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2-チオウリジン類縁体の合成法 コモンズ

国内特許コード P100001294
整理番号 01-007
掲載日 2010年12月6日
出願番号 特願2001-071331
公開番号 特開2002-265490
登録番号 特許第3982738号
出願日 平成13年3月14日(2001.3.14)
公開日 平成14年9月18日(2002.9.18)
登録日 平成19年7月13日(2007.7.13)
発明者
  • 関根 光雄
  • 清尾 康志
  • 庄田 耕一郎
  • 岡本 到
出願人
  • 学校法人東京工業大学
発明の名称 2-チオウリジン類縁体の合成法 コモンズ
発明の概要 (57)【要約】 (修正有)【課題】 廉価な化合物から2-チオウリジン類縁体を大量かつ効率的に合成できる方法を提供する。【解決手段】 ウリジン類縁体の3'位の水酸基、5'位の水酸基、及び4位のカルボニル基に保護基を導入する保護工程10,11,12、保護基を導入した後に、ウリジン類縁体の2位のカルボニル基をチオカルボニル基に変換する官能基置換工程13、並びに官能基置換を行った後に、保護工程で導入した保護基を除去する脱保護工程14,8を含むことを特徴とする2-チオウリジン類縁体の合成法。
従来技術、競合技術の概要
2'-O-メチル-2-チオウリジンは、Edmondsらによって発見されたヌクレオシドで、好熱細菌のtRNAなどに含まれる(C.G.Edomonds et al., J. Chem. Soc. Chem. Commun., 1987, 909-910)。このヌクレオシドは、アデノシンと正確に塩基対を形成し、また、らせんを安定化させるという性質を持つことから(S.Yokoyama et al., Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A., 1985, 82, 4905)、チミジンの代わりに核酸に組み込めば、遺伝子診断用のプローブやアンチセンス核酸などとして非常に有用である。
【0003】
2'-O-メチル-2-チオウリジンの合成法は、Edomondsらによって報告されているが(C.G.Edomonds wt al., J. Chem. Soc. Chem. Commun., 1987, 909-910)、この合成法では、ジアゾメタンを用いて2'位の水酸基にメチル基を導入するため、2'位の水酸基と3'位の水酸基に同時にメチル化反応が起こってしまうという欠点がある。
【0004】
このようなEdomondsら合成法を改良し、より効率的な2'-O-メチル-2-チオウリジン合成を可能にするため、本発明者らは2-チオウラシルを原料物質とする合成方法を開発した(K.Shohda, I.Okamoto, T.Wada, K.Seio and M. Sekine, Bioorg. Med. Chem. Lett., 2000, 10, 1795-1798)。
産業上の利用分野
本発明は、廉価な化合物から2-チオウリジン類縁体を大量かつ効率的に合成する方法に関する。2'-O-メチル-2-チオウリジンなどの2-チオウリジン類縁体は、アンチセンス核酸、遺伝子診断用のプローブなどの構成ヌクレオシドとして有用な化合物である。
特許請求の範囲 【請求項1】下記の一般式(I):
【化学式1】
(式中、R1は水素又は水酸基を表し、R2は水素、ハロゲン、メチル基、又はアルキニル基を表す。)
で示されるウリジン類縁体から下記の一般式(II):
【化学式2】
(式中、R2は水素、ハロゲン、メチル基、又はアルキニル基を表し、R3は水素、水酸基、又はOR4〔但し、R4は置換基を有してよいアルキル基、アルケニル基、ベンジル基を表す。〕を表す。)
で示される2-チオウリジン類縁体を合成する方法であって、一般式(I)で示されるウリジン類縁体の3'位の水酸基、5'位の水酸基、及び4位のカルボニル基に保護基を導入する保護工程、保護基を導入した後に、一般式(I)で示されるウリジン類縁体の2位のカルボニル基をチオカルボニル基に変換する官能基置換工程、並びに官能基置換を行った後に、保護工程で導入した保護基を除去する脱保護工程を含むことを特徴とする2-チオウリジン類縁体の合成法。
【請求項2】保護工程後官能基置換工程前に、ウリジン類縁体の2'位の水酸基を修飾する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の2-チオウリジン類縁体の合成法。
【請求項3】ウリジン類縁体が、ウリジンであることを特徴とする請求項1又は2記載の2-チオウリジン類縁体の合成法。
【請求項4】2-チオウリジン類縁体が、2'-O-メチル-2-チオウリジンであることを特徴とする請求項3記載の2-チオウリジン類縁体の合成法。
【請求項5】ウリジン類縁体が、デオキシチミジンであることを特徴とする請求項1記載の2-チオウリジン類縁体の合成法。
【請求項6】2-チオウリジン類縁体が、2-チオデオキシチミジンであることを特徴とする請求項5記載の2-チオウリジン類縁体の合成法。
産業区分
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
詳しくお知りになりたい方は下記「問合せ先」まで直接お問合わせください


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