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酸化イットリウム前駆体水系ゾルの製造方法及び酸化イットリウム前駆体水系ゾル コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P110001658
整理番号 GI-H22-2
掲載日 2011年3月8日
出願番号 特願2010-124027
公開番号 特開2011-246331
登録番号 特許第5570011号
出願日 平成22年5月31日(2010.5.31)
公開日 平成23年12月8日(2011.12.8)
登録日 平成26年7月4日(2014.7.4)
発明者
  • 櫻田 修
  • 加藤 大樹
  • 吉田 道之
  • 大矢 豊
  • 田中 誠
  • 北岡 諭
出願人
  • 国立大学法人岐阜大学
  • 一般財団法人ファインセラミックスセンター
発明の名称 酸化イットリウム前駆体水系ゾルの製造方法及び酸化イットリウム前駆体水系ゾル コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】環境に与える負荷が低減された酸化イットリウム前駆体水系ゾルの製造方法、及び、該製造方法により製造される酸化イットリウム前駆体水系ゾルを提供する。
【解決手段】酸化イットリウム前駆体水系ゾルの製造方法は、イットリウム塩の水溶液を調製する工程S1と、イットリウム塩の水溶液をアルカリ性とし水酸化イットリウムの沈殿物を生成させる工程S2と、生成した水酸化イットリウムを溶媒と分離する工程S3と、分離された水酸化イットリウムを乾燥させることなく、イットリウムイオン1モルに対しカルボキシル基3モル未満となる割合でカルボン酸と混合し撹拌する工程S5とを具備する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



金属や合金の鋳造プロセスにおいて、溶融金属(溶湯)を収容する容器、溶湯の運搬・移送のために使用される柄杓状、樋状の部材などは、溶湯との接触により損傷を受け易い。そのため近年では溶湯に接触する部材として、従来の鋳鉄に替えて、チタン酸アルミニウムセラミックス、アルミナセラミックス、ムライトセラミックスなど、耐熱性、耐食性に優れるセラミックス材料が用いられている(例えば、特許文献1参照)。





ところが、アルミニウムやマグネシウムは非常に還元性が高いため、上記のようなセラミックス材料であっても、アルミニウム溶湯、アルミニウム合金溶湯、マグネシウム合金溶湯との接触によりマトリクス中の金属イオンが還元され、浸食される。また、溶湯と直接接触しない部材であっても、還元性の高い金属を含むガスに曝されることにより浸食される。そこで、より耐還元性に優れる材料、あるいは、従来から使用されている材料をコーティングすることにより耐還元性を高めることができる材料が望まれる。

産業上の利用分野



本発明は、加熱処理により酸化イットリウムが生成する酸化イットリウム前駆体水系ゾルの製造方法、及び、該製造方法により製造される酸化イットリウム前駆体水系ゾルに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
イットリウム塩の水溶液をアルカリ性とし、水酸化イットリウムの沈殿物を生成させる工程と、
生成した水酸化イットリウムを溶媒と分離する工程と、
分離された水酸化イットリウムを乾燥させることなく、イットリウムイオン1モルに対しカルボキシル基が1.5モル以上3モル未満となる割合でカルボン酸としての酢酸と混合し撹拌することにより、無色透明のゾルを得る工程と
を具備することを特徴とする酸化イットリウム前駆体水系ゾルの製造方法。

【請求項2】
水酸化イットリウムに対するカルボン酸の割合は、イットリウムイオン1モルに対しカルボキシル基1.5モル~2.5モルとなる割合である
ことを特徴とする請求項1に記載の酸化イットリウム前駆体水系ゾルの製造方法。

【請求項3】
水酸化イットリウムを溶媒と分離する工程の後に、水酸化イットリウムの沈殿物を水洗する工程を具備する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の酸化イットリウム前駆体水系ゾルの製造方法。

【請求項4】
イットリウムイオン1モルに対し1.5モル以上3モル未満の酢酸イオンを含有し、
硝酸イオン、塩化物イオン、及び硫酸イオンを含有しないと共に、
無色透明である
ことを特徴とする酸化イットリウム前駆体水系ゾル。
産業区分
  • 無機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010124027thum.jpg
出願権利状態 登録
岐阜大学産官学連携推進本部では、岐阜大学における知的財産の創出・管理・活用のマネジメントをしています。上記の特許・技術に関心のある方は、下記問い合わせ先に整理番号とともにご相談下さい。


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