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水性蛍光塗料用蛍光材料およびその製造方法 新技術説明会

国内特許コード P100000829
掲載日 2010年7月23日
出願番号 特願2010-029573
公開番号 特開2011-162728
登録番号 特許第5431995号
出願日 平成22年2月13日(2010.2.13)
公開日 平成23年8月25日(2011.8.25)
登録日 平成25年12月13日(2013.12.13)
発明者
  • 米沢 晋
  • 高島 正之
  • 金 在虎
  • 横山 周平
出願人
  • 国立大学法人福井大学
発明の名称 水性蛍光塗料用蛍光材料およびその製造方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】廃棄物として処理されていた貝殻を原料として有効利用し、例えば、塗料などに好適に使用することができる蛍光材料およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】貝殻を焼成してなる貝殻の焼成粉末を水で抽出した抽出液を有効成分として含有する蛍光材料、および貝殻を焼成し、粉砕することによって得られた貝殻の焼成粉末を水中で分散させ、得られた分散液から当該貝殻の焼成粉末を除去することを特徴とする蛍光材料の製造方法。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


従来、ホタテガイなどの貝殻をそのまま産業廃棄物として処理するのではなく、その貝殻を有効活用するために種々の研究がされている。例えば、ホタテガイの貝殻を有効利用する方法として、100℃を超える温度でホタテガイの貝殻を焼成処理することによって蛍光体を製造する方法(例えば、特許文献1参照)、貝殻粉末とアルミナおよび/または水酸化アルミニウム粉末と賦活剤とを含有する原料を焼結することによって蓄光性蛍光体を製造する方法(例えば、特許文献2参照)、貝殻を焼成後に粉砕することによって得られた粉末をCa-α-サイアロン蛍光体の製造原料として用いる方法(例えば、特許文献3参照)などが知られている。



しかし、従来の貝殻を使用した蛍光体は、いずれも、水に不溶の固形の貝殻の粉末が使用されているため、例えば、塗料などに使用した場合、分散性および形成される塗膜の平滑性(レベリング性)に劣り、また塗料の流動性が低下するという欠点があることから、その用途展開に大きな制約がある。



したがって、近年、産業廃棄物として廃棄されている貝殻を有効利用し、水溶性に優れた機能性材料の開発が待ち望まれている。

産業上の利用分野


本発明は、水性蛍光塗料用蛍光材料およびその製造方法に関する。さらに詳しくは、例えば、蓄光性塗料、暗闇でも視認可能な蓄光性タイルなどの建材、避難誘導表示板などに有用である水性蛍光塗料用蛍光材料およびその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
貝殻を焼成してなる貝殻の焼成粉末を水で抽出した抽出液を有効成分として含有する蛍光材料であって、前記貝殻がホタテガイの貝殻、ムラサキイガイの貝殻およびサザエの貝殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の貝殻であり、前記貝殻の焼成粉末が貝殻を150~400℃の温度で焼成してなる焼成粉末であり、前記抽出液が前記貝殻の焼成粉末を5~60℃の水中で抽出した抽出液であり、前記抽出液に含まれている焼成粉末が除去されていることを特徴とする水性蛍光塗料用蛍光材料

【請求項2】
請求項1に記載の抽出液を蒸発乾固してなる固形物を有効成分として含有する水性蛍光塗料用蛍光材料。

【請求項3】
請求項1または2に記載の水性蛍光塗料用蛍光材料が配合されてなる水性蛍光塗料。

【請求項4】
貝殻を焼成し、粉砕することによって得られた貝殻の焼成粉末を水中で分散させ、得られた分散液から当該貝殻の焼成粉末を除去する水性蛍光塗料用蛍光材料の製造方法であって、前記貝殻がホタテガイの貝殻、ムラサキイガイの貝殻およびサザエの貝殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の貝殻であり、当該貝殻を150~400℃の温度で焼成し、当該貝殻を焼成することによって得られた焼成粉末を5~60℃の水で抽出し、得られた抽出液に含まれている焼成粉末を除去することを特徴とする水性蛍光塗料用蛍光材料の製造方法。

【請求項5】
貝殻を焼成した後に粉砕する請求項に記載の水性蛍光塗料用蛍光材料の製造方法。

【請求項6】
さらに、前記貝殻の焼成粉末が除去された分散液を蒸発乾固する請求項4または5に記載の水性蛍光塗料用蛍光材料の製造方法。
産業区分
  • その他無機化学
  • 塗料・接着剤
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010029573thum.jpg
出願権利状態 登録
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