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細胞特異的ペプチド及びその用途 コモンズ

国内特許コード P100000437
整理番号 NU-0286
掲載日 2009年12月4日
出願番号 特願2009-195728
公開番号 特開2011-046637
登録番号 特許第5664992号
出願日 平成21年8月26日(2009.8.26)
公開日 平成23年3月10日(2011.3.10)
登録日 平成26年12月19日(2014.12.19)
発明者
  • 本多 裕之
  • 大河内 美奈
  • 加藤 竜司
  • 蟹江 慧
  • 趙 瑛梓
  • 成田 裕司
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 細胞特異的ペプチド及びその用途 コモンズ
発明の概要 【課題】特定の細胞の制御に有用な、細胞特異性に優れたペプチド及びその用途を提供することを課題とする。
【解決手段】内皮細胞特異的ペプチド、平滑筋細胞特異的ペプチド及び線維芽細胞特異的ペプチドが提供される。これらのペプチドは体内埋込型医療器具に適用可能である。開示されるペプチドの一部はコラーゲンIVに由来する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


日本人の死因の第2位は心疾患である。米国においては、半世紀の間心疾患が死因の第1位であり、世界的にも心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患に苦しむ患者数は非常に多い。虚血性心疾患に対して、ステントと呼ばれる金属チューブを血管内に留置することによる、血栓や狭窄の治療が行われている。通常のステントについては留置後、血栓の形成や周囲組織の繊維化による再狭窄が多数報告されていたが、2004年3月に厚労省が認可した薬剤溶出ステント(DES:Drug Eluting Stent。例えば非特許文献1を参照)は再狭窄の発生を低減する効果を示し、心疾患治療の現場を変えた。しかし、DESが遅発性ステント血栓症を起こした例が報告されている。この血栓症の原因は、ステントの血管内壁への不十分な拡張や、細胞増殖抑制薬剤による不十分な内皮細胞の増殖、ポリマーに対するアレルギー反応等であり、DESに代わる新たなステントの素材・抗血栓剤の開発が急務となっている。



現在でも様々なステントの開発が行われており、新たな薬剤としてバイオリムスA9を用いたステント(Nobori; Terumo, Japan)や循環内皮前駆細胞(EPCs)表面抗原に特異的な抗体(CD34)で覆った血管内皮前駆細胞捕捉ステント(GenousTM Bio-engineered R stent TM; Orbus Neich, フロリダ州、米国)や生体適合性ポリマーで作られたPLLA(Poly-L-Lactic acid)ステント(Igaki-Tamai; 株式会社 京都医療設計、日本)などが注目されている。



一方、ステントの表面にペプチドを被覆することにより、内皮前駆細胞を特異的に吸着・接着させて再狭窄を抑制する技術が開発されている(特許文献1)。また、インプラントの表面にペプチドを被覆することも提案されている(特許文献2)。

産業上の利用分野


本発明はペプチド及びその用途に関する。詳しくは、特定の細胞に対して特異性を示すペプチド及び当該ペプチドの医療器具への適用などに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
HHH、VVV、TTT、TGA、NNN、KKK、AAA、RRR、YYY、TTT、GAT、GGG、PGH、GQA、QGD、GIG、EKG、KGK、QGF、GMK、GLS、CAG、CNG、KGT、PLG、NRG、CSG、LGL、AVG、GHP、GLI、GVG、GPS、SPG、GPP、GIS、GYL、GEK、QGE、CNY、FPG、GAP、APG、GEC、LPG、GPR、PCG、GDV、IGG、CDG、AVA、FLM、GFD、GTP、GPY、VSG、DGR、GIT、GFL、ASG、GCP、NQG、SGL、GGA、PDG、QAL、GLK、GSP、GEP、GNS、AKG、DGY、TGP、VGP、SLW、AAG、AGA、ARG、GRD、EGF、GSC、PGQ、HSQ、EAP、RGP、PGD、CNI、GFG、GPT、GDQ、KGE、PFI、QGP及びSYWからなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列を有する、細胞特異的ペプチドをその表面に露出する状態で含有する、体内埋込型医療器具。

【請求項2】
体内埋込型医療器具がステント又は人工血管である、請求項に記載の体内埋込型医療器具。

【請求項3】
HHH、VVV、TTT、TGA、KKK、AAA、PGH、GQA、QGD、GIG、EKG、KGK、QGF、GMK、GLS、CAG、CNG、KGT、PLG、NRG、CSG、LGL、AVG、GHP、GLI、GVG、GPS、SPG、GPP、GIS、GYL、GEK、QGE、CNY、FPG、GAP、APG、GEC、LPG、GPR、PCG、GDV、IGG、CDG、AVA、FLM、GFD、GTP、GPY、VSG、DGR、GIT、GFL、ASG、GCP、NQG、SGL、GGA、PDG、QAL、GLK、GSP、GEP及びGNSからなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列を有し、内皮細胞特異性を示すペプチドをその表面に露出する状態で含有するステント。

【請求項4】
HHH、VVV、TTT、TGA、KKK、AAA、PGH、GQA、QGD、GIG、EKG、KGK、QGF、GMK、GLS、CAG、CNG、KGT、PLG、NRG、CSG、LGL、AVG、GHP、GLI、GVG、GPS、SPG、GPP、GIS、GYL、GEK、QGE、CNY、FPG、GAP、APG、GEC、LPG、GPR、PCG、GDV、IGG、CDG、AVA、FLM、GFD、GTP、GPY、VSG、DGR、GIT、GFL、ASG、GCP、NQG、SGL、GGA、PDG、QAL、GLK、GSP、GEP及びGNSからなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列を有し、内皮細胞特異性を示すペプチドをその内腔表面に露出する状態で含有する人工血管。

【請求項5】
RRR、YYY、TTT、GAT、AKG、DGY、TGP、VGP、SLW、AAG、AGA、ARG、GRD、EGF、GSC、PGQ、HSQ、EAP、RGP、PGD、CNI、GFG、GPT、GDQ、KGE、PFI、QGP及びSYWからなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列を有し、平滑筋細胞特異性を示すペプチドをその外表面に露出する状態で含有する、請求項に記載の人工血管。

【請求項6】
体内埋込型医療器具を製造するための、HHH、VVV、TTT、TGA、NNN、KKK、AAA、RRR、YYY、TTT、GAT、GGG、PGH、GQA、QGD、GIG、EKG、KGK、QGF、GMK、GLS、CAG、CNG、KGT、PLG、NRG、CSG、LGL、AVG、GHP、GLI、GVG、GPS、SPG、GPP、GIS、GYL、GEK、QGE、CNY、FPG、GAP、APG、GEC、LPG、GPR、PCG、GDV、IGG、CDG、AVA、FLM、GFD、GTP、GPY、VSG、DGR、GIT、GFL、ASG、GCP、NQG、SGL、GGA、PDG、QAL、GLK、GSP、GEP、GNS、AKG、DGY、TGP、VGP、SLW、AAG、AGA、ARG、GRD、EGF、GSC、PGQ、HSQ、EAP、RGP、PGD、CNI、GFG、GPT、GDQ、KGE、PFI、QGP及びSYWからなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列を有する、細胞特異的ペプチドの使用。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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