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薄片様層状化合物 コモンズ 実績あり

国内特許コード P100000820
整理番号 521-973
掲載日 2010年7月16日
出願番号 特願2009-208349
公開番号 特開2011-056390
登録番号 特許第5470639号
出願日 平成21年9月9日(2009.9.9)
公開日 平成23年3月24日(2011.3.24)
登録日 平成26年2月14日(2014.2.14)
発明者
  • 中川 敬三
  • 杉山 茂
  • 外輪 健一郎
出願人
  • 国立大学法人神戸大学
発明の名称 薄片様層状化合物 コモンズ 実績あり
発明の概要 【課題】本発明は、可視光領域の光吸収性や有機化合物に対する吸着性に優れ、高い光触媒活性を有する薄片様層状化合物と、当該薄片様層状化合物を含む光触媒、および有機化合物に対する吸着剤を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る薄片様層状化合物は、チタン酸結晶層および/またはニオブ酸結晶層並びに界面活性剤層からなるラメラ構造を有し、界面活性剤が両端にアミノ基を有する脂肪族ジアミンであることを特徴とする。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



従来、酸化チタンは比較的毒性が低い上に白色であり、また、特に紫外線により光触媒作用を示すことから、顔料や光触媒として用いられてきた。さらに最近では、酸化チタンからなる薄膜が、キャパシタなどに適用される電子機能性薄膜として開発されている。





かかる薄膜は、例えば特許文献1に示す様に、両親媒性化合物とアルコキシチタン化合物を反応させた上でガラス板に滴下し、乾燥させることにより得た複合膜から両親媒性化合物を抽出することにより得られる。





また、特許文献2には、層状チタン酸化物結晶とポリジメチルジアリルアンモニウムなどのポリマーからなる層が積層した多層薄膜が記載されている。特許文献3には、酸化チタン薄膜とジオクタデシルジメチルアンモニウムなどの有機アンモニウムの層が積層されている多層積層膜が開示されている。





さらに特許文献4および非特許文献1~4には、チタニウムイソプロポキシドとドデカンジアミンとトリエタノールアミンとの混合物を水熱反応に付すことにより多層化合物を得、さらにドデカンジアミンを除去することにより酸化チタンからなるナノチューブやナノプレートなどを製造する技術が記載されている。

産業上の利用分野



本発明は、層状構造を有する薄片様の化合物、並びに当該薄片様層状化合物を含む光触媒および有機化合物に対する吸着剤に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
チタン酸結晶層および/またはニオブ酸結晶層並びに界面活性剤層からなるラメラ構造を有し、界面活性剤が両端にアミノ基を有する脂肪族ジアミンであることを特徴とする薄片様層状化合物。

【請求項2】
チタン酸結晶層および/またはニオブ酸結晶層と、界面活性剤層とが、1層ずつ交互に形成されている請求項1に記載の薄片様層状化合物。

【請求項3】
含窒素ドープ剤を含む請求項1または2に記載の薄片様層状化合物。

【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の薄片様層状化合物を含む光触媒。

【請求項5】
請求項1~3のいずれかに記載の薄片様層状化合物を含む、有機化合物に対する吸着剤。

【請求項6】
チタン酸結晶層および/またはニオブ酸結晶層並びに界面活性剤層からなるラメラ構造を有する薄片様層状化合物を製造するための方法であって、
溶媒に、チタンアルコキシド化合物および/またはニオブアルコキシド化合物と、両端にアミノ基を有する脂肪族ジアミンである界面活性剤を添加する原料混合工程、並びに、
上記原料混合工程で得られた反応混合液を、密閉容器中、100℃以上、250℃以下で水熱反応に付す水熱反応工程を含み、
上記原料混合工程において、界面活性剤に対するチタンアルコキシド化合物および/またはニオブアルコキシド化合物の使用量を、モル比率で0.1倍以上、2.5倍以下とすることを特徴とする製造方法。

【請求項7】
上記原料混合工程において、さらに窒素ドープ剤を添加する請求項6に記載の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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