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果房や果実の保護方法、果房や果実の保護ネット

国内特許コード P100001125
掲載日 2010年11月2日
出願番号 特願2009-292711
公開番号 特開2010-227090
登録番号 特許第5388064号
出願日 平成21年12月24日(2009.12.24)
公開日 平成22年10月14日(2010.10.14)
登録日 平成25年10月18日(2013.10.18)
優先権データ
  • 特願2009-053482 (2009.3.6) JP
発明者
  • 東 暁史
  • 薬師寺 博
  • 児下 佳子
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 果房や果実の保護方法、果房や果実の保護ネット
発明の概要

【課題】果房や果実の保護作業が容易であり、果房又は果実を確実に鳥害等から守ることができる果房や果実の保護方法と、繰り返し使用できる保護ネットを提供する。
【解決手段】列状に並んだ果房や果実15を保護ネット1で列状に沿って筒状に被覆して鳥害等から保護する。具体的には、保護ネット1の対向する2つの端辺L1,L2のうちの一辺L1を、果房や果実を支持している棚等の支持体に棚面フック5,5…で列状に沿って吊り下げ、保護ネット1の吊り下がっている他辺L2を、果房や果実を被覆するように持ち上げて列状方向に沿って両端が開口する筒状に形成し該筒状内に列状に並んだ果房や果実15を位置させて被覆すると共に、筒状の保護ネット1の2つの端辺で列状に並んだ果房の穂軸15aを挟んで2つの端辺を面ファスナー3で接合する。保護ネットの対向する2つの端辺を接合した後に、両端の開口2b、2bを面ファスナーで閉塞する。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


農作物の鳥獣害対策として、物理的防除法(侵入防止柵、電気柵、防鳥網)、聴覚的防除法(爆音機、ラジオ、爆竹等)、視覚的防除法(案山子、ハロゲンランプ等)、嗅覚的防除法(木酢液、猛獣等の糞等)などがあり、例えば、ブドウ生産現場等で利用されている。



従来、この種の防鳥方法としては、防鳥対策を施そうとする果樹の周囲の地面にパイプハウス用のパイプを差し込んだ後、該パイプを利用して、果樹全体に防鳥用ネット類を被覆する防鳥方法がある(例えば、特許文献1参照)。



また、上部支持杆と、該上部支持杆に摺動自在に配置された複数本の可動止着具と、該可動止着具に先端が止着される長尺状のパイプと、下方端を地面に差し込んで立ち上がった状態となった前記長尺状のパイプを利用して果樹全体を被覆するようにされた防鳥用ネット、とを備える果樹のための防鳥用パイプハウスがある(例えば、特許文献2参照)。



さらに、果房や果実は、収穫時の品質を高めるために果実等の袋掛けを行っている。この袋掛けにより病害虫を防除することができ、薬剤散布等による果実汚染が防止され、日焼けも防止される。この袋掛け作業は、防水加工した紙製の袋を房ごとに被せている。このようにして被せられた袋は収穫後には破棄される。

産業上の利用分野


本発明は、園芸用や、農業分野等で用いられ、果房や果実を鳥害等から保護する方法と、果房や果実の保護ネットに係り、特に、施工が容易で防鳥効果が大きく保護作業が容易な果房や果実の保護方法と、果房や果実の保護ネットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
果房や果実を保護ネットで被覆して鳥害等から保護する方法であって、
列状に並んだ果房や果実を、前記保護ネットで前記果房の穂軸や果実の果梗を挟んで前記列状に沿って筒状に被覆し、前記筒状の保護ネットの両端の開口を閉塞して保護することを特徴とする果房や果実の保護方法。
【請求項2】
列状に並んだ果房や果実を保護ネットで被覆して鳥害等から保護する果房や果実の保護方法であって、
前記保護ネットの対向する2つの端辺のうちの一辺を、前記果房や果実を支持している棚等の支持体に前記列状に沿って吊り下げ、前記保護ネットの吊り下がっている他辺を、前記果房や果実を被覆するように持ち上げて前記列状方向に沿って両端が開口する筒状に形成し該筒状内に前記列状に並んだ果房や果実を位置させて被覆すると共に、前記筒状の保護ネットの前記2つの端辺で前記列状に並んだ果房の穂軸や果実の果梗を挟んで該2つの端辺を接合することを特徴とする果房や果実の保護方法。
【請求項3】
前記保護ネットの前記対向する2つの端辺を接合した後に、前記両端の開口を閉塞することを特徴とする請求項2に記載の果房や果実の保護方法。
【請求項4】
前記保護ネットは、前記対向する2つの端辺の内の一方の端辺に沿って支持具を備え、該支持具で、前記保護ネットを前記支持体に支持することを特徴とする請求項2又は3に記載の果房や果実の保護方法。
【請求項5】
前記保護ネットの前記対向する2つの端辺の接合、及び/又は前記開口の閉塞は、面ファスナーもしくはボタン、ボタンホール等の一対の接合具で行うことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の果房や果実の保護方法。
【請求項6】
前記保護ネットは、ネットベースに保護シートを重ねて形成されたものであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の果房や果実の保護方法。
【請求項7】
前記保護シートは、不織布、紙シート、耐水紙のいずれか、あるいは積層したものであることを特徴とする請求項6に記載の果房や果実の保護方法。
【請求項8】
列状に並んだ果房や果実を保護ネットで被覆して果房や果実を鳥害等から保護する果房や果実の保護ネットであって、
該保護ネットは、ベースとなるネットの平面形状が細長四辺形であり、対向する2つの端辺及び該端辺と垂直な対向する2つの端辺に沿って、相互に接合可能な一対の接合具が装着されることを特徴とする果房や果実の保護ネット。
【請求項9】
前記保護ネットは、前記細長四辺形のネットの長辺方向の前記対向する2つの端辺に沿って前記一対の接合具が装着されていると共に、短辺方向の対向する2つの端辺に沿って他の一対の接合具が装着されていることを特徴とする請求項8に記載の果房や果実の保護ネット。
【請求項10】
前記果房や果実は、棚等の支持体に支持されて栽培されるものであり、
前記保護ネットには、前記長辺方向の対向する2つの端辺の内の一方の端辺に沿って、所定の間隔で前記支持体に支持される支持具が固定されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の果房や果実の保護ネット。
【請求項11】
前記一対の接合具は、面ファスナーもしくはボタン、ボタンホールで構成されることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の果房や果実の保護ネット。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009292711thum.jpg
出願権利状態 登録


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