TOP > 国内特許検索 > 組織抽出システム

組織抽出システム UPDATE コモンズ

国内特許コード P110001759
掲載日 2011年3月15日
出願番号 特願2010-172482
公開番号 特開2012-029903
登録番号 特許第4691732号
出願日 平成22年7月30日(2010.7.30)
公開日 平成24年2月16日(2012.2.16)
登録日 平成23年3月4日(2011.3.4)
発明者
  • 中原 龍一
  • 西田 圭一郎
  • 尾▲崎▼ 敏文
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 組織抽出システム UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】画像を用いて組織を効率よく抽出する。
【解決手段】組織抽出システム10は、画像を用いて被検体の組織を抽出するシステムであって、座標軸をそろえて複数のシークエンスを撮像する撮像部11と、撮像部11により撮像された複数のシークエンスを、そのシークエンスを座標軸にとったヒストグラム空間に変換する変換部12と、変換部12により変換されたヒストグラムの分布から被検体の組織を抽出する抽出部13とを備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


MRI(Magnetic Resonance Imaging system)では、T1強調画像やT2強調画像のように、組織のコントラストの違う様々なMRI画像(以下、それぞれの画像を「MRIシークエンス」又は「シークエンス」という)をセットで撮影するのが一般的である(特許文献1参照)。当初はMRI画像を白黒のフィルムに焼いて診断に利用していたので、ディスプレーで診断するようになった現在も白黒画像をもとに診断している。



MRI信号は検査ごとに信号値が変化するので信号値のみで組織の診断はできないとされてきた。そこで、筋肉の信号値と比較して信号値が高い場合をHigh、低い場合をLow、同程度の場合をIsoと表現して診断に利用している。具体的には、MRI画像上で筋肉よりも白い部位をHigh、黒い部位をLow、同じ程度の部位をIsoと表現する。これにより、T1強調画像でHighでありT2強調画像でHighである部位は脂肪成分、T1強調画像でLowでありT2強調画像でHighである部位は水成分、というように推測することができる。



診断能力を上げるためにT2*(スター)強調画像や拡散強調画像やT2脂肪抑制など、特定の組織のコントラストがつく様々なシークエンスが開発され、現在も増加しつつある。現在では、図11に示すように、目的に合わせて複数ののシークエンスを撮像し、それぞれのシークエンスを白黒画像で見比べることにより診断している。

産業上の利用分野


本発明は、画像を用いて被検体の組織を抽出する組織抽出システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
画像を用いて被検体の組織を抽出する組織抽出システムであって、
座標軸をそろえて複数のシークエンスを撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された複数のシークエンスを、そのシークエンスを座標軸にとったヒストグラム空間に変換する変換部と、
前記変換部により変換されたヒストグラム空間上の島の中心位置を計算し、その中心位置をもとに標準化を行い、前記ヒストグラム空間座標と組織とを対応付けるためのラベリングを行い、被検体の組織を抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された組織のうち異常信号パターンを示す病的組織をハイライト化するハイライト化部と、
前記抽出部により抽出された組織の座標情報を抽出することで三次元データを作成する三次元データ作成部とを備え、
前記ヒストグラム空間上の島情報を用いて各シークエンスを標準化する場合は自由曲線を用いた領域選択を行うことで標準化係数を各シークエンスごとに指定し、事前に作成しておいたライブラリを用いて前記ヒストグラム空間内の各点において透明度と色を設定する
ことを特徴とする組織抽出システム。

【請求項2】
前記変換部は、前記複数のシークエンスを統合してマルチシークエンス行列にデータ配列し、前記ヒストグラム空間に度数分布を計算して展開することを特徴とする請求項1記載の組織抽出システム。

【請求項3】
前記変換部は、四種類以上の前記複数のシークエンスを三次元の情報に変換する場合、下記数式を用いて特定の組織をターゲットに表示能力を上げることを特徴とする請求項1または2記載の組織抽出システム。
F(S1,S2,S3,・・・Sn)=(R,G,B)
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2010172482thum.jpg
出願権利状態 登録
特許内容に関しての問い合せ窓口は岡山大学連携機構知的財産部門です。

技術移転に関しては岡山TLOが窓口になります。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close