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無花粉型トールフェスク及び有用形質を持つ無花粉型トールフェスクの作出方法

国内特許コード P100000965
掲載日 2010年9月30日
出願番号 特願2000-025166
公開番号 特開2001-211773
登録番号 特許第3831783号
出願日 平成12年2月2日(2000.2.2)
公開日 平成13年8月7日(2001.8.7)
登録日 平成18年7月28日(2006.7.28)
発明者
  • 小松 敏憲
  • 藤森 雅博
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 無花粉型トールフェスク及び有用形質を持つ無花粉型トールフェスクの作出方法
発明の概要 (57)【要約】【解決手段】 イタリアンライグラスVII型細胞質を有することを特徴とする無花粉型トールフェスク、及びその作出方法。【効果】 無花粉化率が極めて高く、また、植物体の草勢及び種子収量も正常なトールフェスクに比べ全く遜色のない新規な無花粉型トールフェスクを提供する。
従来技術、競合技術の概要
トールフェスクは、環境適応性に優れるため牧草としてだけでなく、高速道路の法面緑化のために全国で栽培されている。しかし、この植物は、風媒花であるため春先に大量の花粉を飛散させるので、花粉症のアレルゲンとして問題となっている。このような問題は、花粉を生産しないトールフェスクを作出できれば解決できる。
【0003】
無花粉型の植物は、種属間交雑を行うことにより得られることがよく知られている。従って、トールフェスクに近縁の異種植物を戻し交雑すれば、容易に無花粉型のトールフェスクを得ることができる。しかし、このようにして得られる無花粉型トールフェスクは、染色体や遺伝的異常に起因するものであるため、草勢及び種子収量が正常なトールフェスクに比べ著しく劣るため種子の大量増殖が困難である。一方、種属間交雑の後、種子稔性を向上させるための育種操作により作出された植物は、無花粉化率があまり高くなく、生じる個体の中には相当数の花粉生産型個体が含まれてしまう。
産業上の利用分野
本発明は、無花粉型トールフェスク及び有用形質を持つ無花粉型トールフェスクの作出方法に関する。本発明の無花粉型トールフェスクは、無花粉化率が極めて高く、また、得られる植物体の草勢及び種子収量も正常なトールフェスクに比べ遜色のないものであるため、牧草及び芝草として非常に有用である。
特許請求の範囲 【請求項1】イタリアンライグラスVII型細胞質を有することを特徴とする無花粉型トールフェスク。
【請求項2】イタリアンライグラスVII型細胞質を有するトールフェスクを有用形質を有するトールフェスク系統と交配し、得られるF1雑種(種子親)を前記有用形質を有するトールフェスク系統(花粉親)との戻し交雑を繰り返すことにより、イタリアンライグラスVII型細胞質を有するトールフェスクに前記有用形質を有するトールフェスク系統の核型を導入することを特徴とする有用形質を持つ無花粉型トールフェスクの作出方法。
産業区分
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中


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