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金ナノ粒子及びその製造方法 コモンズ

国内特許コード P100001346
整理番号 P09-034
掲載日 2010年12月13日
出願番号 特願2010-044792
公開番号 特開2011-179074
登録番号 特許第5425664号
出願日 平成22年3月1日(2010.3.1)
公開日 平成23年9月15日(2011.9.15)
登録日 平成25年12月6日(2013.12.6)
発明者
  • 上原 伸夫
出願人
  • 国立大学法人宇都宮大学
発明の名称 金ナノ粒子及びその製造方法 コモンズ
発明の概要

【課題】新しい金ナノ粒子の製造方法、その製造に用いる溶液、その方法で製造された金ナノ粒子を提供する。
【解決手段】粒径が1~5μmの金ナノクラスターと熱応答性高分子(カルボキシル基等のアニオン基を含む熱応答性高分子を除く。)とを含む混合溶液を準備する工程と、該混合溶液を加熱し冷却する工程とを有する方法によって金ナノ粒子を製造する。熱応答性高分子が、少なくともN-イソプロピルアクリルアミド類を構成単位として含むポリマー、ポリ(メチルビニルエーテル)、又はヒドロキシプロピルセルロースであることが好ましい。製造された金ナノ粒子は、TEM像から計測できる粒径が50~100nmの範囲であり、動的光散乱法での測定で粒径100~500nmにピークを示す。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


非特許文献1では、粒径約13nm前後の金ナノ粒子にポリアミノ基を有する熱応答性高分子を被覆して凝集状態とすること、及びその凝集状態に熱刺激を与えることにより再び分散状態に戻ること(再分散現象)が報告されている。同文献1の金ナノ粒子は、金(III)イオンを還元することにより得られるが、金ナノ粒子の粒径の制御は、金(III)イオンの濃度と生成した金ナノ粒子の安定化剤の濃度との比で行っている。そのため、得られる金ナノ粒子の平均粒径の制御、分散性の制御、及び形状の制御を十分に行うことができないという問題があった。また、非特許文献2では、金ナノ粒子を種粒子として金(III)イオンを還元し、粒径が50nmを超える金ナノ粒子やロッド状の金ナノ粒子を作製する方法が提案されている。



なお、特許文献1は、本出願人の関連する技術である。

産業上の利用分野


本発明は、金ナノ粒子及びその製造方法に関し、更に詳しくは、金ナノクラスターと熱応答性高分子とを用いた金ナノ粒子の製造方法及びその方法で得られた金ナノ粒子に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
塩化金酸溶液とポリオキシエチレン溶液を混合した後にテトラヒドロホウ酸ナトリウム溶液を添加して金ナノクラスターを得る工程と、
金ナノクラスターと、少なくともN-イソプロピルアクリルアミド類を構成単位として含むポリマー、ポリ(メチルビニルエーテル)、又はヒドロキシプロピルセルロースとを含む混合溶液を準備する工程と、
該混合溶液を40℃以上95℃以下で加熱し冷却し、TEM像から計測できる粒径が50~100nmの範囲であり、動的光散乱法での測定で粒径100~500nmにピークを示す金ナノ粒子を得る工程と、
を有することを特徴とする金ナノ粒子の製造方法。
【請求項2】
前記N-イソプロピルアクリルアミド類を構成単位として含むポリマーが、ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)、ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-AC-アミン)、ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-AC-シスタミン)、ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-AC-アラニン)、及びポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-グリシジルメタクリル酸-乳酸)から選ばれる1又は2以上である、請求項1に記載の金ナノ粒子の製造方法。
【請求項3】
塩化金酸溶液とポリオキシエチレン溶液を混合した後にテトラヒドロホウ酸ナトリウム溶液を添加して得る金ナノクラスターと、少なくともN-イソプロピルアクリルアミド類を構成単位として含むポリマー、ポリ(メチルビニルエーテル)、又はヒドロキシプロピルセルロースとを含む溶液を準備し、該溶液に試験試料を添加して40℃以上95℃以下で加熱、冷却し、該冷却後の溶液を波長550nmで吸光度測定することを特徴とするチオール基の検出方法。
産業区分
  • 冶金、熱処理
  • 加工
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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