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無線通信端末、無線通信方法及びプログラム コモンズ

国内特許コード P110001659
掲載日 2011年3月8日
出願番号 特願2011-030195
公開番号 特開2012-169935
登録番号 特許第5692854号
出願日 平成23年2月15日(2011.2.15)
公開日 平成24年9月6日(2012.9.6)
登録日 平成27年2月13日(2015.2.13)
発明者
  • 笠井 裕之
  • 成松 宏美
出願人
  • 国立大学法人電気通信大学
発明の名称 無線通信端末、無線通信方法及びプログラム コモンズ
発明の概要 【課題】ネットワークインフラストラクチャがない環境で、特定のエリアに、同じまたは異なる時刻に存在または出入りする複数の無線通信端末で情報を共有できるようにする。
【解決手段】無線通信機能を備えた無線通信端末において、当該無線通信端末の現在位置に対応したエリアを検出する。そして、他の無線通信端末に対して、当該無線通信端末が記憶した蓄積情報に、エリアの検出で得たエリア情報を付加して無線送信させる。また、無線通信機能で他の無線通信端末から受信した蓄積情報を、その蓄積情報に付加されたエリア情報で示されるエリア内に当該無線通信端末がいる間、当該無線通信端末で保持させ、付加されたエリア情報で示されるエリアから離れた場合に、当該無線通信端末に保持された蓄積情報を破棄する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、それぞれが無線通信端末を所持するユーザの間で、何らかの情報を共有する場合、例えば各ユーザが特定のネットワークサービスに加入して、そのネットワークサービスで提供されるサーバにアクセスして、必要な情報をアップロードさせることが行われている。アップロードされた情報は、サーバにアクセスしたユーザの端末に表示させることができ、情報が共有化される。この場合、無線通信端末は無線アクセスポイントなどの無線基地局を介して無線通信(インフラモード通信)を行う。



また、複数台の無線通信端末の間でのデータ通信として、基地局を経由せずに2台の端末間で直接無線通信を行うアドホック通信機能(アドホックモード通信)を利用して、近隣の他の無線通信端末との間でデータ転送を行うことも実用化されている。例えば、特定のゲームプログラムが実装された2台の端末が近接したとき、アドホック通信処理で、その2台の端末間で直接データ転送を行い、ゲームの実行状況などのデータの転送処理を行う場合がある。このような近接した2台の無線通信端末の間でデータ転送を行う処理は、例えば「すれ違い通信」と称される通信処理として実用化されている。



さらに、複数の無線端末間に動的にネットワークを構築して通信する通信機能(アドホックネットワーク通信)では、直接無線通信ができない端末同士の無線情報を、他の無線通信端末が仲介端末となって中継することで通信範囲を拡大可能なマルチホップ通信ネットワークの技術が研究開発され製品化されている。



特許文献1には、無線通信端末を所持する人同士がすれ違った際に、メッセージの送受信を行うシステムについての記載がある。

産業上の利用分野


本発明は、アドホック通信を行う無線通信端末、及びその無線通信端末で実行される無線通信方法、並びにその無線通信端末に実装されるプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
他の無線通信端末との間で無線通信を行う無線通信部と、
前記無線通信部で送信させる蓄積情報を保持すると共に、前記無線通信部で受信した蓄積情報を保持する記憶部と、
無線通信を行うアクセスポイントをランドマークとして利用して、当該無線通信端末の現在位置に対応したエリアを検出するエリア検出部と、
他の無線通信端末に対して、前記記憶部に記憶された蓄積情報に、前記エリア検出部が検出したエリアに基づいたエリア情報を付加して前記無線通信部から送信させると共に、前記無線通信部が他の無線通信端末から受信した蓄積情報を、その蓄積情報に付加されたエリア情報で示されるエリア内に当該無線通信端末がいる間、前記記憶部で保持させ、付加されたエリア情報で示されるエリアから離れた場合に前記記憶部で保持された蓄積情報を破棄する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記エリア検出部が検出するアクセスポイントの変化に基づいて、検知したアクセスポイントのリストを作成する
無線通信端末。

【請求項2】
前記制御部は、前記記憶部に記憶された情報が既に保持された無線通信端末を検出又は推定して、その検出又は推定した無線通信端末以外の他の無線通信端末に対して、前記記憶部に記憶された蓄積情報を前記無線通信部から無線送信させる
請求項1記載の無線通信端末。

【請求項3】
前記制御部は、記憶部が記憶した蓄積情報を保持した端末についての情報保持端末リストを作成し、作成された情報保持端末リストに基づいて、前記記憶部に記憶された蓄積情報が既に保持された無線通信端末を判断する
請求項記載の無線通信端末。

【請求項4】
前記制御部は、前記無線通信部が認識したエリア内の他の無線通信端末の台数又はエリア内の他の無線通信端末の密度に応じて、前記記憶部が記憶した蓄積情報を保持させるエリアの拡大又は縮小を行う
請求項記載の無線通信端末。

【請求項5】
前記制御部は、前記エリア検出部が検出するアクセスポイントの変化に基づいて、各アクセスポイントの位置関係のテーブルを動的に構築し、その構築したテーブルに基づいて、前記記憶部が記憶した蓄積情報を保持させるエリア情報を生成させる
請求項記載の無線通信端末。

【請求項6】
無線通信機能を備えた無線通信端末に適用される無線通信方法において、
無線通信を行うアクセスポイントをランドマークとして利用して、当該無線通信端末の現在位置に対応したエリアを検出し、
他の無線通信端末に対して、当該無線通信端末が記憶した蓄積情報に、前記エリアの検出で得たエリア情報を付加して前記無線通信機能で送信させ、
前記無線通信機能で他の無線通信端末から受信した蓄積情報を、その蓄積情報に付加されたエリア情報で示されるエリア内に当該無線通信端末がいる間、当該無線通信端末で保持させ、付加されたエリア情報で示されるエリアから離れた場合に、当該無線通信端末に保持された蓄積情報を破棄し、
前記エリアを検出する際のアクセスポイントの変化に基づいて、検知したアクセスポイントのリストを作成する
無線通信方法。

【請求項7】
無線通信機能を備えた無線通信端末に実装されるプログラムにおいて、
無線通信を行うアクセスポイントをランドマークとして利用して、当該無線通信端末の現在位置に対応したエリアを検出する検出工程と、
他の無線通信端末に対して、当該無線通信端末が記憶した蓄積情報に、前記エリアの検出で得たエリア情報を付加して前記無線通信機能で送信させる送信工程と、
前記無線通信機能で他の無線通信端末から受信した蓄積情報を、その蓄積情報に付加されたエリア情報で示されるエリア内に当該無線通信端末がいる間、当該無線通信端末で保持させ、付加されたエリア情報で示されるエリアから離れた場合に、当該無線通信端末に保持された蓄積情報を破棄する蓄積情報処理工程と、
前記エリアを検出する際のアクセスポイントの変化に基づいて、検知したアクセスポイントのリストを作成するリスト作成工程とを有する
プログラム。
産業区分
  • 電話
  • 伝送方式
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011030195thum.jpg
出願権利状態 登録
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