションが不足することによって、本来その細胞が生体内において有している機能を発現しない場合がある。その様な機能を発現させるために、三次元培養と呼ばれる、細胞をより生体内に近い凝集塊(スフェロイド)の状態にして培養する方法が知られている。





従来、このような三次元培養により細胞凝集塊を誘導する技術としては、下記非特許文献1に記載されているように、ハンギングドロップ法、容器底部の非接着表面を用いた方法、旋回培養法、3次元スカフォールド法、遠心法等が採用されている。ハンギングドロップ法は、水滴状に垂れ下げた培養液の中で細胞を培養する方法であり、マルチウェルプレート等の蓋の各ウェル上に細胞を含む培養懸濁液を液滴となるようにスポッティングし、マルチウェルプレートにかぶせて培養する方法である。このようなハンギングドロップ法は、たとえば下記非特許文献2、3等に記載されている。





また、容器底部の非接着表面を用いた方法は、培養ディッシュ等の容器底部に超親水性処理を施して非接着表面とする技術であり、そのような技術として、たとえば下記特許文献1のような特許出願がなされている。





その他、旋回培養法、3次元スカフォールド法、遠心法等の方法も採用されているが、上記ハンギングドロップ法や容器底部の非接着表面を用いた方法も含め、これら各種の方法は、いずれも物理的な手法であるため、細胞凝集塊の作成方法の検討や、細胞凝集塊の大きさ等をコントロールすることが困難であった。いずれにしても、化学物質を添加するだけで細胞凝集塊を作成する手法は未だに見出されていない。

産業上の利用分野



本発明は、細胞凝集塊誘導ペプチド、及びその細胞凝集塊誘導用ペプチドを用いた細胞凝集塊の形成方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
Lys-Proを構成繰り返し単位とする重合度が8のペプチド、9のペプチド、10のペプチド、11のペプチド、12のペプチド、13のペプチド、14のペプチド、15のペプチド、及び16のペプチドの混合物であることを特徴とする細胞凝集塊誘導用ペプチド。

【請求項2】
請求項1記載の細胞凝集塊誘導用ペプチドを、培養細胞の培地に添加して細胞凝集塊を形成することを特徴とする細胞凝集塊の形成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close