TOP > 国内特許検索 > 2値化画像への情報埋め込み方法及び読み出し方法

2値化画像への情報埋め込み方法及び読み出し方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P100000470
整理番号 P11-033
掲載日 2009年12月25日
出願番号 特願2009-187298
公開番号 特開2011-041055
登録番号 特許第5487424号
出願日 平成21年8月12日(2009.8.12)
公開日 平成23年2月24日(2011.2.24)
登録日 平成26年3月7日(2014.3.7)
発明者
  • 茅 暁陽
  • 丸山 哲平
出願人
  • 国立大学法人山梨大学
発明の名称 2値化画像への情報埋め込み方法及び読み出し方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】元画像の形を壊さずに情報の埋め込みを行い、また、元画像情報を必要とせずに埋め込みデータを検出できる。
【解決手段】画像全体を所定のブロック単位で走査し、前記ブロック単位の中心画素の明暗を反転させたときの当該ブロック単位の滑らかさと連結性とから当該ブロックの可変度を算出し、前記可変度が所定の得点以上であれば、前記ブロックを情報埋め込みブロックと特定し、埋め込みブロックの中心画素列からなる埋め込み情報ビット列を作成し、前記情報埋め込みビット列の明暗と、埋め込みたい情報ビット列とを比較し、一致しないビットについては、前記情報埋め込みビットを反転させて、前記画像に2値情報を埋め込み、前記画像の外側に所定のパティングを設け、前記パティングの4角に方向検出用の所定の画素からなる方向検出用スペースを配置する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



現在最も普及しているQRコードは、白黒のマトリックスであり形を変えることが出来ず、コード自体には画像としての意味がないため、オリジナリティ、デザイン性に欠け、余分なスペースを必要とする。そこで、何色か使用でき、多少デザイン可能な2次元コードであるカラーコードの利用も見られるようになってきている。カラーコードは5×5のマトリックスに4色を配置し、そのパターンから番号を読み取り、サーバに予め登録されたURLを取得するものである。QRコードよりはデザイン性に長けているが、使える色と色の位置が決まっているため満足のいくデザインが得られるとは限らない。





一方でそのままのデザインが使えるシステムも開発されているが、これはサーバに登録された画像を検索するという画像検索システムであり、そのものがコードとなる訳ではない。そのため、同じような画像を登録できないという問題や、画像自体を送信するという高い通信コストが発生する。また、写真をほぼそのままの形でコード化したFPcodeというものも開発されている。これは人間の目では変化が目立たない黄色の値を変化させてコード化している。写真をそのまま使えるので有用性があるが、単純な形で、使われている色が少ないものについてはコード化が難しい、色を限定された印刷媒体では使えないという欠点がある。





さらに、画像を画素単位で走査し、ある大きさのブロック内の画素のパターンによって情報を埋め込むかどうかを判断し、そこのパターンを変えることによって埋め込む、という手法もある。その埋め込めるパターンの選択にはいくつかの手法が提案されている(非特許文献1)。この方法は文章画像でのパターンの出現頻度を調べ、高頻度かつ変更が目立たないパターンを選択する。また、Minらは滑らかさと連結性から可変度というものを計算することによって変更しても目立たないパターンを選択する手法を提案している(非特許文献2)。この手法は文章に限定されず、単独の文字や絵柄でもよく、どんな2値画像にも適用できるが、目立たないパターンを選択しているので必然的にエッジ部分に埋め込むことになる。





一方、特許文献1は改ざん防止用の透かし技術である。画像を変更したときの目立ちやすさについては開示されているが、改ざんの特定を行う方法が開示されているのであって、この改ざんの特定を行うには、画素位置が確定できる精度での読み取りを必要とするものである。

産業上の利用分野



本発明は携帯電話で読取り可能な絵柄やロゴなどの単純な形状の2値化画像を用いた画像への情報埋め込みと読み出しに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
画像を2値化画像に変換するステップと、
前記2値化画像へビット情報を埋め込むステップと、
次に前記2値化画像に読み取り時の補助となるフレームを付加するステップと、
を備えたことを特徴とする画像にビット情報を埋め込む方法。

【請求項2】
前記フレームが明および暗が異なる画素を交互に配置したドットフレームであり、前記ドットフレームは四角形の4辺を成し、前記4辺のそれぞれの画素数が奇数であることを特徴とする請求項1に記載の画像にビット情報を埋め込む方法。

【請求項3】
前記ドットフレームの互いに隣り合う2つの辺で形成される4つの角に接した領域である4つの方向検出用スペースを設け、前記方向検出用スペースのうち1つの一部に前記四角形の角の画素と同じ明または暗の画素を方向検出マークとして配置し、他の3つの方向検出用スペースには前記四角形の角の画素とは異なる明または暗の画素のみを配置したことを特徴とする請求項2に記載の画像にビット情報を埋め込む方法。

【請求項4】
前記ドットフレームの4辺に隣接して、前記矩形の4つの角の画素とは異なる明または暗の画素を配置した領域であるパディングを設けたことを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の画像にビット情報を埋め込む方法。

【請求項5】
請求項2から4のいずれかに記載の画像にビット情報を埋め込む方法により前記ビット情報が埋め込まれた画像から前記ビット情報を読み出す方法であり、
前記ビット情報が埋め込まれた前記2値化画像を取込み2値化するステップと、
前記フレームの角を検出するステップと、
前記ビット情報を読み取るステップを備えたことを特徴とするビット情報が埋め込まれた画像からビット情報を読み出す方法。

【請求項6】
前記フレームの角を検出するステップは、
前記2値化した取込み画像の画素の、走査する方向に対して垂直方向の画像の幅の中央に位置するラインを含む複数の画素幅を持つ領域を走査し、前記フレームの4辺のうち向かい合う2辺の一部を検出するステップと、
検出した前記2辺の一部から、前記走査方向とは異なる方向に走査し、前記ドットフレームの角の画素と同一の明または暗の画素を順次特定し、前記特定した画素の並びの終端を前記フレームの角として検出するステップと、
を備えたことを特徴とする請求項5に記載のビット情報が埋め込まれた画像からビット情報を読み出す方法。

【請求項7】
前記ビット情報を読み取るステップは、
前記検出したフレームの4つの角の位置から、前記フレームの4辺の方向に走査し、前記ドットフレームの各ドットを検出するステップと、
向かい合う辺の対応する明または暗のドットをつなぐラインの交点を、前記ビット情報を埋め込んだ画像の画素の位置として特定するステップと、
を備えたことを特徴とする請求項6に記載のビット情報が埋め込まれた画像からビット情報を読み出す方法。

【請求項8】
請求項2から4のいずれかに記載の画像にビット情報を埋め込む方法と、請求項5から7のいずれかに記載のビット情報が埋め込まれた画像からビット情報を読み出す方法による、画像にビット情報を埋め込み及び読み出す方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2009187298thum.jpg
出願権利状態 登録
上記の特許・技術に関心のある方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close