TOP > 国内特許検索 > ZnAl系酸化物蛍光体の製造方法

ZnAl系酸化物蛍光体の製造方法 コモンズ 外国出願あり

国内特許コード P100001333
整理番号 P09-001
掲載日 2010年12月13日
出願番号 特願2009-212129
公開番号 特開2011-057941
登録番号 特許第5210272号
出願日 平成21年9月14日(2009.9.14)
公開日 平成23年3月24日(2011.3.24)
登録日 平成25年3月1日(2013.3.1)
発明者
  • 単 躍進
  • 山口 諒仁
  • 手塚 慶太郎
  • 井本 英夫
出願人
  • 国立大学法人宇都宮大学
発明の名称 ZnAl系酸化物蛍光体の製造方法 コモンズ 外国出願あり
発明の概要

【課題】安価なZnAl系酸化物蛍光体、及び簡易な方法で工業生産可能なZnAl系酸化物蛍光体の製造方法を提供する。
【解決手段】酸素欠損を有するZnAl系酸化物からなるZnAl系酸化物蛍光体により、上記課題を解決する。また、亜鉛塩及びアルミニウム塩を少なくとも含む原材料と、この原材料を溶解する水溶性有機化合物を含む水溶液からなる溶媒とを混合してなる原料溶液を準備する原料溶液準備工程と、原料溶液を加熱濃縮してこの原料溶液中の水を除去して高粘性溶液にする加熱濃縮工程と、高粘性溶液を加熱処理してこの高粘性溶液中の水溶性有機化合物の少なくとも一部を除去してアモルファス状の粉末を得る仮焼工程と、アモルファス状の粉末を不活性ガス雰囲気中で焼成して酸素欠損を有するZnAl系酸化物を得る焼成工程と、を含むZnAl系酸化物蛍光体の製造方法により、上記課題を解決する。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


スピネルはMgAlの鉱物名(和名:尖晶石)に由来し、その構造は、ダイヤモンド構造を基調とした構造で、一般化学式はABのように表されている。この化学式において、Aサイトは4つのXサイトの陰イオン(例えば酸化物イオン)に囲まれた孤立した四面体を形成し、Bサイトは6つの陰イオンに囲まれて辺を共有した八面体を形成した構造で表されている。



スピネル型ZnGa系酸化物であるZnGaは、酸素欠損型(母体発光)の青色蛍光体として報告されている(例えば、下記非特許文献1を参照)。しかしながら、ZnGaのBサイトを構成するGaの価格が高く、全体として高価になるという難点がある。コストダウンのために、Bサイトが安価なAlを用いることが考えられるが、ZnGaと同じ構造であるZnAlは、酸素欠損の導入ができないので、蛍光発光しないことが知られている。実際に、下記非特許文献2には、Dy3+を発光中心としてドープしたZnAlについて報告されているが、ZnGaのように母体発光する酸素欠損型の蛍光体を用いたものではない。

産業上の利用分野


本発明は、ZnAl系酸化物蛍光体及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
亜鉛塩及びアルミニウム塩を少なくとも含む原材料と、該原材料を溶解するグリセリンを含む水溶液からなる溶媒とを、ZnAl系酸化物の物質量に対するグリセリンの比(モル比)9~15で混合してなる原料溶液を準備する原料溶液準備工程と、
前記原料溶液を加熱濃縮して該原料溶液中の水を除去して高粘性溶液にする加熱濃縮工程と、
前記高粘性溶液を加熱処理して該高粘性溶液中のグリセリンの少なくとも一部を除去してアモルファス状の粉末を得る仮焼工程と、
前記アモルファス状の粉末を不活性ガス雰囲気中で焼成してZnAl系酸化物を得る焼成工程と、
を含むことを特徴とするZnAl系酸化物蛍光体の製造方法。

【請求項2】
前記焼成工程後、さらに大気中、800℃で焼成する、請求項1に記載のZnAl系酸化物蛍光体の製造方法。

【請求項3】
前記不活性ガスが、窒素ガス、アルゴンガス、ヘリウムガス又はその混合ガスである、請求項又はに記載のZnAl系酸化物蛍光体の製造方法。
産業区分
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2009212129thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close