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耐食性に優れたマグネシウム材

国内特許コード P110001617
整理番号 50
掲載日 2011年3月7日
出願番号 特願2004-172850
公開番号 特開2005-350730
登録番号 特許第4625944号
出願日 平成16年6月10日(2004.6.10)
公開日 平成17年12月22日(2005.12.22)
登録日 平成22年11月19日(2010.11.19)
発明者
  • 西尾 一政
  • 内林 哲夫
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 耐食性に優れたマグネシウム材
発明の概要

【課題】 環境汚染の原因を全く伴うことのない製造プロセスによって得られる、耐食性、耐摩耗性に優れたマグネシウム或はマグネシウム基合金材料を提供すること。
【解決手段】 マグネシウム或はマグネシウム基合金からなる基材の表面に錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を形成しさらに、錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を下地層として、耐摩耗性金属材料又は各種耐摩耗性炭化物、酸化物、サーメット等の溶射による溶着層を形成してなるマグネシウム材。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


マグネシウム或はマグネシウム基合金は実用金属材料中最も軽量であって切削性にも富み、強度/密度比が高く、高比弾性率を有する処から、リサイクルが困難である合成樹脂材料に代わる機器材料たとえば自動車部品、車両のホイール、パソコン・携帯電話の筐体等の材料として、その実用化が進められている。



マグネシウム或はマグネシウム基合金は上記卓越した長所をもつ反面、実用金属材料中電気化学的に最も卑であるために、空気中でも腐食を受けやすいという致命的な短所がある。この短所を補完すべく、マグネシウム或はマグネシウム基合金材に表面処理を施すことが不可欠である。マグネシウム或はマグネシウム基合金材に耐食性を付与するための代表的な技術として、湿式プロセスである化成処理、陽極酸化処理等のめっき或はめっきを下地処理層とした塗装等がある(たとえば、特許文献1参照)。

【特許文献1】特開2001-192854号公報

産業上の利用分野


本発明は、耐食性、耐摩耗性に優れさらに、意匠性に優れた皮膜を有するマグネシウム或はマグネシウム基合金材料(成型品等)に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
マグネシウム又はマグネシウム基合金からなる基材の表面に錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を形成してなる耐食性に優れたマグネシウム材。

【請求項2】
マグネシウム又はマグネシウム基合金からなる基材の表面に錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を形成しさらに、該錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を下地層として耐磨耗性金属材料又は各種耐磨耗性炭化物、酸化物、サーメットの溶射による溶着層を形成してなる耐食性、耐摩耗性に優れたマグネシウム材。

【請求項3】
マグネシウム又はマグネシウム基合金からなる基材の表面に錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を形成しさらに、該錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を下地層として該下地層上に密着塗膜層を形成してなる耐食性に優れたマグネシウム材。

【請求項4】
マグネシウム又はマグネシウム基合金からなる基材の表面に錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を形成しさらに、該錫又は錫基合金の溶射による50μm以上の厚さの溶着層を下地層として耐磨耗性金属材料又は各種耐磨耗性炭化物、酸化物、サーメットの溶射による溶着層を形成し、該耐磨耗性溶着層上に密着塗膜層を形成してなる耐食性、耐摩耗性に優れたマグネシウム材。
産業区分
  • 表面処理
  • 工業用ロボット
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004172850thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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