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経口挿入用気管内チューブ コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P110001824
掲載日 2011年3月17日
出願番号 特願2008-231691
公開番号 特開2010-063568
登録番号 特許第5382847号
出願日 平成20年9月10日(2008.9.10)
公開日 平成22年3月25日(2010.3.25)
登録日 平成25年10月11日(2013.10.11)
発明者
  • 安里 義秀
出願人
  • 国立大学法人 琉球大学
発明の名称 経口挿入用気管内チューブ コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】小児に対しても声門下分泌物持続吸引が可能な経口挿入用気管内チューブを提供する。
【解決手段】挿管チューブ2に吸引用経路4と生理食塩水注入用経路5とを備えた経口挿入用気管内チューブ1であって、吸引用経路4が挿管チューブ2の長さ方向に沿って、吸引用開口部4aが挿管チューブ2の外周面上に設けられた声門マーカー6に対して挿管チューブ2の口腔側端部2B側に位置するよう設けられ、生理食塩水注入用経路5が、挿管チューブ2の長さ方向に沿って、生理食塩水用開口部5aが吸引用開口部4aに対して挿管チューブ2の口腔側端部2B側に位置するように設けられたことを特徴とする経口挿入用気管内チューブ1である。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


重症呼吸障害患者に対して人工換気を施す場合において、気管内挿管を行うと、挿管チューブを伝って咽頭分泌物が気管内に垂れ込み、肺炎を引き起こす危険性がある(人工換気関連肺炎)。この人工換気関連肺炎を防止するために、声門下吸引システムが適用されている。これは挿管チューブの先端にカフを設け、咽頭分泌物をカフ上部に滞留させて、これを吸引ルーメンなどを通じて除去するものであり、このようなカフおよび吸引ルーメンを備えた気管内チューブが提案されている(特許文献1および2)。



この声門下吸引システムは、成人の人工換気関連肺炎の防止には有効である。しかしながら、小児に対しては、カフを膨らませると、抜管時にカフと接触していた部分が浮腫状になり、気管狭窄を来たし抜管困難となる恐れがあるためカフを使用することができない。このため、小児に対しては通常カフの無い挿管チューブを使用することになるが、咽頭分泌物は粘稠度が高く、これを吸引できる程度の陰圧をかけると直接肺内の圧が下がって虚脱してしまうため、持続的に声門下吸引を行うことができなかった。



【特許文献1】特開平4-272766号公報【特許文献2】特表平6-504454号公報

産業上の利用分野


本発明は経口挿入用気管内チューブに関し、詳しくは、カフを使用することなく声門下分泌物持続吸引が可能な経口挿入用気管内チューブに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
挿管チューブに吸引用経路と生理食塩水注入用経路とを備えた、カフを有さない経口挿入用気管内チューブであって、前記吸引用経路が、挿管チューブの長さ方向に沿って、吸引用開口部が挿管チューブの外周面上に設けられた声門マーカーに対して挿管チューブの口腔側端部側に位置するよう設けられ、前記生理食塩水注入用経路が、挿管チューブの長さ方向に沿って、生理食塩水用開口部が前記吸引用開口部に対して挿管チューブの口腔側端部側に位置するように設けられたことを特徴とする経口挿入用気管内チューブ。
【請求項2】
前記吸引用経路の吸引用開口部が、前記声門マーカーに対して1~1.5cm挿管チューブの口腔側端部側に位置するものである請求項1記載の経口挿入用気管内チューブ。
【請求項3】
前記生理食塩水注入用経路の生理食塩水用開口部が、前記吸引用開口部に対して1~3cm挿管チューブの口腔側端部側に位置するものである請求項1または2に記載の経口挿入用気管内チューブ。
【請求項4】
前記吸引用経路および/または生理食塩水注入用経路が、前記挿管チューブの外側に配設されたチューブからなるものである請求項1ないし3のいずれかの項記載の経口挿入用気管内チューブ。
【請求項5】
前記吸引用開口部が、前記生理食塩水用開口部に対して前記挿管チューブの周方向に前記挿管チューブの外周の長さの約1/4となる間隔で設けられたものである請求項4項記載の経口挿入用気管内チューブ。
【請求項6】
前記吸引用経路および/または生理食塩水注入用経路が、前記挿管チューブの管壁に形成されたルーメンからなるものである請求項1ないし3のいずれかの項記載の経口挿入用気管内チューブ。
【請求項7】
前記吸引用開口部が、前記生理食塩水用開口部に対して前記挿管チューブの周方向に前記挿管チューブに形成された気道確保用ルーメンの外周の長さの約1/4となる間隔で設けられたものである請求項6記載の経口挿入用気管内チューブ。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008231691thum.jpg
出願権利状態 登録
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