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見守りロボット、見守り方法、及び見守りプログラム 新技術説明会

国内特許コード P100000716
掲載日 2010年6月11日
出願番号 特願2009-195044
公開番号 特開2011-045460
登録番号 特許第5504529号
出願日 平成21年8月26日(2009.8.26)
公開日 平成23年3月10日(2011.3.10)
登録日 平成26年3月28日(2014.3.28)
発明者
  • 山口 亨
  • 高間 康史
  • 中村 耕太
出願人
  • 公立大学法人首都大学東京
発明の名称 見守りロボット、見守り方法、及び見守りプログラム 新技術説明会
発明の概要 【課題】積極的にユーザーに働きかけることによって、ユーザーの状況や動作を把握することができるとともに、把握した状況や動作の認識の精度を高めることができる見守りロボット、見守り方法、及び見守りプログラムを提供すること。
【解決手段】見守りロボット10は、ユーザーの身体情報を取得するユーザー情報入力部13から取得した身体情報とユーザーの意思又は状態とを対応付ける一の基準を作成する基準作成部14を備え、基準作成部14は、取得した身体情報から意思又は状態を分析するユーザー認識部17と、ユーザー認識部17による分析結果をユーザーに確認して意思又は状態を形式化するルール生成部18と、ユーザーと同一又は類似する属性を有する他のユーザーの意思又は状態を表す他の基準を収集するルール収集部20と、他の基準の特徴を抽出して一の基準を修正するデータマイニング部21と、を備えている。
【選択図】図2
産業上の利用分野



本発明は、ユーザーを支援する見守りロボット、見守り方法、及び見守りプログラムに関する。





近年、高齢者の急増に伴い、一人暮らし世帯や高齢者のみの世帯が急増しており地域(在宅)における介護の必要性が高まっている。そこで、従来から行政機関や民間のボランティアによるヘルパー派遣などが行われているが、全国的な人手不足から十分な労働力を確保することが容易ではない状況にある。また、家庭においての在宅介護も家族構成や扶養意識の変化や女性の職場進出や地域社会の変容などにより十分な支援を行うことが難しく、介護者・非介護者双方に大きな負担となっている。さらに、高齢者の家庭内における不慮の事故である、例えば、転倒・転落、溺死・溺水、窒息等が発生した場合には、独居高齢者には致命傷となる。





このような高齢者を中心とした要介護者の増大に伴い、様々な施策が提案されている。そのような状況下、介護を要する状態を引き起こさないために、また,介護を要する状態の進展を防ぎその軽減を図るために自助努力を基軸としつつ、保険・医療・福祉等の視点からなされる多面的なアプローチである介護予防という考え方が広がりつつある。





介護予防の流れとして、(1)健康増進・生活習慣改善、(2)生活習慣病予防・健康診断(検診)、(3)疾病の早期発見・早期医療、(4)早期リハビリ・自助自立、そして、(5)廃用症候予防・寝たきり予防、という順に行われるという見方がある。これによれば、介護予防のためには、正しい生活リズムの維持、自分自身の健康状態に対する自覚、運動機能を維持するリハビリテーションとその持続が必要になる。そして、転倒などの事故を生じたときには、迅速な対応が図られるような見守りが必要になる。





こうした介護予防や見守りをできるだけ人手を介さずに実現するため、様々な方法が提案されている。例えば、特許文献1に示すように、音声認識ならびに音声合成可能なロボットを介してユーザーの在宅健康管理を行うことが提案されている。

特許請求の範囲 【請求項1】
ユーザーの身体情報を取得するユーザー情報入力部から取得した前記身体情報とユーザーの意思又は状態とを対応付けて、ユーザーの属性に応じた一の基準を作成する基準作成部
および
該基準作成部により生成された前記一の基準に基づいてユーザーの意志を把握し、ユーザーの意志が反映され且つ当該ユーザーの属性を反映した、当該ユーザーに最適な生活支援を行う動作処理部を備え、
該基準作成部が、取得した前記身体情報から前記意思又は状態を分析するユーザー認識部と、
該ユーザー認識部による分析結果について蓄積されたデフォルト基準を参照し、その結果分析結果とデフォルト基準とが同一又は類似であった場合に、該分析結果をユーザーの行動と仮判断し、その判断をユーザーに確認し、ユーザーによって確認された判断を基に前記意思又は状態を形式化して前記一の基準を作成するルール生成部を具備し、
前記一の基準に基づいて上記生活支援を行うことを特徴とする見守りロボット。

【請求項2】
前記基準作成部が、
前記一の基準を蓄積するとともに、ユーザーと同一又は類似する属性を有する他のユーザーの前記意思又は状態を表す他の基準を収集するルール収集部と、
前記一の基準と前記の他の基準とを用いて、基準の共通化、最適化を行い、前記一の基準を修正するデータマイニング部と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の見守りロボット。

【請求項3】
前記基準作成部が、前記ユーザーの属性と同一又は類似する属性を有する他のユーザーの前記基準を含む生活パターンから前記属性に最適な生活パターンを抽出するパターンマイニング部を備え、
抽出された前記生活パターンをユーザーに提示する動作処理部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の見守りロボット。

【請求項4】
前記パターンマイニング部が、前記生活パターンを構成する複数の行動パターン毎に前記属性に最適な行動パターンを抽出し、
前記動作処理部が、前記最適な行動パターンをユーザーに提示することを特徴とする請求項に記載の見守りロボット。

【請求項5】
ロボットによるユーザーの見守り方法であって、
ユーザーの身体情報を取得する取得ステップと、
取得した前記身体情報とユーザーの意思又は状態とを対応付けて、ユーザーの属性に応じた一の基準を作成する基準作成ステップと、
前記一の基準に基づいてユーザーの意志を把握し、ユーザーの意志が反映され且つ当該ユーザーの属性を反映した、当該ユーザーに最適な生活支援を行う動作処理ステップ
を備え、
該基準作成ステップが、
取得した前記身体情報から前記意思又は状態を分析するユーザー認識ステップと、
分析結果について蓄積されたデフォルト基準を参照し、その結果分析結果とデフォルト基準とが同一又は類似であった場合に、該分析結果をユーザーの行動と仮判断し、その判断をユーザーに確認し、ユーザーによって確認された判断を基に前記意思又は状態を形式化して前記一の基準を作成するルール生成ステップと、
前記一の基準を蓄積するとともに、ユーザーと同一又は類似する属性を有する他のユーザーの前記意思又は状態を表す他の基準を収集するルール収集ステップと、
前記一の基準と前記の他の基準とを用いて、基準の共通化、最適化を行い、前記一の基準を修正するデータマイニングステップと、
を備えていることを特徴とする見守り方法。

【請求項6】
前記基準が、ユーザーの生活パターン毎に作成され、
前記基準作成ステップが、前記ユーザーの属性と同一又は類似する属性を有する他のユーザーの前記基準を含む生活パターンから前記属性に最適な生活パターンを抽出するパターンマイニングステップと、
抽出された前記生活パターンをユーザーに提示する動作処理ステップと、
を備えていることを特徴とする請求項5に記載の見守り方法。

【請求項7】
前記パターンマイニングステップが、前記生活パターンを構成する複数の行動パターン毎に前記属性に最適な行動パターンを抽出し、
前記動作処理部が、前記最適な行動パターンをユーザーに提示することを特徴とする請求項6に記載の見守り方法。

【請求項8】
前記ルール収集ステップが、インターネットを介して接続された蓄積サーバに蓄積された前記他の基準を収集することを特徴とする請求項5から7の何れか一つに記載の見守り方法。

【請求項9】
コンピュータを介してユーザーを見守るための見守りプログラムであって、
コンピュータを、
ユーザーの身体情報を取得するユーザー情報入力部から取得した前記身体情報とユーザーの意思又は状態とを対応付けて、ユーザーの属性に応じた一の基準を作成する基準作成部として機能させると共に前記一の基準に基づいてユーザーの意志を把握し、ユーザーの意志が反映され且つ当該ユーザーの属性を反映した、当該ユーザーに最適な生活支援を行う動作処理部として機能させ
該基準作成部が、
取得した前記身体情報から前記意思又は状態を分析するユーザー認識部と、
該ユーザー認識部による分析結果について蓄積されたデフォルト基準を参照し、その結果分析結果とデフォルト基準とが同一又は類似であった場合に、該分析結果をユーザーの行動と仮判断し、その判断をユーザーに確認し、ユーザーによって確認された判断を基に前記意思又は状態を形式化して前記一の基準を作成するルール生成部と、
前記一の基準を蓄積するとともに、ユーザーと同一又は類似する属性を有する他のユーザーの前記意思又は状態を表す他の基準を収集するルール収集部と、
前記一の基準と前記の他の基準とを用いて、基準の共通化、最適化を行い、前記一の基準を修正するデータマイニング部と、
として機能させることを特徴とする見守りプログラム。

【請求項10】
前記基準が、ユーザーの生活パターン毎に作成され、
前記基準作成部が、前記ユーザーの属性と同一又は類似する属性を有する他のユーザーの前記基準を含む生活パターンから前記属性に最適な生活パターンを抽出するパターンマイニング部と、
抽出された前記生活パターンをユーザーに提示する動作処理部と、
を備えていることを特徴とする請求項9に記載の見守りプログラム。

【請求項11】
前記パターンマイニング部が、前記生活パターンを構成する複数の行動パターン毎に前記属性に最適な行動パターンを抽出し、
前記動作処理部が、前記最適な行動パターンをユーザーに提示することを特徴とする請求項10に記載の見守りプログラム。

【請求項12】
前記ルール収集部が、インターネットを介して接続された蓄積サーバに蓄積された前記他の基準を収集することを特徴とする請求項9から11の何れか一つに記載の見守りプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009195044thum.jpg
出願権利状態 登録
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