TOP > 国内特許検索 > 心理的ストレス測定装置

心理的ストレス測定装置

国内特許コード P100001157
掲載日 2010年11月4日
出願番号 特願2007-073074
公開番号 特開2007-283095
登録番号 特許第5109126号
出願日 平成19年3月20日(2007.3.20)
公開日 平成19年11月1日(2007.11.1)
登録日 平成24年10月19日(2012.10.19)
優先権データ
  • 特願2006-075821 (2006.3.20) JP
発明者
  • 南 一郎
出願人
  • 国立大学法人 東京医科歯科大学
発明の名称 心理的ストレス測定装置
発明の概要 【課題】患者の心理的ストレスを患者に負担をかけずにモニタリングして治療にフィードバックさせる。
【解決手段】被測定者にプローブ1を握らせて圧力センサ3により内部の圧力変化を検出するとともに、このプローブ1を検出電極として皮膚電位の変化を検出し、前記の圧力変化と皮膚電位の変化との双方から患者の心理的ストレスを判断する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


歯科等の治療は、患者、特に高齢者や有病者にとって必ずしも容易に受け入れられるものではなく、かなりの心理的負担を強いられる。しかも、治療時における患者の心理状態は予後にまで影響を与えると言われている。
治療時の心理的ストレスを把握する手段である生理指標、あるいは計測可能な生体情報としては心拍変動、血圧、脈波、呼吸数、発汗、皮膚温、眼球運動、脳波などがあるが、発汗を除くといずれも解析の困難さ、不確実さ、測定の困難さ等によって信頼性のある臨床データとはなり得ていない。



発汗は、俗に「手に汗を握る」といわれる精神性の発汗現象が知られており、非特許文献1には、患者に発汗計を装着し、精神性発汗を指標にして静脈内鎮静法を試みた歯科治療の報告が記載されている。
発汗を定量的に把握するには、皮膚電位計による皮膚電位(SPA)変化の測定が好適である。非特許文献2には、一般論ではあるが、皮膚電位信号について直流成分は皮膚電位水準(Skin Potential Level,SPL)として、また変動分は皮膚電位反応(Skin Potential Response,SPR)として分別し、分析する手法が記載されている。



しかしこれまでの皮膚電位の測定は大掛かりでそれ自体に心理的ストレスを伴いかねず、また信頼性においても十分とはいえなかった。その結果、歯科等の治療において、医師は依然として患者の苦痛や緊張の度合いを額などの表情や手、声等で判断しているのが実情であり、判断には長年の経験を必要とし、正確な把握方法とはいえないばかりでなく、後日検討できるような客観的なデータが残らないという問題点があった。
【非特許文献1】
「精神的発汗を指標として静脈内鎮静法を試みた一例」(田島和典ら、「発汗学」第8巻第2号、pp.31-33)
【非特許文献2】
『皮膚電気活動』(新美良純、鈴木二郎著、星和書店、1986年)

産業上の利用分野


本発明は、歯科等の治療中における患者の心理的ストレスをモニタリングする心理的ストレス測定装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
掌で握ることが可能で弾力性のある導電性のプローブ(1)と、腕に接触させることが可能な不関電極(2)と、前記プローブ内の圧力を測定する圧力測定手段(3)とを有し、前記プローブと前記不関電極とからなる皮膚電位測定手段の前記プローブを検出電極として検出される皮膚電位と、前記プローブが握られることによって前記圧力測定手段で検出される前記プローブの内部の圧力との双方を同時に測定し、経過時間毎の皮膚電位の変化と圧力変化とを一つの時間軸上でモニタリングするモニタリング手段を備えることを特徴とする心理的ストレス測定装置。

【請求項2】
前記のプローブがゴムボールである請求項に記載の心理的ストレス測定装置。

【請求項3】
前記のプローブが中空容器である請求項に記載の心理的ストレス測定装置。

【請求項4】
前記のプローブが多孔質体である請求項に記載の心理的ストレス測定装置。

【請求項5】
前記のプローブが本体部分から着脱自在となっている請求項ないしのいずれかに記載の心理的ストレス測定装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2007073074thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close