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細胞観察用デバイス及び細胞観察方法 コモンズ 実績あり

国内特許コード P100000912
掲載日 2010年9月28日
出願番号 特願2009-056598
公開番号 特開2010-207143
登録番号 特許第4674337号
出願日 平成21年3月10日(2009.3.10)
公開日 平成22年9月24日(2010.9.24)
登録日 平成23年2月4日(2011.2.4)
発明者
  • 金原 和秀
  • 公文 裕巳
  • 狩山 玲子
  • 妹尾 典久
  • 高野 和潔
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
  • 岡山県
発明の名称 細胞観察用デバイス及び細胞観察方法 コモンズ 実績あり
発明の概要

【課題】細胞を、薬液の存在下で経時的に鮮明に観察可能であり、細胞と薬液との相互作用等を正確に評価できる細胞観察用デバイス及び細胞観察方法を提供する。
【解決手段】半透膜10を介して隣接する細胞培養室CS及び薬液室RSと、細胞培養室CSに、細胞を含有する細胞含有液Cを導入後排出するための細胞含有液導入路CI及び細胞含有液排出路CEと、薬液室RSに、細胞を実質的に含有しない薬液Rを導入後排出するための薬液導入路RI及び薬液排出路REと、薬液室RSの半透膜10と対向する側に設けられた観察窓Wとを備えることを特徴とする細胞観察用デバイス。
【選択図】図13

従来技術、競合技術の概要


細胞自体、又は細胞活動による生成物の観察は、医学、薬学、食品分野等、種々の分野で行われている。
例えば、特許文献1では、汚水管路の内面に板状体を配設し、これにバイオフィルムを形成させた後に取り出して撮像装置で調査することが提案されている。
また、プレート上に多数のウエルが配列され、底面が多孔質膜のカップに入れた細胞を、ウエル毎の薬液中に浸漬できるスクリーニング用部材(非特許文献1)が実用化されている。
また、断面矩形のフローセル中に、予め薬液を添加した細胞培養液を導入し、このフローセル内を蛍光分析等により観察するフローセルシステム(非特許文献2)も実用化されている。

産業上の利用分野


本発明は、細胞観察用デバイス及び細胞観察方法に関する。さらに詳しくは、細胞に種々の薬品を作用させた際の影響評価等に適した細胞観察用デバイス及び細胞観察方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
半透膜と、該半透膜の一方の面側に順次積層された細胞含有液用流路形成体及び細胞含有液用カバー板と、該半透膜の他方の面側に順次積層された薬液用流路形成体及び薬液用カバー板とを備え、
前記細胞含有液用流路形成体は複数の培養室形成用貫通孔と、該複数の培養室形成用貫通孔に各々接続するように前記半透膜と反対の面側に設けられた複数の細胞含有液流路形成用溝を有し、
前記薬液用流路形成体は、前記複数の細胞培養室形成用貫通孔と隣接する位置に各々設けられた複数の薬液室形成用貫通孔と、該複数の薬液室形成用貫通孔に各々接続するように前記半透膜と反対の面側に設けられた複数の薬液流路形成用溝を有し、
前記各々の培養室形成用貫通孔と前記半透膜及び前記細胞含有液用カバー板によって囲まれる領域が、各々細胞培養室とされ、
前記各々の薬液室形成用貫通孔と前記半透膜及び前記薬液用カバー板によって囲まれる領域が、各々薬液室とされ、
前記各々の細胞含有液流路形成用溝と前記細胞含有液用カバー板によって囲まれる領域が、各々細胞含有液流路とされ、該各々の細胞含有液流路によって、前記各々の細胞培養室に、バイオフィルムを形成可能な微生物の細胞を含有する細胞含有液を導入後排出可能とされており、
前記薬液流路形成用溝と前記薬液用カバー板によって囲まれる領域が、各々薬液流路とされ、該各々の薬液流路によって、前記各々の薬液室に、前記細胞を含有しない薬液を導入後排出可能とされており、
前記薬液用カバー板は、前記細胞培養室で得られるルミネッセンス光を観察するための観察窓とされていることを特徴とするバイオフィルムを形成可能な微生物の細胞観察用デバイス。

【請求項2】
前記細胞含有液用流路形成体と細胞含有液用カバー板との間、及び前記薬液用流路形成体と薬液用カバー板との間に、液漏れ防止用のシール膜が挿入されている請求項1に記載のバイオフィルムを形成可能な微生物の細胞観察用デバイス。

【請求項3】
さらに、前記細胞含有液用カバー板の外側に積層される細胞培養室側押さえ板と、
前記薬液用カバー板の外側に積層される薬液室側押さえ板と、
細胞培養室側押さえ板及び薬液室側押え板を連結する連結部材とを備え、
前記薬液室側押さえ板は、少なくとも前記細胞培養室及び薬液室と重なる部分がくり抜かれている請求項1または請求項2に記載のバイオフィルムを形成可能な微生物の細胞観察用デバイス。

【請求項4】
外部から細胞含有液又は薬液を導入する入口、及び外部に細胞含有液又は薬液を排出する出口の何れか1以上が、内部に向かうにつれ縮径するテーパー状とされている請求項1から3の何れか一項に記載のバイオフィルムを形成可能な微生物の細胞観察用デバイス。

【請求項5】
前記半透膜の厚さが10~20μmである請求項1から4の何れか一項に記載のバイオフィルムを形成可能な微生物の細胞観察用デバイス。

【請求項6】
請求項1から5の何れか一項に記載の細胞観察用デバイスの細胞培養室に、バイオフィルムを形成可能な微生物の細胞を含有する細胞含有液を導入すると共に、薬液室に、前記細胞を含有しない薬液を導入し、
前記細胞及び/又は前記細胞による生成物に基づくルミネッセンス光を、前記観察窓から観察することを特徴とするバイオフィルムを形成可能な微生物の細胞観察方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2009056598thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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