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農業用シート敷設機

国内特許コード P100001011
掲載日 2010年10月1日
出願番号 特願2009-046099
公開番号 特開2010-193864
登録番号 特許第5453643号
出願日 平成21年2月27日(2009.2.27)
公開日 平成22年9月9日(2010.9.9)
登録日 平成26年1月17日(2014.1.17)
発明者
  • 寺内 方克
  • 久保 光正
  • 杉松 力
  • 追立 祐治
  • 羽生 道明
  • 平原 徳明
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 農業用シート敷設機
発明の概要 【課題】農業用シートを栽培床に機械被覆するに際して、農業用シートの下にべた掛け栽培に適した栽培空間を形成し、その空間の形態を作物や栽培床の形状に応じて調整できるようにした。
【解決手段】農業用シート敷設機1は、走行機体の作業進行方向後側に装着される機体フレーム10に支持され、機体の中央付近で農業用シートロールからシート側縁埋設部30に至る農業用シートの下に配置され、栽培床を被覆する農業用シートにその短辺方向のたるみを形成するたるみ形成部40を備え、たるみ形成部40は、農業用シートの下に形成される栽培空間の形態を可変調整できるようにしている。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



作物栽培或いは園芸における露地栽培では、植えられた作物や栽培床が周辺環境から受ける影響を改善する栽培手法として、トンネル栽培やマルチ栽培が知られている。トンネル栽培は、栽培床を跨ぐようなアーチ状の枠材を栽培床に沿って複数配置し、その枠材上に被覆資材を被せて栽培床上に作物の育成空間を形成する栽培手法である。一方、マルチ栽培は、栽培床の圃場表面を被覆資材で覆う栽培手法であり、土壌が受ける周辺環境の影響を改善して地温調整や土壌の乾燥防止等の効果を得るための手法であって、作物の地上部は被覆資材に穴を開けて周辺環境に露出させる。





これらの手法に対して、べた掛けと呼ばれる栽培手法は、栽培床を直接被覆資材で覆い、その被覆資材の下で作物の地上部を生育させる手法である。この手法は、トンネル栽培とマルチ栽培の利点が共に得られ、トンネルにおける枠材の敷設やマルチにおける被覆資材への穴あけといった手間のかかる作業を省くことができる栽培手法である。





栽培床に被覆資材(シート材或いはフィルム材)を被せるための機械は、主にトンネル栽培用或いはマルチ栽培用のものが知られている。例えば下記特許文献1には、畦の横断方向に逆U字形の枠を移動しながら所定の間隔で打ち込み、次いで枠上にフィルムをトンネル状に被覆するトンネル状フィルム張架装置が記載されている。下記特許文献2には、畝間へのマルチシート敷設を行えるようにするために、マルチシートをその長さ方向に張力をかけることなく適度なたるみを持たせた状態で連続的に敷設することができるマルチ敷設機が記載されている。

産業上の利用分野



本発明は、べた掛け栽培に有効な農業用シート敷設機に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
栽培床上に農業用シートを敷設する農業用シート敷設機であって、
栽培床に沿って走行可能な走行機体の作業時進行方向後側に装着される機体フレームと、
前記機体フレームに支持され、前記作業時進行方向を横切るように農業用シートロールが回転自在に装着されるシートロール装着部と、
前記機体フレームに左右一対に支持され、栽培床上に展開された農業用シートの左右側縁を栽培床の側方に埋設するシート側縁埋設部と、
前記機体フレームに支持され、機体の中央付近で前記農業用シートロールから前記シート側縁埋設部に至る農業用シートの下に配置され、栽培床を被覆する農業用シートにその短辺方向のたるみを形成するたるみ形成部とを備え、
該たるみ形成部は、農業用シートの下に形成される栽培空間の形態を可変調整できることを特徴とする農業用シート敷設機。

【請求項2】
前記たるみ形成部は、左右一対の前記シート側縁埋設部間に作業時進行方向に沿って配置されたシート浮かせ部材を備え、
該シート浮かせ部材は、外径の異なるものと交換可能に装着されていることを特徴とする請求項1記載の農業用シート敷設機。

【請求項3】
前記シート浮かせ部材は、前記機体フレームに対する高さと前後位置の一方又は両方を可変調整できることを特徴とする請求項2記載の農業用シート敷設機。

【請求項4】
前記シート浮かせ部材は円柱状又は半円柱状に形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の農業用シート敷設機。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009046099thum.jpg
出願権利状態 登録


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