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赤果肉リンゴ及びその育種方法

国内特許コード P100001265
整理番号 NU-0376
掲載日 2010年11月29日
出願番号 特願2010-191005
公開番号 特開2012-044935
登録番号 特許第5761780号
出願日 平成22年8月27日(2010.8.27)
公開日 平成24年3月8日(2012.3.8)
登録日 平成27年6月19日(2015.6.19)
発明者
  • 松本 省吾
  • 関戸 景子
  • 林 裕作
  • 小松 宏光
  • 前島 勤
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 赤果肉リンゴ及びその育種方法
発明の概要 【課題】甘味が強く、酸味が弱い赤果肉リンゴ及びその育種方法を提供すること。
【解決手段】赤果肉・赤果皮かつS遺伝子座近傍に赤果肉形質原因遺伝子を有するリンゴ。また、赤果肉・黄果皮かつ糖度12oBrix以上を有するリンゴ。また、上記のリンゴを、ピンクパール由来の赤果肉形質原因遺伝子と自家・交雑不和合性に関わるS遺伝子の連鎖を利用して育種する方法。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


リンゴの着色はアントシアニンの蓄積によるもので、温度・紫外線・成熟の3つのファクターが関わっている。アントシアニンはフラボノイドの一種の二次代謝産物であり、リンゴの果皮においては、cyanidin 3-O-galactosideの形で存在しているものが多い。アントシアニンは、植物の光ストレスに対する防御や、動物との相互作用において重要な役割を果たす。また、身体にとっても有益で、リンゴ果皮は強い抗酸化作用を示し、高濃度にアントシアニンを蓄積させたトマトでは、ガンを持つマウスの寿命を延ばしたと言われている。このように、リンゴは機能性食品としても価値のある果実である。日本では、生食では皮を剥いて食べることが主流であることから、アントシアニンが蓄積した果肉の赤いリンゴを新しく創出することで、生食でより多くの機能成分を摂取することが可能となる。また、加工品としても、ケーキ・タルト・パイなどの材料やリンゴ100%の赤いジャム・ジュース等に利用することが出来る。



赤果肉・黄果皮リンゴとして、1944年にAlbert F. Etter氏により、‘Surprise’の偶発実生としてカリフォルニアで選抜された、との記載のあるリンゴ品種‘ピンクパール’が知られている(非特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、赤果肉リンゴ及びその育種方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
赤果肉・赤果皮かつS3-RNase遺伝子座近傍にピンクパール由来の赤果肉形質原因遺伝子を有するリンゴ。

【請求項2】
ピンクパール由来の赤果肉形質原因遺伝子と自家・交雑不和合性に関わるS3-RNase遺伝子の連鎖を利用して、請求項1載のリンゴを育種する方法。
産業区分
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010191005thum.jpg
出願権利状態 登録
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