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電気伝導体およびその形成方法 新技術説明会

国内特許コード P100000585
整理番号 NI0800106
掲載日 2010年3月19日
出願番号 特願2009-104089
公開番号 特開2010-257643
登録番号 特許第5435549号
出願日 平成21年4月22日(2009.4.22)
公開日 平成22年11月11日(2010.11.11)
登録日 平成25年12月20日(2013.12.20)
発明者
  • 石渡 勉
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 電気伝導体およびその形成方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】簡便な方法で電気部品または電子部品の金属箇所同士を連結することができ、その連結されている金属間が、堅固な接合であって、低温加熱処理による金属化によって優れた導電性を有する電気伝導体および電気伝導体の形成方法を提供する。
【解決手段】電気伝導体は、電気部品を連結する電気配線材料であって、該電気部品の金属間を金属メルカプチドで結合した接合部が、加熱され溶媒除去、還元されることで金属化していることを特徴とする。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


エレクトロニクス産業の発達に伴い、パーソナルコンピューター、携帯情報端末、テレビなどの様々な電子機器が生産されており、それらの電子機器には電子回路が内蔵されている。



電子回路は、電子素子などの電子部品を電気伝導体で接着して形成されているものであり、例えば、プリント配線板やモジュール基板などの電子回路基板である。



電気伝導体として、電気部品または電子部品を強固に接着させることができ、かつ優れた導電性を有することからPb-Sn系はんだが汎用されている。しかし、電子回路基板などを内蔵している電子機器を屋外に放置、または廃棄処分した際に、酸性雨により電子部品のはんだ付け材料から鉛が溶出し、地下水を汚染するなどの問題を生じた。



現在、鉛を含有しない、SnAgCu系、SnZnBi系、SnC系などの鉛フリーはんだが開発されており、鉛含有はんだから鉛フリーはんだへの切り替えが進んでいる。鉛フリーはんだは、鉛による環境汚染を防止することができるが、鉛含有のはんだ付けに比べて高い融点であるため、素子の破壊や劣化などの問題を有している。



また、電気伝導体として、はんだ以外に、固着させる樹脂と導電性金属粒子とを混合させた導電性接着剤が使用されている(特許文献1)。一般的に、導電性接着剤は、はんだ付けに比べて接合温度が低いため、熱による電気部品または電子部品への影響を抑えることができる利点を有するが、その接合力が弱いことや導電性が低いことなどの問題も有する。



耐熱性の低い電気部品または電子部品に対する熱影響が少なく、さらに優れた導電性を有し、堅固な接合力を有する電気伝導体が望まれている。

産業上の利用分野


本発明は、電気配線材料として使用可能であって、金属材料の金属間を接合する電気伝導体およびその形成方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
電気部品または電子部品を連結する電気配線材料であって、該電気部品または該電子部品の金属間を金属メルカプチドで結合した接合部が、加熱され溶媒除去、還元されることで金属化していることにより、該電気部品または該電子部品の金属間が、直接接着されていることを特徴とする電気伝導体。
【請求項2】
前記金属メルカプチドが、塩化金酸、硝酸銀、塩化銅、塩化白金酸から選ばれる金属塩とメルカプタンとを含有していることを特徴とする請求項1に記載の電気伝導体。
【請求項3】
前記メルカプタンが、アルカンチオール、水酸基含有チオール、ケトン基含有チオール、カルボキシル基含有チオール、ピリジル基含有チオール、スルフィド基含有チオール、エーテル基含有チオール、アミノ基含有チオール、メルカプト基含有アゾール化合物から選ばれる疎水性チオール化合物であることを特徴とする請求項2に記載の電気伝導体。
【請求項4】
前記メルカプタンが、水酸基含有チオール、ケトン基含有チオール、カルボキシル基含有チオール、ピリジル基含有チオール、スルフィド基含有チオール、エーテル基含有チオール、アミノ基含有チオール、メルカプト基含有アゾール化合物から選ばれる親水性チオール化合物であることを特徴とする請求項2に記載の電気伝導体。
【請求項5】
電気部品または電子部品の金属間を金属メルカプチドで結合し、加熱して溶媒除去、還元することにより金属化して、該電気部品または該電子部品の金属間を直接接着することを特徴とする電気伝導体の形成方法。
【請求項6】
前記金属メルカプチドが、塩化金酸、硝酸銀、塩化銅、塩化白金酸から選ばれる金属塩とメルカプタンとを含有していることを特徴とする請求項5に記載の電気伝導体の形成方法。
【請求項7】
前記メルカプタンが、アルカンチオール、水酸基含有チオール、ケトン基含有チオール、カルボキシル基含有チオール、ピリジル基含有チオール、スルフィド基含有チオール、エーテル基含有チオール、アミノ基含有チオール、メルカプト基含有アゾール化合物から選ばれる疎水性チオール化合物であることを特徴とする請求項6に記載の電気伝導体の形成方法。
【請求項8】
前記メルカプタンが、水酸基含有チオール、ケトン基含有チオール、カルボキシル基含有チオール、ピリジル基含有チオール、スルフィド基含有チオール、エーテル基含有チオール、アミノ基含有チオール、メルカプト基含有アゾール化合物から選ばれる親水性チオール化合物であることを特徴とする請求項6に記載の電気伝導体の形成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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