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セラミックスの分極処理方法及び分極処理したセラミックスを含む生体材料

国内特許コード P100001152
掲載日 2010年11月4日
出願番号 特願2008-135751
公開番号 特開2009-279259
登録番号 特許第5414021号
出願日 平成20年5月23日(2008.5.23)
公開日 平成21年12月3日(2009.12.3)
登録日 平成25年11月22日(2013.11.22)
発明者
  • 山下 仁大
  • 伊藤 聰一郎
  • 永井 亜希子
出願人
  • 国立大学法人 東京医科歯科大学
発明の名称 セラミックスの分極処理方法及び分極処理したセラミックスを含む生体材料
発明の概要

【課題】微粒子の形状を含め、如何様な形状を有するセラミックスを含む部材に対しても容易に分極処理することができる分極処理方法を提供すると共に、分極処理されたセラミックス微粒子を含有する生体材料を提供すること。
【解決手段】正極として作用する第1の電極と、該第1の電極に対向して配置された負極として作用する第2の電極との間に、セラミックスを含む部材が、前記第1の電極及び前記第2の電極から選択される少なくとも一方の電極と非接触状態で配置された状態で、前記第1の電極と前記第2の電極との間に、0.5kV/cm以上の電場勾配が形成されるように前記第1の電極と前記第2の電極とに電圧を印加することにより、前記セラミックスを分極処理することを特徴とする、セラミックスの分極処理方法、及び該方法によって分極処理されたセラミックス微粒子を含有する生体材料。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


人工歯根(インプラント体)や人工骨等の生体材料として、分極処理された生体親和性のセラミックスを用いることが知られており、例えば、ヒドロキシアパタイト等の生体親和性を有する物質を分極処理して得られるセラミックスが生体細胞を増殖するための材料及び歯骨材料等として利用できることが知られている(例えば、特許文献1、2、3)。また、このような分極処理されたセラミックスに貯蔵される電荷量を調整するために、分極処理時の温度を制御する方法が考案されている(特許文献4)。



一方、リン酸カルシウム、親水性バインダ材料及び水性液体媒体を含む流動性骨補填材組成物が知られている(特許文献5)。また、フィブロイン等の基材にリン酸カルシウム等の生体活性を有する無機化合物が化学結合された無機化合物複合体からなる医療用材料が知られている(特許文献6)。また、バイオセラミックス粒子と生体分解性高分子との複合体からなる骨補填材が知られている(特許文献7)。しかしながら、医療手段の進展に伴い、生体に対する悪影響の少ない生体材料のさらなる開発が求められている。【特許文献1】特開2002-355304号公報【特許文献2】特開2002-335947号公報【特許文献3】特開平10-324584号公報【特許文献4】特開2003-300712号公報【特許文献5】特開2005-177096号公報【特許文献6】特開2005-319022号公報【特許文献7】特開2008-54908号公報

産業上の利用分野


本発明は、セラミックスの分極処理方法、及び当該方法で分極処理されたセラミックスを含む生体材料に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
正極として作用する第1の電極と、該第1の電極に対向して配置された負極として作用する第2の電極との間に、リン酸カルシウム系化合物の微粒子が、前記第1の電極及び前記第2の電極の双方と非接触状態で配置された状態で、前記第1の電極と前記第2の電極との間に、0.5kV/cm以上の電場勾配が形成されるように前記第1の電極と前記第2の電極とに電圧を印加することにより、前記微粒子を分極処理することを特徴とする、セラミックスの分極処理方法。
【請求項2】
前記リン酸カルシウム系化合物の微粒子が、0.1~1000μmの平均粒径を有する、請求項1に記載のセラミックスの分極処理方法。
【請求項3】
リン酸カルシウム系化合物の微粒子を請求項1に記載の方法によって分極処理することにより得られる分極処理されたセラミックス微粒子、生体適合性高分子化合物及び液体媒体を含有する生体材料。
【請求項4】
前記リン酸カルシウム系化合物が、α型リン酸三カルシウム、β型リン酸三カルシウム、ヒドロキシアパタイト、炭酸アパタイト、及びそれらの組み合わせ、からなる群より選択される、請求項3に記載の生体材料。
【請求項5】
前記リン酸カルシウム系化合物の微粒子が、0.1~1000μmの平均粒径を有する、請求項3に記載の生体材料。
【請求項6】
前記生体適合性高分子化合物が、フィブロイン、アガロース、コラーゲン及びキトサンから選択される、請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の生体材料。
【請求項7】
前記液体媒体が水である、請求項3乃至請求項6のいずれか一項に記載の生体材料。
【請求項8】
創傷を治療するための、請求項3乃至請求項7のいずれか一項に記載の生体材料。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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