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フッ素化された二酸化チタン水溶液の製造方法 新技術説明会

国内特許コード P100000830
掲載日 2010年7月23日
出願番号 特願2010-073913
公開番号 特開2011-207627
登録番号 特許第5385189号
出願日 平成22年3月27日(2010.3.27)
公開日 平成23年10月20日(2011.10.20)
登録日 平成25年10月11日(2013.10.11)
発明者
  • 米沢 晋
  • 高島 正之
  • 金 在虎
  • 久保 俊昌
出願人
  • 国立大学法人福井大学
発明の名称 フッ素化された二酸化チタン水溶液の製造方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】光触媒活性を有し、チタニアゾルやチタニアゲル、二酸化チタン微粒子の分散体などのように二酸化チタンが粒子状で存在しているのではなく、二酸化チタンそのものが溶解しているフッ素化された二酸化チタン水溶液およびその製造方法、当該フッ素化された二酸化チタンからなるフィルムおよび当該フッ素化された二酸化チタン水溶液が配合された水性塗料を提供すること。
【解決手段】二酸化チタン粒子をフッ素ガスと接触させた後、得られたフッ素化された二酸化チタン粒子と過酸化物水溶液とを混合することを特徴とする。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


二酸化チタンは、紫外線照射下での光触媒活性に優れていることから、近年、脚光を浴びており、例えば、光電変換用薄膜、光触媒薄膜などの薄膜として用いられている。この薄膜は、チタンアルコキシドを加水分解させることによって得られるチタニアゾルを基板に塗布した後、この基板を加熱することによって形成する、いわゆるゾル-ゲル法によって製造されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、チタニアゾルは、チタニア微粒子の集合体であるため、分散安定性に劣り、薄膜を形成したときにその薄膜の表面が平滑にならないことがある。



前記チタニア微粒子の集合体の分散安定性を改良したものとして、アスペクト比が高い薄片状の酸化チタン微結晶集合体や(例えば、特許文献2参照)、層状チタン酸化物微結晶を剥離することによって得られた薄片粒子(例えば、特許文献3および特許文献4参照)などが提案されている。しかし、これらの酸化チタン微粒子および薄片粒子は、いずれも粒子であるため、依然として分散安定性に劣り、薄膜を形成したときにその薄膜の表面が平滑にならないことがある。



そこで、二酸化チタンの分散安定性を高めるために、近年、光触媒活性を有し、チタニアゾルやチタニアゲル、二酸化チタン微粒子の分散体などのように二酸化チタンが粒子状で存在しているのではなく、二酸化チタンそのものが溶解している溶液の開発が待ち望まれている。

産業上の利用分野


本発明は、フッ素化された二酸化チタン水溶液の製造方法に関する。さらに詳しくは、例えば、水性塗料などに触媒活性を付与するのに有用なフッ素化された二酸化チタン水溶液の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
二酸化チタン粒子をフッ素ガスと接触させた後、得られたフッ素化された二酸化チタン粒子と過酸化物水溶液とを混合することを特徴とするフッ素化された二酸化チタン水溶液の製造方法。
【請求項2】
二酸化チタン粒子をフッ素ガスと接触させる際のフッ素ガスの圧力が0.5~200kPaである請求項1に記載のフッ素化された二酸化チタン水溶液の製造方法。
【請求項3】
二酸化チタン粒子をフッ素ガスと接触させる際のフッ素ガスの温度が0~400℃である請求項1または2に記載のフッ素化された二酸化チタン水溶液の製造方法。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の製造方法によって得られたフッ素化された二酸化チタン水溶液。
【請求項5】
請求項4に記載のフッ素化された二酸化チタン水溶液を乾燥させてなるフッ素化された二酸化チタンからなるフィルム。
【請求項6】
請求項4に記載のフッ素化された二酸化チタン水溶液を配合してなる水性塗料。
産業区分
  • 無機化合物
  • 塗料・接着剤
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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