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光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置

国内特許コード P100001366
掲載日 2010年12月21日
出願番号 特願2010-210148
公開番号 特開2012-065292
登録番号 特許第5622197号
出願日 平成22年9月17日(2010.9.17)
公開日 平成24年3月29日(2012.3.29)
登録日 平成26年10月3日(2014.10.3)
発明者
  • 佐藤 健一
  • 長谷川 浩
  • 山田 祥之
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置
発明の概要 【課題】装置全体として、マトリックス光スイッチの規模を一層小さくすることができる階層型光パスクロスコネクト装置を提供する。
【解決手段】複数の入力側光ファイバにより伝送された波長分割多重光のパスまたはそれから波長群分波器AB1~ABKにより分波された波長群パスとターミネート処理部TAとの間に設けられ、その波長分割多重光を構成する波長群の一部を分離し、波長パスクロスコネクト部WXCへの転送経路とは独立にターミネート処理部TAへ出力するドロップ側光スイッチ機構SWAが設けられているので、ターミネート処理部TAへ光信号を送るための光スイッチ機構が簡単となり波長パスクロスコネクト部WXC内のスイッチ機構の規模の減少が簡単となる。また、ターミネート処理部TAの終端用add/drop率zを独立に設定できる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



階層型光パスネットワークでは、所定の通信波長帯のたとえば100GHz毎に分割された複数の波長チャネル(wave channel or light path)にそれぞれ対応する複数の波長の光が合波された波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)光すなわち波長群が、複数本の光ファイバを介して複数並列に伝送される。上記光パスネットワークの各中継ノードでは、光ファイバなどにより伝送された上記波長群がそのまま所定の伝送方向の光ファイバへ切り換えられるとともに、その波長群に含まれる波長(チャネル)が必要に応じて分離され且つ再合波された波長群が、所定の伝送方向の光ファイバへ切り換えられる。特許文献1に示される光パスクロスコネクト装置はその一例である。





近年では、通信容量の増加により上記中継ノードを構成する光パスクロスコネクト装置において、入力側の複数の伝送路から入力された複数の波長群或いは波長を出力側の伝送路のうちの所定の伝送路へ直接的にルーティングする方路切換や、入力された複数の波長群或いは波長の一部をドロップさせて所定の方路の他の波長群へ加える(アド)のための切り換えに用いられるマトリックス光スイッチの規模が増大しており、装置の規模や価格の観点から、そのマトリックス光スイッチの規模を可及的に小さくすることが求められている。

産業上の利用分野



本発明は、光パスネットワークの中継ノードとして機能する階層型光パスクロスコネクト装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数の入力側光ファイバを介してそれぞれ伝送されてきた複数の波長分割多重光をそれぞれ含まれる波長群に分波し、該波長群単位で組み換えた新たな波長分割多重光の方路切換を行って出力側光ファイバから伝送させる波長群パスクロスコネクト部と、該波長群パスクロスコネクト部から予め設定されたグルーミング用アドドロップ率以下でドロップされた波長群を受けて該波長群に含まれる波長に分波し、該波長単位で組み換えた新たな波長群を前記波長分割多重光に込み入れるために前記波長群パスクロスコネクト部へ送る波長パスクロスコネクト部と、前記入力側光ファイバを介して伝送された前記複数の波長分割多重光を構成する複数の波長群のいずれかに含まれるドロップ波長を選択して電気レイヤへ出力するドロップ側光信号終端処理部と、該電気レイヤから入力されたアド波長を前記複数の波長分割多重光に含まれる複数の波長群のいずれかに加入して前記出力側光ファイバから伝送させるアド側光信号終端処理部とを備える光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置であって、
前記複数の入力側光ファイバにより伝送されてきた波長分割多重光のパスまたはそれから分波された波長群パスと前記ドロップ側光信号終端処理部との間に設けられ、該入力側光ファイバを介して伝送された波長分割多重光を構成する波長群を、予め設定された終端用アドドロップ率の範囲で、前記波長パスクロスコネクト部への転送経路とは独立に該ドロップ側光信号終端処理部へ出力するドロップ側光スイッチ機構、および/または、前記複数の出力側光ファイバに対応する波長分割多重光のパスまたはそれを合波する波長群パスと前記アド側光信号終端処理部との間に設けられ、該アド側光信号終端処理部から転送された波長群を、予め設定された終端用アドドロップ率の範囲で、前記波長パスクロスコネクト部からの加入経路とは独立に前記複数の出力側光ファイバへ加入するアド側光スイッチ機構を、含み、
前記グルーミング用アドドロップ率と前記終端用アドドロップ率とは相互に独立に設定することができる
ことを特徴とする光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置。

【請求項2】
前記ドロップ側光スイッチ機構は、前記複数の入力側光ファイバ毎に分波された複数の波長群を並列的に伝送する波長群パスに設けられ、該複数の波長群のうち前記予め設定された終端用アドドロップ率で制限した数の波長群を前記ドロップ側光信号終端処理部へそれぞれ出力する複数の光スイッチを、含むものである請求項1の光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置。

【請求項3】
前記ドロップ側光スイッチ機構は、前記複数の入力側光ファイバ毎に分波された複数の波長群を並列的に伝送する波長群パスに設けられ、該複数の波長群を出力する光スイッチと、該光スイッチから出力された前記複数波長群のうち前記予め設定された終端用アドドロップ率で制限した数の波長群を前記ドロップ側光信号終端処理部へそれぞれ出力する波長群数制限部とを、含むものである請求項1の光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置。

【請求項4】
前記ドロップ側光スイッチ機構は、前記複数の入力側光ファイバ毎に設けられ、該複数の入力側光ファイバにより伝送されてきた波長分割多重光を構成する複数の波長群のうち前記予め設定された終端用アドドロップ率で制限した数の波長群を前記ドロップ側光信号終端処理部へそれぞれ出力する波長群選択スイッチを、含むものである請求項1の光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置。

【請求項5】
前記ドロップ側光信号終端処理部は、前記ドロップ側光スイッチ機構から出力された波長群を受けて該波長群を波長単位にそれぞれ分波する複数の波長分波器と、該複数の波長分波器と前記電気レイヤに設けられた複数の受信機との間に設けられ、該波長分波器により分波された波長を該複数の受信器のいずれか1つへ出力する単一のマトリックス光スイッチとを、含むものである請求項2の光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置。

【請求項6】
前記ドロップ側光信号終端処理部は、前記ドロップ側光スイッチ機構から出力された波長群を受けて該波長群を波長単位にそれぞれ分波する複数の波長分波器と、該複数の波長分波器と前記電気レイヤに設けられた複数の受信機との間に設けられ、該波長分波器により分波された波長を該複数の受信器のいずれか1つへ出力する3段構成のマトリックス光スイッチとを、含むものである請求項2の光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置。

【請求項7】
前記ドロップ側光信号終端処理部は、前記ドロップ側光スイッチ機構によって分離された波長群を受けて該波長群を分岐出力する、該波長群数と同じ数の光カプラと、該複数の光カプラから分岐された複数の波長群の全てを受けて該複数の波長群から1つの波長群を選択して、前記電気レイヤに設けられたコヒーレント受信機能を有する複数の受信器のいずれか1つへ出力する、該受信器と同じ数のマトリックス光スイッチとを、含むものである請求項2の光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置。

【請求項8】
前記波長群数制限部は、前記ドロップ側光スイッチ機構によって分離された波長群を受けて分岐する、該波長群数と同じ数のカプラと、該カプラから分岐された波長群をそれぞれ受けて該複数の波長群から1つの波長群を選択して、前記ドロップ側光信号終端処理部へそれぞれ出力する、該ドロップ側光信号終端処理部へ出力される波長群数と同じ数のマトリックス光スイッチとを、含むものである請求項3の光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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