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農作業支援プログラム、及び農作業支援方法

国内特許コード P100000986
掲載日 2010年9月30日
出願番号 特願2003-405783
公開番号 特開2005-160423
登録番号 特許第4572417号
出願日 平成15年12月4日(2003.12.4)
公開日 平成17年6月23日(2005.6.23)
登録日 平成22年8月27日(2010.8.27)
発明者
  • 松尾 陽介
  • 濱田 安之
  • 行本 修
  • 山本 聡史
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 農作業支援プログラム、及び農作業支援方法
発明の概要

【課題】精密農業を行うことができるとともに、無駄のない効率的な運転支援を行うことができる農作業支援装置および農用車両用作業ナビゲーターを提供する。
【解決手段】農作業支援装置は、複数のオブジェクト間でメッセージ通信を行って、農作業支援情報を生成し、生成した農作業支援情報をナビゲーターへ送信する。ナビゲーターは、農作業支援装置から取得した農作業支援情報や、所定の測定装置から取得した位置情報を表示する他、トラクタ等作業車両に自動運転を行うための制御命令や、所定量の施肥または農薬散布を行うための制御命令を出力する。
【選択図】図3

従来技術、競合技術の概要


従来、農用トラクタ等において、対地速度センサを利用し、車両の走行速度や既作業面積、作業効率などを検出、演算し、表示する装置が提案されている。また、自動車において、GPSやジャイロセンサを利用し、現在位置や目的地までの経路、所要時間などを検出、演算し、地図情報とともに表示する装置が提案されている。



しかし、薬剤散布のような作業の痕跡が不明瞭な作業や作業幅が広い作業では、オペレータにとっては行程間の適切な作業オーバーラップを維持することが難しく、作業能率や資材の利用効率、環境への影響といった点で問題があるということが指摘されている。このような問題点を解決する従来技術として特許文献1記載の運行支援装置が提案されている。



この特許文献1記載の運行支援装置は、車両の位置情報、車両走行方位情報、車両傾斜や作業機の昇降などの車両状態、及び経過時間を取得して、運転席前方の表示装置の表示部に、ほ場区画線と、現在位置に車両を表示するマーク、走行軌跡を表示するようにしたので、トラクタなどのほ場作業車両の有人運転時に、車両位置情報などを基に、作業軌跡や進行方向などの運転支援情報を車両上でモニタすることができるというものである。




【特許文献1】特開平10-66403号公報

産業上の利用分野


本発明は、農作業支援プログラム及び農作業支援方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
データとそのデータに対する処理手続きを一体化させた、地図に関する地図オブジェクト、地表上に存在する物体に関する物体オブジェクト、天候に関する天候オブジェクト、気候に関する気候オブジェクト、土壌に関する土壌オブジェクト、生物の育成に関する生育オブジェクト、作物の収穫量に関する収量オブジェクト、作業車両の経路を作成する経路作成オブジェクト、肥料又は農薬の散布量を算出する肥料又は農薬オブジェクト、及び警告情報を生成する警告オブジェクト、並びに前記地図オブジェクトの各地点に対応する前記各オブジェクトのデータを時間的又は空間的に演算し、該演算結果を用いて生成される新たなオブジェクト、のうちの複数のオブジェクト間でメッセージ通信を行って、前記複数のオブジェクトが有するデータと処理手続きとから、新たな農作業支援情報を生成する第1ステップと、
前記新たな農作業支援情報の生成に用いられる各オブジェクトのデータのうち、前記地図オブジェクトの各地点に対応するデータに基づき、前記各地点の間を補間する地点又は前記各地点を統合する地点の情報を演算し、当該演算した情報を前記各オブジェクトに保持させる第2ステップと、
を汎用のコンピュータに実行させる農作業支援プログラム。

【請求項2】
前記第1ステップは、外部から取得した前記物体オブジェクトの作業車両の位置情報に基づいて、前記作業車両における作業経路を生成するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の農作業支援プログラム。

【請求項3】
前記第1ステップは、外部から取得した前記物体オブジェクトの作業車両の位置情報に基づいて、前記作業車両の経路上における肥料又は農薬の散布量を算出するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の農作業支援プログラム。

【請求項4】
前記第1ステップは、所定の測定装置により測定した土壌オブジェクト、生育オブジェクト又は収量オブジェクトに含まれる情報と、前記測定装置が測定した地点の位置情報とを外部から取得し、取得した該情報から前記農作業支援情報を生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の農作業支援プログラム。

【請求項5】
データとそのデータに対する処理手続きを一体化させた、地図に関する地図オブジェクト、地表上に存在する物体に関する物体オブジェクト、天候に関する天候オブジェクト、気候に関する気候オブジェクト、土壌に関する土壌オブジェクト、生物の育成に関する生育オブジェクト、作物の収穫量に関する収量オブジェクト、作業車両の経路を作成する経路作成オブジェクト、肥料又は農薬の散布量を算出する肥料又は農薬オブジェクト及び警告情報を生成する警告オブジェクト、並びに前記地図オブジェクトの各地点に対応する前記各オブジェクトのデータを時間的又は空間的に演算し、該演算結果を用いて生成される新たなオブジェクト、のうちの複数のオブジェクト間でメッセージ通信を行って、前記複数のオブジェクトが有するデータと処理手続きとから、新たな農作業支援情報を生成する第1の工程と、
前記農作業支援情報を外部へ送信する第2の工程と、
前記新たな農作業支援情報の生成に用いられる各オブジェクトのデータのうち、前記地図オブジェクトの各地点に対応するデータに基づき、前記各地点の間を補間する地点又は前記各地点を統合する地点の情報を演算し、当該演算した情報を前記各オブジェクトに保持させる第3の工程と、を有することを特徴とする農作業支援方法。

【請求項6】
前記複数のオブジェクトの情報は、前記地図オブジェクトの地図データに基づいて、一元的に管理されていることを特徴とする請求項記載の農作業支援方法。

【請求項7】
前記第1の工程は、外部から取得した前記物体オブジェクト内の作業車両の位置情報に基づき前記作業車両の作業経路を生成する工程を含むことを特徴とする請求項又はに記載の農作業支援方法。

【請求項8】
前記第1の工程は、外部から取得した前記物体オブジェクトの作業車両の位置情報に基づき前記作業車両の経路上における肥料又は農薬の散布量を算出する工程を含むことを特徴とする請求項又はに記載の農作業支援方法。

【請求項9】
前記農作業支援方法は更に、所定の測定装置が測定した測定情報及び前記所定の測定装置が測定した地点における位置情報を外部から取得する第4の工程を有し、
前記第1の工程は、前記第4の工程で取得した測定情報及び位置情報に基づき、前記農作業支援情報を生成することを特徴とする請求項又はに記載の農作業支援方法。

【請求項10】
地図に関する地図オブジェクト、地表上に存在する物体に関する物体オブジェクト、天候に関する天候オブジェクト、気候に関する気候オブジェクト、土壌に関する土壌オブジェクト、生物の育成に関する生育オブジェクト、作物の収穫量に関する収量オブジェクト、作業車両の経路を作成する経路作成オブジェクト、肥料又は農薬の散布量を算出する肥料又は農薬オブジェクト、及び警告情報を生成する警告オブジェクト、並びに前記地図オブジェクトの各地点に対応する前記各オブジェクトのデータを時間的又は空間的に演算し、該演算結果を用いて生成される新たなオブジェクト、のうちの複数のオブジェクト間でメッセージ通信を行って、前記複数のオブジェクトが有するデータと処理手続きとから生成した農作業を支援するための農作業支援情報を外部から受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した農作業支援情報を表示手段に表示する表示工程と、を有し、
前記各オブジェクトは、前記地図オブジェクトの各地点に対応する前記各オブジェクトのデータに基づいて演算される、前記各地点の間を補間する地点又は前記各地点を統合する地点の情報を保持していることを特徴とする農作業支援方法。

【請求項11】
前記農作業支援情報は、車両の作業経路、肥料散布量又は農薬散布量を含み、
前記車両の作業経路に基づき農用車両に自動運転を行わせるための制御命令を出力する工程、又は前記肥料散布量若しくは前記農薬散布量に基づき農車両に所定量の施肥若しくは農薬散布を行わせるための制御命令を出力する工程を更に有することを特徴とする請求項10記載の農作業支援方法。

【請求項12】
前記農作業支援方法は更に、所定の測定装置が測定した測定情報及び前記所定の測定装置が測定した地点の位置情報を取得し、これらの情報を前記外部装置へ送信する工程を有することを特徴とする請求項10又は請求項11記載の農作業支援方法。
産業区分
  • 農林
  • 自動車
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2003405783thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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