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新規蛍光化合物およびそれを用いた細胞内コレステロールの検出方法 新技術説明会

国内特許コード P110001737
整理番号 S2008-0011-N0
掲載日 2011年3月14日
出願番号 特願2007-262203
公開番号 特開2009-091287
登録番号 特許第5240704号
出願日 平成19年10月5日(2007.10.5)
公開日 平成21年4月30日(2009.4.30)
登録日 平成25年4月12日(2013.4.12)
発明者
  • 山田 圭一
  • 穂坂 正博
  • 吉原 利忠
  • 飛田 成史
  • 片貝 良一
  • 竹内 利行
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
発明の名称 新規蛍光化合物およびそれを用いた細胞内コレステロールの検出方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】ケイ光染色や抗体染色よりも感度よく固定化細胞および生細胞中のコレステロールの検出および可視化などに用いることができるケイ光化合物の提供、並びに該化合物を用いたコレステロールの検出方法および検出キットの提供。
【解決手段】アンホテリシンBにダンシル基を導入した下記式で表される化合物で、該化合物は細胞の脂質膜中のコレステロールと安定な複合体を形成でき、強いケイ光強度を有する。

nは1~5の整数、Rは炭素数1~4のアルキルを示す。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


固定化された組織でコレステロール分布を観測するプローブとしてポリエンマクロライド系抗生物質であるフィリピン(Filipin)IIIが用いられてきた。しかし、生体膜コレステロールに結合するフィリピンIIIは、生体膜の高コレステロールドメインに結合して孔をあけ、細胞障害を惹起する。フィリピンIIIの他にも、θ-トキシン、コレラトキシンB なども生体膜のスフィンゴ脂質に結合するのでリピッドラフトの観察に用いられるが、主に形質膜のコレステロールを染色し、細胞内オルガネラのコレステロール分布全体を観察するのには適さない。さらに、フィリピンIIIは蛍光消光が早く、それを認識する抗体もないことから、抗体染色可能な新規プローブの開発が望まれてきた。
一方、アンホテリシンBはポリエンマクロライド系抗生物質である(非特許文献1)が、コレステロールの検出の目的に応用されたことはなかった。

【非特許文献1】M. Murata et al. Org. Lett. 2002, 4 , 2087-2089.

産業上の利用分野


本発明は新規蛍光化合物に関する。本発明はまた、当該化合物を用いた細胞内コレステロール検出法および検出キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(I)で表される化合物。
【化学式1】


nは1~5の整数、Rは炭素数1~4のアルキルを示す。

【請求項2】
nが2であり、Rがメチルである、請求項1に記載の化合物。

【請求項3】
請求項1または2に記載の化合物を細胞に添加し、蛍光を測定することを特徴とする、細胞内コレステロールの検出方法。

【請求項4】
請求項1または2に記載の化合物を含む、コレステロール検出キット。
産業区分
  • 有機化合物
  • 微生物工業
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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