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計量装置及び計量装置の制御方法

国内特許コード P110001563
整理番号 E091P15
掲載日 2011年2月28日
出願番号 特願2011-033773
公開番号 特開2012-173062
登録番号 特許第5640194号
出願日 平成23年2月18日(2011.2.18)
公開日 平成24年9月10日(2012.9.10)
登録日 平成26年11月7日(2014.11.7)
発明者
  • 渡邊 恵太
  • 松田 聖大
  • 稲見 昌彦
  • 五十嵐 健夫
  • 佐藤 彩夏
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 計量装置及び計量装置の制御方法
発明の概要 【課題】物質の計量が要求されるタスクを物質の量を示す数値や単位について意識することなく容易に遂行することを可能にする計量装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】内壁面の少なくとも一部が所定の範囲内で可動に構成され、上部に開口部を有し、可動の内壁面の位置に応じて容積が可変の容器と、前記容器に接続した取っ手と、可動内壁面の位置を移動させる駆動手段と、前記駆動手段の作動を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、タスクの情報を入力する入力部と、入力したタスクの情報からタスクの遂行のために要求される物質の量の情報を取得する取得部と、物質の量の情報とその物質の体積との対応関係を記憶する記憶部と、前記対応関係に基づき物質の量の情報に対応するその物質の体積を算出する算出部と、算出した物質の体積と前記容器の容積とが等しくなる位置に可動内壁面が移動するように駆動手段を作動させる駆動制御部と、を有する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


計量可能な物質量を調節することができる調節型計量器が知られている。例えば特許文献1には、バケット部の壁の一部が可動壁により構成され、ユーザが可動壁の位置を変化させることによってスコップ容量を変化させることができる調節型計量スコップが開示されている。

産業上の利用分野


本発明は調理材料等を計量する計量装置及びその制御方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
内壁面の少なくとも一部が所定の範囲内で可動に構成され、上部に開口部を有し、可動内壁面の位置に応じて容積が可変の容器と、
前記容器に接続した取っ手と、
を有し、ユーザが前記取っ手を持って前記容器内に物質をすくい取り又は前記容器内に物質を注ぎ入れることによりユーザが物質を取り分ける計量装置であって、
前記可動内壁面の位置を移動させる駆動手段と、
前記駆動手段の作動を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、
タスクの情報を入力する入力部と、
入力部から入力したタスクの情報からタスクの遂行のために要求される物質の量の情報を取得する取得部と、
物質の量の情報とその物質の体積との対応関係を記憶する記憶部と、
記憶部が記憶する対応関係に基づき、取得部が取得した物質の量の情報に対応するその物質の体積を算出する算出部と、
算出部が算出した物質の体積と前記容器の容積とが等しくなる位置に前記可動内壁面が移動するように前記駆動手段を作動させる駆動制御部と、
を有する計量装置。

【請求項2】
入力部は、物質の量の情報とその物質の体積との対応関係の情報を入力可能であり、
記憶部は、入力部から入力される対応関係を記憶することを特徴とする請求項1に記載の計量装置。

【請求項3】
内壁面の少なくとも一部が所定の範囲内で可動に構成され、上部に開口部を有し、可動内壁面の位置に応じて容積が可変の容器と、
前記容器に接続した取っ手と、
前記可動内壁面の位置を変化させる駆動手段と、
を有し、ユーザが前記取っ手を持って前記容器内に物質をすくい取り又は前記容器内に物質を注ぎ入れることによりユーザが物質を取り分ける計量装置の制御方法であって、
タスクの情報を入力する入力ステップと、
入力ステップで入力したタスクの情報からタスクの遂行のために要求される物質の量の情報を取得する取得ステップと、
物質の量の情報とその物質の体積との対応関係を読み込むステップと、
読み込んだ前記対応関係に基づき、取得ステップで取得した物質の量の情報に対応するその物質の体積を算出する算出ステップと、
算出ステップで算出した物質の体積と前記容器の容積とが等しくなる位置に前記可動内壁面が移動するように前記駆動手段を作動させる駆動制御ステップと、
を有する計量装置の制御方法。

【請求項4】
前記入力部は、前記計量装置とは別体のコンピュータ、携帯端末、又は家電機器から、有線又は無線による通信手段を介して、タスクの情報を受け取る請求項1または2に記載の計量装置。

【請求項5】
前記入力部は、前記計量装置とは別体のコンピュータ、携帯端末、又は家電機器においてユーザが行った操作により指定されるタスクの情報を、コンピュータ、携帯端末、又は家電機器から、有線又は無線による通信手段を介して受け取る請求項1または2に記載の計量装置。

【請求項6】
前記入力部は、連続する複数の料理タスクからなるレシピにおいて、ユーザにより指定された、現在ユーザが遂行したい料理タスクの情報をタスクの情報として入力する請求項1,2,4,又は5のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項7】
前記入力部は、洗濯機から、投入された洗濯物の総重量の情報を含むデータを、タスクの情報として入力する請求項1,2,4,又は5のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項8】
撮像装置と、タスクの情報が含まれる画像を解析する画像認識装置と、を更に備え、
前記入力部は、前記画像認識装置が前記撮像装置によって撮像された画像を解析することにより読み取ったタスクの情報を入力する請求項1,2,4~7のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項9】
タスク情報が記載又は記憶された磁気カード又はICカードを読み取るカードリーダを更に備え、
前記入力部は、前記カードリーダが前記磁気カード又はICカードから読み取ったタスク情報を入力する請求項1,2,4~7のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項10】
前記取得部が取得する物質の量の情報は、計量器単位で表される情報であり、
前記記憶部に記憶されている対応関係は、計量器単位で表される物質の体積とメートル方の単位で表される物質の体積との対応関係の情報を含む請求項1,2,4~9のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項11】
前記取得部が取得する物質の量の情報は、1又は複数のユーザの識別情報を含み、
前記記憶部に記憶されている対応関係は、各ユーザと各ユーザに関連付けられた物質の量との対応関係の情報を含む請求項1,2,4~9のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項12】
前記入力部が入力するタスクの情報には、複数種類の物質の量を示す情報が含まれる請求項1,2,4~11のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項13】
前記記憶部に記憶されている対応関係は、複数種類の物質の各々について、物質の量を示す情報とその物質の体積との対応関係の情報を含む請求項12に記載の計量装置。

【請求項14】
前記入力部が入力するタスクの情報には、単一の物質の量を示す情報を含む複数のタスクに分解可能なシーケンシャルタスクの情報が含まれる請求項1,2,4~11のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項15】
前記入力部は、ユーザが、これから計量しようとする物質の種類を指定する操作を受け付け、
前記算出部は、前記記憶部から、前記指定された物質の種類に応じて、当該物質の量を示す情報と当該物質の体積との対応関係の情報を選択して読み込み、当該物質の体積を算出する請求項12~14のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項16】
前記入力部が入力するタスクの情報に含まれる物質の量の情報は、質量、体積、その他の形式で数値により直接的に表現された情報、又は、言語若しくは識別情報を用いて間接的に表現された情報である請求項1,2,4~15のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項17】
前記容器は、スコップ部と、前記スコップ部の内部に設けられ、前記スコップ部の一の側壁部の上辺に平行な回転軸の周りに回転可能に構成された可動壁と、を有し、
前記駆動手段は、前記可動壁の一方の面に駆動力を作用させることで前記可動壁を回転させ、
前記可動内壁面は、前記スコップ部の内壁面及び前記可動壁の前記駆動手段の駆動力が作用する面と反対側の面により構成される請求項1,2,4~16のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項18】
前記容器は、ボウル状の底部により区画され上部に開口部を有するスコップ部と、前記スコップ部の底部に設けられ膨張又は収縮可能なエアバッグと、を有し、前記エアバッグが膨張又は収縮することにより前記スコップ部の内部空間において前記エアバッグの締める領域が拡大又は縮小し、
前記駆動手段は、前記エアバッグを膨張又は収縮させるポンプを有し、
前記可動内壁面は、前記エアバッグの表面により構成される請求項1,2,4~16のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項19】
前記容器は、可撓性材料により構成されたボウル状の底部により区画され上部に開口部を有するスコップ部と、前記取っ手が接続される側壁部と、を有し、前記底部は、側壁部を摺動自在に貫通し、
前記駆動手段は、前記底部の前記取っ手の側の端部を前記取っ手の側に引き込み、又は前記取っ手の側から押し出し、
前記可動内壁面は、前記底部の内壁面により構成される請求項1,2,4~16のいずれか1項に記載の計量装置。

【請求項20】
前記容器は、スコップ部と、前記スコップ部の内部に設けられ、前記スコップ部の一の側壁部をなす可動壁と、を有し、
前記駆動手段は、前記可動壁の一方の面に駆動力を作用させることで前記可動壁を並行移動させ、
前記可動内壁面は、前記スコップ部の内壁面及び前記可動壁の前記駆動手段の駆動力が作用する面と反対側の面により構成される請求項1,2,4~16のいずれか1項に記載の計量装置。
産業区分
  • 測定
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2011033773thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 五十嵐デザインインタフェース 領域
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