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微細工具の加工方法及び微細工具 新技術説明会

国内特許コード P110001792
整理番号 2009000065
掲載日 2011年3月16日
出願番号 特願2010-021650
公開番号 特開2011-156631
登録番号 特許第5459667号
出願日 平成22年2月2日(2010.2.2)
公開日 平成23年8月18日(2011.8.18)
登録日 平成26年1月24日(2014.1.24)
発明者
  • 李 和樹
  • 山田 高三
  • 三浦 浩一
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 微細工具の加工方法及び微細工具 新技術説明会
発明の概要 【課題】工具としての被把持部に対する工具先端部の芯出しが容易であり、微細穴や微細溝等の加工精度をより向上させることを可能とする。
【解決手段】工具として使用するときの被把持部7となる棒状ワークWの基端部1をコレット・チャック3に保持させ、棒状ワークWの先端部5を、横切れ刃に負のアプローチ角をなす部分を与えたバイトにより背分力を抑制して旋削し微細な工具先端部11を加工し、工具としての被把持部7に対して工具先端部11を容易に同芯に形成することができ、工具先端部11が異径の微細軸であっても芯出しを容易に行わせることを特徴とする。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



従来、微細工具の製造方法として特許文献1に記載のものがある。この方法は、図13のように、棒状工具本体101を放電加工、電解加工、切削加工、研削加工などにより均一径の微細軸として形成し、この棒状工具本体101の外周部を除去成形が容易な材料のクラッド材103によって被覆し複合構造工具105を形成する。





クラッド材103としては、例えば棒状工具本体101の材料よりも融点あるいは昇華点の低い低融点の金属、金属粉末、プラスチック樹脂、透明プラスチック、光硬化樹脂、あるいは低昇華温度材料が用いられている。





この複合構造工具105のクラッド材103の一部を除去して棒状工具本体101を必要長さに露出させて微細工具100を製造する。





この微細工具100を把持して軸芯周りに回転させつつ放電加工により穴加工や溝加工をするとき、クラッド材103の部分は被把持部として機能する。





しかし、かかる製造方法では、棒状工具本体101にクラッド材103を被覆させるものであるため、工具として使用するときに被把持部として機能するクラッド材103の部分と棒状工具本体101の工具先端部との芯出しが難しく、微細穴や微細溝の加工精度に限界があった。

産業上の利用分野



本発明は、放電加工用の電極等に供される微細工具の加工方法及び微細工具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
棒状ワークの基端部をチャックに保持させ、
前記棒状ワークの先端部を、横切れ刃に負のアプローチ角をなす部分を与えた切削工具により背分力を抑制して旋削し微細な工具先端部を加工する微細工具の加工方法であって、
前記棒状ワークは、前記基端部及び先端部間に工具として使用するときの被把持部を形成するための被把持部加工部を備え、
前記棒状ワークの先端部及び被把持部加工部を前記旋削加工で共に加工し前記被把持部に対し前記工具先端部を同芯に形成する、
ことを特徴とする微細工具の加工方法。

【請求項2】
請求項記載の微細工具の加工方法であって、
前記切削工具に働く背分力を設定以上の切込み量でゼロにする、
ことを特徴とする微細工具の加工方法。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の微細工具の加工方法であって、
前記工具先端部を、軸芯方向に均一径又は異径に形成する、
ことを特徴とする微細工具の加工方法。

【請求項4】
請求項記載の微細工具の加工方法であって、
前記旋削加工を、異なる設計の複数の切削工具を用いて行わせることにより前記工具先端部を軸芯方向に異径に形成する、
ことを特徴とする微細工具の加工方法。

【請求項5】
請求項1~4の何れか1項に記載の微細工具の加工方法により形成された微細工具であって、
前記工具先端部は、軸芯方向に均一径又は異径な微細軸である、
ことを特徴とする微細工具。

【請求項6】
請求項記載の微細工具であって、
前記異径の微細軸は、段付きの微細軸、テーパ形状の微細軸のいずれかである、
ことを特徴とする微細工具。

【請求項7】
請求項5又は6記載の微細工具であって、
前記工具先端部は、放電加工用の電極である、
ことを特徴とする微細工具。
産業区分
  • 切削
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010021650thum.jpg
出願権利状態 登録
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