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病理解剖標本所見台設備 新技術説明会

国内特許コード P100000567
掲載日 2010年2月26日
出願番号 特願2009-213557
公開番号 特開2011-062251
登録番号 特許第5476550号
出願日 平成21年9月15日(2009.9.15)
公開日 平成23年3月31日(2011.3.31)
登録日 平成26年2月21日(2014.2.21)
発明者
  • 入江 豊
  • 立花 克郎
  • 平川 一憲
出願人
  • 学校法人福岡大学
  • 平川 一憲
発明の名称 病理解剖標本所見台設備 新技術説明会
発明の概要 【課題】既設の解剖実習室や教室に大きい変更を加えることなく、また、密閉された部屋全体を換気することなく、病理・解剖標本を処理したホルマリンなどの防腐薬剤から所見台上に発生するホルムアルデヒドを所見台上から効率良く低減することができるとともに、容易に持ち運びできる病理解剖標本所見台設備を提供する。
【解決手段】ホルムアルデヒド中和剤を霧化して病理解剖標本所見台2の上方から病理解剖標本所見台2へ向けて噴霧する中和剤噴霧装置1と、病理解剖標本所見台2の台板9に中和剤のミストとホルマリン含有空気を吸引する吸引用小孔10が多数設けられ、台板9の裏側に、裏側の全面を覆う吸引箱3が設けられ、吸引箱3はファン11を備えた吸引装置4に接続され、吸引箱3内には乱気流発生装置13が配置されている病理解剖標本所見台設備。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



医学生、看護学生が行う解剖実習・見学においては、病理解剖標本所見台に載せられた遺体はホルマリンで防腐処理がなされているので、ホルマリン処理された遺体から発生するホルムアルデヒドが発散し、このホルムアルデヒドが解剖実習生や関係者に悪影響を及ぼす。その上、小規模な部屋での標本観察ではホルムアルデヒド濃度が異常に高くなり、観察者や近くにいる者の健康に悪影響を及ぼすという問題がある。なお、標本所見台というのは、ホルマリン処理された標本を含め解剖・観察するために検体を載置して病理解剖実習・見学を行う器具をいう。なお、ホルマリンはホルムアルデヒドを含有する溶液である。従って、所見台においては、主としてホルムアルデヒドが空気中に発散される。





解剖実習・見学においては、ホルムアルデヒドの空気中への発散量が多いので、窓を開放したり、換気扇で室外に空気を送り出したりしているが、空調による冷房などの効果が低下し、実習環境が低下する問題が指摘されている。前記問題点を解決するため、各種の方法や装置が提案されている。





特許文献1には、解剖室全体の空気を換気する場合、解剖室の空気中に含まれるホルムアルデヒドを酸化チタン等の光触媒によって分解した後、室外に排気する方法・装置が記載されている。





また、特許文献2には、4 台の解剖台毎にそれらの解剖台の中央に配置されて、解剖台周辺のガスを吸引し、吸引した空気中のホルムアルデヒドをフィルターで除去するとともに、オゾン滅菌装置や紫外線ランプで滅菌を行う装置が記載されている。





また、特許文献3には、ミョウバン、アミノ酸系又は尿素系を水で希釈したホルムアルデヒド分解除去剤又は脱臭剤を超音波霧化器により霧化し、空気中に噴霧し、空気中のホルムアルデヒド濃度又は臭気を低減すること、及び噴霧時間帯により該霧化器に連動する連続及び間歇制御タイマーで連続から間歇的まで噴霧時間と噴霧間隔を任意に選択してホルムアルデヒド分解除去することが記載されている。

産業上の利用分野



本発明は、病理解剖標本所見台上の有害ガスの除去に関し、特に、病理・解剖実習における、ホルムアルデヒドないしホルマリンによる人体への影響を解消ないし軽減する病理解剖標本所見台設備に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ホルムアルデヒド中和剤を霧化して病理解剖標本所見台の上方から病理解剖標本所見台へ向けて噴霧する中和剤噴霧装置と、病理解剖標本所見台の台板に中和剤のミストとホルマリン含有空気を吸引する吸引用小孔が多数設けられ、台板の裏側に、裏側の全面を覆う吸引箱が設けられ、前記吸引箱はファンを備えた吸引装置に接続されている病理解剖標本所見台設備において、
前記吸引箱内に乱気流発生装置が配置されていることを特徴とする病理解剖標本所見台設備。

【請求項2】
前記中和剤噴霧装置が超音波噴霧装置であることを特徴とする請求項1記載の病理解剖標本所見台設備。

【請求項3】
前記乱気流発生装置は、吸引側に末広がりの漏斗形状の円筒が数枚同心円状に間隔をおいて配置されていることを特徴とする請求項1記載の病理解剖標本所見台設備。

【請求項4】
前記乱気流発生装置は、漏斗形状の円筒が交互に上下逆さまに間隔をおいて配置されていることを特徴とする請求項1記載の病理解剖標本所見台設備。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009213557thum.jpg
出願権利状態 登録
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