TOP > 国内特許検索 > 金(I)錯塩とその製造方法および溶媒の識別方法ならびに発光性液体

金(I)錯塩とその製造方法および溶媒の識別方法ならびに発光性液体

国内特許コード P110001504
整理番号 13301
掲載日 2011年1月28日
出願番号 特願2009-116985
公開番号 特開2010-265204
登録番号 特許第5522352号
出願日 平成21年5月13日(2009.5.13)
公開日 平成22年11月25日(2010.11.25)
登録日 平成26年4月18日(2014.4.18)
発明者
  • 青柳 登
  • 下条 晃司郎
  • 長縄 弘親
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 金(I)錯塩とその製造方法および溶媒の識別方法ならびに発光性液体
発明の概要 【課題】発光効率が高く、室温で液状であり、保存安定性も有する金(I)錯塩とその製造方法および溶媒の識別方法ならびに発光性液体を提供する。
【解決手段】置換イミダゾリウムカチオンとジチオシアナト金(I)アニオンとからなる金(I)錯塩。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



発光デバイスや揮発性有機分子の検出への応用が期待されている金(I)錯体において特に注目されているのがAuI-AuI間における金原子間相互作用(aurophilic interaction)を利用した錯体合成である(非特許文献1~5参照)。その相互作用と発光現象は密接に関連しており、AuI-AuI間距離が3.6Å以内に近づくと発光すると報告されている。この金原子間相互作用は水素結合に匹敵する強さを持ち、容易に自己組織化する。

産業上の利用分野



本発明は、金(I)錯塩とその製造方法および溶媒の識別方法ならびに発光性液体に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
1-アルキル基の炭素数が1~10の1-アルキル-3-メチルイミダゾリウムカチオンとジチオシアナト金(I)アニオンとからなる、室温(25℃)で液状の金(I)錯塩。

【請求項2】
請求項1に記載の金(I)錯塩の製造方法であって、ジチオシアナト金(I)の金属塩を溶媒に溶解した溶液と、1-アルキル基の炭素数が1~10の1-アルキル-3-メチルイミダゾリウムハロゲン化物を溶媒に溶解した溶液とを混合し、生成した金属ハロゲン化物を除去し、溶媒を除去することにより、1-アルキル-3-メチルイミダゾリウムカチオンとジチオシアナト金(I)アニオンとからなる金(I)錯塩を得ることを特徴とする金(I)錯塩の製造方法。

【請求項3】
請求項1に記載の金(I)錯塩を識別対象の溶媒に溶解させ、凍結させた後、溶媒に光源からの紫外光を照射し、その発光色により溶媒を識別することを特徴とする溶媒の識別方法。

【請求項4】
1-アルキル基の炭素数が1~10の1-アルキル-3-メチルイミダゾリウムカチオン、下記一般式(3):
【化1】


(式中、R12~R15は炭素数1~12のアルキル基を示す。)で表わされる置換アンモニウムカチオン、および下記一般式(4):
【化2】


(式中、R16~R19は炭素数1~12のアルキル基を示す。)で表わされる置換ホスホニウムカチオンから選ばれるいずれかのカチオン種とアニオン種[SCN]-との塩であるイオン液体にハロゲン化金(I)を溶解してなる、室温(25℃)で液状の発光性液体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close