TOP > 国内特許検索 > 生ゴミをリサイクルする方法

生ゴミをリサイクルする方法

国内特許コード P110001606
整理番号 15
掲載日 2011年3月7日
出願番号 特願2000-043113
公開番号 特開2001-232331
登録番号 特許第3404523号
出願日 平成12年2月21日(2000.2.21)
公開日 平成13年8月28日(2001.8.28)
登録日 平成15年3月7日(2003.3.7)
発明者
  • 白井 義人
出願人
  • 九州工業大学長
発明の名称 生ゴミをリサイクルする方法
発明の概要 (57)【要約】【課題】 環境破壊を伴うことなく、生ゴミを処分する方法を提供すること。【解決手段】 ポリ乳酸を介する生ゴミのリサイクル方法において、(1)生ゴミをポリ乳酸袋に収容する工程と;(2)前記工程1でポリ乳酸袋に収容した生ゴミを回収する工程と;(3)前記工程2で回収した生ゴミを乳酸発酵に供し、乳酸を得る工程と;(4)前記工程3で得た乳酸からポリ乳酸袋を製造する工程と;(5))前記工程4で製造したポリ乳酸袋に生ゴミを収容する工程を具備し、前記工程5で収容する生ゴミが前記工程1の生ゴミであることにより、生ゴミをリサイクルする方法。
従来技術、競合技術の概要

近年、ゴミの焼却によるダイオキシンの発生を初めとして、ゴミによる環境破壊が大きな問題になっている。家庭やレストラン等の事業所から廃棄される生ゴミについては、これを堆肥化したり、これを原料として乳酸発酵することにより、資源化する試みが成されている。乳酸発酵法により生ゴミを処理する方法は、生成物である乳酸を生分解性プラスチックの原料として用い得ることから、有効な生ゴミの資源化法の一つであると考えられている。

しかしながら、家庭や事業所から廃棄される生ゴミは、通常、ポリエチレン等の非生分解性の袋に収容された状態で回収されている。このような生ゴミを乳酸発酵により資源化するためには、予め、生ゴミとポリエチレン袋等を分別するための煩雑な前処理工程が必要となり、生ゴミの資源化コストを上昇させる原因となっている。さらに、分別したポリエチレン袋等は、焼却、埋め立て等により廃棄せざるを得ず、環境破壊の問題は完全には解決されていない。

産業上の利用分野

本発明は、生ゴミをリサイクルする方法に関する。

より詳細には、本発明は、生ゴミをポリ乳酸袋に収容し、これを回収し、回収した生ゴミを乳酸発酵に供することにより乳酸を得、この乳酸を用いてポリ乳酸袋を製造し、このポリ乳酸袋に生ゴミを収容することにより、生ゴミをリサイクルする方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 ポリ乳酸を介する生ゴミのリサイクル方法において、(1)生ゴミをポリ乳酸袋に収容する工程と、(2)前記工程1でポリ乳酸袋に収容した生ゴミを回収する工程と、(3)前記工程2で回収した生ゴミとポリ乳酸袋を殺菌状態にした後に乳酸発酵に供し、乳酸を得る工程と、(4)前記工程3で得た乳酸からポリ乳酸袋を製造する工程と、(5)前記工程4で製造したポリ乳酸袋に生ゴミを収容する工程とを具備することにより、前記工程1に戻り、前記工程3の殺菌状態にした後に乳酸発酵する工程が、(a)前記工程2で回収したポリ乳酸袋に収容された生ゴミと、ポリ乳酸袋とを分別する工程と、(b)前記工程aで分別した生ゴミを殺菌する工程と、(c)前記工程bで殺菌した生ゴミを微生物による乳酸発酵に供し、乳酸を得る工程と、(d)前記工程aで分別したポリ乳酸袋とアルカリ性溶液とを混合し、乳酸を得る工程と、(e)前記工程c及び工程dで得られた乳酸を合わせ、これを前記工程4のポリ乳酸袋の原料に供する工程とを具備することを特徴とする生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項2】 前記工程bの生ゴミの殺菌が、生ゴミとアルカリ性溶液との混合物を得ることにより行われる請求項1に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項3】 前記工程bで用いるアルカリ性溶液が、アンモニア、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、及び炭酸のアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩からなる群から選択されるアルカリ性化合物の水溶液であることを特徴とする請求項2に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項4】 前記工程bで用いるアルカリ性溶液に含有されるアルカリ性化合物の量が、生ゴミを殺菌状態にするために充分であり、かつ工程3で生成する乳酸量に対して等モル以下であることを特徴とする請求項2又は3に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項5】 前記工程bの生ゴミの殺菌が、蒸気により行われる請求項1に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項6】 前記工程3における殺菌状態が、工程3での乳酸発酵に悪影響を及ぼさない細菌数以下の状態であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項7】 前記工程3の乳酸発酵が、連続法又は半回分法により行われることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項8】 前記工程3の乳酸発酵が、回分法により行われることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項9】 前記工程2のポリ乳酸袋に収容された生ゴミが、乾燥状態にあることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
【請求項10】 前記工程2のポリ乳酸袋に収容された生ゴミが、湿潤状態にあることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の生ゴミをリサイクルする方法。
産業区分
  • 処理操作
  • 微生物工業
  • 衛生設備
  • 容器
  • 廃棄物処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close