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MXD3遺伝子の発現阻害による肥満の抑制 新技術説明会

国内特許コード P100000749
掲載日 2010年6月18日
出願番号 特願2009-208272
公開番号 特開2011-055755
登録番号 特許第5522435号
出願日 平成21年9月9日(2009.9.9)
公開日 平成23年3月24日(2011.3.24)
登録日 平成26年4月18日(2014.4.18)
発明者
  • 田中 利男
  • 島田 康人
出願人
  • 国立大学法人三重大学
発明の名称 MXD3遺伝子の発現阻害による肥満の抑制 新技術説明会
発明の概要 【課題】 肥満抑制剤の候補物質を同定する方法を提供すること。
【解決手段】 試験物質を細胞と接触させ,細胞におけるMXD3遺伝子の発現を測定し,そして,試験物質と接触させたときに接触させていないときと比較してMXD3遺伝子の発現が抑制されている場合に,その試験物質を肥満抑制剤の候補物質として選択することにより,肥満抑制剤の候補物質を選択する方法が開示される。好ましくは,試験物質と細胞との接触は,ゼブラフィッシュに試験物質を投与することにより行う。この方法により同定された物質は,肥満の抑制剤ならびに中性脂肪の低下剤の有効成分として有用である。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要



肥満は体重や体脂肪が増加した状態であるが,放置すると血管障害,糖尿病,脂質異常症,高血圧症等を発症し重大な合併症により死に至る病態である。食事療法,運動療法,薬物療法,行動療法,外科療法等が試みられているが,治療効果は不十分である。この中でも薬物療法は,現時点で膵臓リパーゼ阻害薬,選択的セロトニン/ノルエピネフリン再取り込み阻害薬,ノルアドレナリン作用薬等,その標的分子が限られており,臨床的効果も限界がある。





従来の治療法には,多くの重大な問題点が認められる。食事療法,運動療法,行動療法などは,有効性において多くの問題点を残している。外科療法は,手術によるリスクや術後の合併症や副作用が問題点となる。薬物療法は限られた薬理ターゲット分子による治療であるため,有効性や副作用に深刻な問題点を残している。今後薬物療法の有効性を改善し,深刻な副作用を軽減するためには,新しい治療遺伝子を標的にした治療戦略の開発が不可欠である。





その発現を阻害することにより肥満を抑制することができるということが発見されている遺伝子としては,MITF(microphthalmia transcription factor)がある。また,肥満に関連した遺伝子として,遺伝子RPL19,POMC,PC2,Prolactin,Leptin Rec.,HSG P25L2G_lが報告されている(WO2001/029071)。

産業上の利用分野



本発明は,肥満抑制剤のスクリーニング方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
肥満抑制剤の候補物質を選択する方法であって,
試験物質を細胞と接触させ,
細胞におけるMXD3遺伝子の発現を測定し,そして,
試験物質と接触させたときに接触させていないときと比較してMXD3遺伝子の発現が抑制されている場合に,その試験物質を肥満抑制剤の候補物質として選択する,
の各工程を含む方法。

【請求項2】
肥満抑制剤の候補物質を選択する方法であって,
ゼブラフィッシュに試験物質を投与し,
MXD3遺伝子の発現を測定し,そして,
試験物質を投与したときに投与していないときと比較してMXD3遺伝子の発現が抑制されている場合に,その試験物質を肥満抑制剤の候補物質として選択する,
の各工程を含む方法。

【請求項3】
MXD3遺伝子に対するアンチセンス・オリゴヌクレオチド,MXD3遺伝子に対するリボザイム,MXD3遺伝子に対するsiRNAからなる群より選択される物質を有効成分として含有する肥満抑制剤。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009208272thum.jpg
出願権利状態 登録
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