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抗真菌性化合物 新技術説明会

国内特許コード P100000600
掲載日 2010年3月19日
出願番号 特願2009-189557
公開番号 特開2010-070547
登録番号 特許第5594755号
出願日 平成21年8月18日(2009.8.18)
公開日 平成22年4月2日(2010.4.2)
登録日 平成26年8月15日(2014.8.15)
優先権データ
  • 特願2008-209933 (2008.8.18) JP
発明者
  • 光富 勝
  • 上田 敏久
  • 関 清彦
  • 安藤 祥司
出願人
  • 国立大学法人佐賀大学
発明の名称 抗真菌性化合物 新技術説明会
発明の概要 【課題】新たな抗真菌化合物を提供する。
【解決手段】Phe-Gly-Tyrおよび/またはSer-Gln-Pheで示されるアミノ酸配列を含む3~5個のアミノ酸残基のアミノ酸配列からなるペプチドもしくはその誘導体またはそれらの塩。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



抗真菌性化合物として、イミダゾール系化合物やジフェニール系化合物の他、抗真菌性ペプチド、および抗真菌性タンパク質・酵素が知られている。このうち、イミダゾール系化合物やジフェニール系化合物は、食品衛生法で防カビ剤として承認されているものや、薬事法で水虫治療薬として承認されているものなどが多数あり、抗真菌剤として現在一般的に使用されている化合物である。抗真菌性ペプチドには、例えばAmaranthus caudatus(ヒモゲイトウ)の種子から単離されたAc-AMP1(配列番号1)がある。また、Ac-AMP1のC末端にアルギニン残基が付加したペプチドであるAc-AMP2(配列番号2)も知られている。Amaranthus caudatusの種子は、トウモロコシやジャガイモなどと共に古くから南米で食用として利用されてきた。Amaranthus caudatusの種子は栄養豊富な優れた機能性食材として評価されている。Ac-AMP1やAc-AMP2はキチンに対して可逆的に結合するペプチドである。キチンは、糸状菌細胞壁や昆虫表皮の主要構成成分の一つであるが植物や高等動物に存在しないため、キチンに結合するAc-AMP1は植物や高等動物に及ぼす影響が少ないとされている。この他の抗真菌性ペプチドとして、L-アルギニン-X-L-フェニルアラニン(Xは、置換されたフェニル基を持つ不特定のアミノ酸である)や、L-アルギニル-DL-t-ブチルグリシニル -L-フェニルアラニンなどのトリペプチドも知れられている(特許文献1および2)。

ここで、特許文献3には、所定のアミノ酸配列を有する抗菌性ペプチドの抗菌活性を増加させるために、C末端メチルエステル等のC末端誘導体を製造することが記載されている。

産業上の利用分野



本発明は、抗真菌性化合物、抗真菌性化合物を含有する抗真菌剤、ならびに抗真菌性化合物を含む食品、化粧品および医薬組成物などに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
Phe-Gly-Tyr、Gln-Phe-Gly-TyrおよびSer-Gln-Phe-Gly-Tyrからなる群から選択されるいずれか1つのアミノ酸配列からなるペプチド、もしくは下記式(1)~(3)からなる群から選択されるいずれか1つの式で示される誘導体またはそれらの塩
【化37】


(上記式(1)中、R1~R5は、それぞれ独立して、水素原子またはハロゲン原子を表し、R6は、水素原子またはフェナシル基を表し、R7は、水素原子またはt-ブチルオキシカルボニル基を表す。);
【化38】


(上記式(2)中、R7は、水素原子またはt-ブチルオキシカルボニル基を表し、R8は、アルキル基を表し、Xは、
【化39】


で示されるいずれかの基(式中、R1~R5は、それぞれ独立して、水素原子またはハロゲン原子を表す。)を表す。);
【化40】


(上記式(3)中、R1~R5は、それぞれ独立して、水素原子またはハロゲン原子を表し、R7は、水素原子またはt-ブチルオキシカルボニル基を表し、R8は、アルキル基または芳香族基を表す。)

【請求項2】
Rが、メチル基である、請求項に記載の誘導体またはその塩。

【請求項3】
請求項1または2に記載のペプチドもしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する抗真菌剤。

【請求項4】
請求項1または2に記載のペプチドもしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する飲食品。

【請求項5】
請求項1または2に記載のペプチドもしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する化粧品。

【請求項6】
請求項1または2に記載のペプチドもしくはその誘導体またはそれらの塩を含有する医薬組成物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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