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通信ネットワーク設計方法及びプログラム及び記録媒体

国内特許コード P110001915
整理番号 2006JP0015
掲載日 2011年3月22日
出願番号 特願2008-516631
登録番号 特許第5164073号
出願日 平成19年5月16日(2007.5.16)
登録日 平成24年12月28日(2012.12.28)
国際出願番号 JP2007060075
国際公開番号 WO2007135931
国際出願日 平成19年5月16日(2007.5.16)
国際公開日 平成19年11月29日(2007.11.29)
優先権データ
  • 特願2006-144277 (2006.5.24) JP
発明者
  • 吉開 範章
  • 金光 淳
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 通信ネットワーク設計方法及びプログラム及び記録媒体
発明の概要

本発明は、通信ネットワーク上に構築されている社会的ネットワークの実態を踏まえた通信ネットワーク設計方法、通信ネットワーク設計プログラム及び当該プログラムを格納した記録媒体を提供することを目的とする。
複数の通信端末が互いに接続された通信ネットワークに接続され、前記通信ネットワークの設計を行う通信ネットワーク設計装置によって実行される前記通信ネットワークの設計方法であって、通信ネットワーク上に形成されている社会的ネットワークを分析し、その分析結果に基づいて通信ネットワークの設計を行うことを特徴とする。

従来技術、競合技術の概要


通信ネットワークの構成及び動作状態に基づいて、通信ネットワークの運用方法や通信ネットワーク構成を変更する通信ネットワーク設計システムが提案されている(例えば、特許文献1~3参照。)。



図8は、従来の通信ネットワーク設計システムの一例を示す構成図である。ユーザーインタフェース81と、ネットワーク情報収集部83とネットワーク設計部85と、ネットワークデータベース86と、ネットワーク設定部87と、及びネットワーク情報収集決定部82とから構成される通信ネットワーク設計装置88が、通信ネットワーク89に接続される。ネットワーク情報収集部83は、通信ネットワーク89の動作状態等のネットワーク情報を収集し、その情報をネットワークデータベース86に格納する。この時に、大規模ネットワークの場合の収集データの巨大化を防ぐために、ネットワーク情報収集決定部82からの指示により、通信ネットワーク設計に必要なネットワーク動作状態情報を限定して収集する。ユーザーインタフェース81は、ネットワーク管理者からのサービス品質やリンク単位の優先度等の要求条件を受け付ける。ネットワーク設計部85は、ネットワークデータベース86に格納されたネットワーク情報に基づきユーザーからの要求条件を満足するために通信ネットワーク89の設計あるいは設計変更の提案を行う。ネットワーク設定部87は、ネットワーク設計部85からの提案内容に基づき、通信ネットワーク89の設定あるいは設定変更を行う。



一方、通信ネットワーク上で社会的ネットワークを構築するためのネットワークグループの運営するソーシャルネットワーキングサイト(SNSまたはYASNS)が提供されている。ソーシャルネットワーキングサイトでは、社会的ネットワークに参加しているメンバーのアドレスやプロフィールを通信ネットワーク上で公開する機能や、新たな社会的なつながりを通信ネットワーク上で形成する機能を提供している。

【特許文献1】特開2002-300206号公報

【特許文献2】特開平05-268245号公報

【特許文献3】特開平11-068750号公報

産業上の利用分野


本発明は、通信ネットワークを構成する各種情報を収集し、収集した情報に基づいて通信ネットワーク設計を行う通信ネットワーク設計方法、通信ネットワーク設計プログラム及び当該プログラムを格納した記録媒体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 通信端末を収容する通信装置及び複数の前記通信装置を接続する伝送路を備える通信ネットワークの設計を、前記通信ネットワークに接続された通信ネットワーク設計装置が行う通信ネットワーク設計方法であって、
前記通信ネットワーク設計装置の情報格納部が、前記通信ネットワーク上での前記通信端末同士のつながりを示す社会活動情報を取得して格納する情報格納ステップと、
前記通信ネットワーク設計装置の社会的ネットワーク分析部が、前記情報格納ステップで格納した前記社会活動情報に基づいて社会的ネットワーク分析を行う分析ステップと、
前記通信ネットワーク設計装置のネットワーク設計部が、前記分析ステップで行った前記社会的ネットワーク分析の分析結果に基づいて前記通信ネットワークの設計を行う設計ステップと、を有することを特徴とする通信ネットワーク設計方法。
【請求項2】 前記通信ネットワーク設計装置の情報収集部が、前記通信ネットワークを通じて前記通信装置から前記社会活動情報を収集する社会活動情報収集ステップを、前記情報格納ステップの前にさらに有し、
前記情報格納ステップにおいて、前記情報格納部が、前記社会活動情報収集ステップで収集した前記社会活動情報を前記情報収集部から取得して格納することを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項3】 前記社会活動情報収集ステップにおいて、前記情報収集部が、前記社会活動情報を要求する旨の社会活動情報送信要求を前記通信装置に対して送信することで、前記通信装置の収容する前記通信端末から受信したパケットのヘッダ情報に含まれる送信元及び送信先を前記通信装置に送信させ、前記通信装置から送信された前記送信元及び前記送信先を前記社会活動情報として収集することを特徴とする請求項2に記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項4】 前記社会活動情報収集ステップにおいて、前記情報収集部が、前記社会活動情報を要求する旨の社会活動情報送信要求を前記通信装置に対して送信することで、前記通信装置の収容する前記通信端末から受信したパケットのヘッダ情報に含まれる通信量をさらに、前記送信元及び前記送信先と共に前記通信装置に送信させ、前記通信装置から送信された前記送信元、前記送信先及び前記通信量を前記社会活動情報として収集することを特徴とする請求項3に記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項5】 前記情報格納ステップにおいて、前記情報格納部が、前記社会活動情報として、前記通信ネットワークを通じて送受信を行った前記通信端末同士の組み合わせを前記通信端末ごとに格納し、
前記分析ステップにおいて、前記社会的ネットワーク分析部が、前記通信端末同士の組み合わせに基づき前記通信端末同士の関係を直接表す隣接行列を作成し、複数の前記通信端末で形成される社会的ネットワークの中心性を当該隣接行列に基づき算出することで前記社会的ネットワーク分析を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項6】 前記情報格納ステップにおいて、前記情報格納部が、前記社会活動情報として、前記通信ネットワーク上で複数の前記通信端末によって構成されるネットワークグループと当該ネットワークグループを構成する前記通信端末との組み合わせを前記通信端末ごとに格納し、
前記分析ステップにおいて、前記社会的ネットワーク分析部が、前記ネットワークグループと前記通信端末との組み合わせに基づき前記ネットワークグループと前記通信端末との関係を直接表す隣接行列を作成し、複数の前記通信端末で形成される社会的ネットワークの中心性を当該隣接行列に基づき算出することで前記社会的ネットワーク分析を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項7】 前記分析ステップにおいて、前記社会的ネットワーク分析部が、完全グラフを形成する通信端末の集合を抽出し、抽出した集合を前記ネットワークグループとして扱うことを特徴とする請求項6に記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項8】 前記設計ステップにおいて、前記ネットワーク設計部が、前記分析ステップで算出した前記中心性の高い前記通信端末を収容する前記通信装置について、前記分析ステップで算出した前記中心性の低い前記通信端末に比較して、当該通信装置から前記伝送路へ送出する優先順位を高くするか、当該通信装置から送出する前記伝送路の異なるルート数を多くするか、送信先までの前記伝送路のリンク数を少なくするか、又は、ミラーサーバを配置する前記通信ネットワークの設計を行うことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項9】 前記情報格納ステップにおいて、前記情報格納部が、前記社会活動情報として、前記通信ネットワークを通じて送受信を行った前記通信端末同士の組み合わせを前記通信端末ごとに格納し、
前記分析ステップにおいて、前記社会的ネットワーク分析部が、前記通信端末同士の組み合わせに基づき前記通信端末同士の関係を直接表す隣接行列を作成し、複数の前記通信端末で形成される社会的ネットワークの脆弱性を当該隣接行列に基づき算出することで前記社会的ネットワーク分析を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項10】 前記情報格納ステップにおいて、前記情報格納部が、前記社会活動情報として、前記通信ネットワーク上で複数の前記通信端末によって構成されるネットワークグループと当該ネットワークグループを構成する前記通信端末との組み合わせを前記通信端末ごとに格納し、
前記分析ステップにおいて、前記社会的ネットワーク分析部が、前記ネットワークグループと前記通信端末との組み合わせに基づき前記ネットワークグループと前記通信端末との関係を直接表す隣接行列を作成し、複数の前記通信端末で形成される社会的ネットワークの脆弱性を当該隣接行列に基づき算出することで前記社会的ネットワーク分析を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項11】 前記設計ステップにおいて、前記ネットワーク設計部が、前記分析ステップで算出した前記脆弱性の高い前記通信端末を収容する前記通信装置について、前記分析ステップで算出した前記脆弱性の低い前記通信端末に比較して、当該通信装置から前記伝送路へ送出する優先順位を高くするか、当該通信装置から送出する前記伝送路の異なるルート数を多くする前記通信ネットワークの設計を行うことを特徴とする請求項9又は10に記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項12】 前記情報格納ステップにおいて、前記情報格納部が、前記通信端末の送受信した通信量を前記通信端末ごとに格納し、
前記分析ステップにおいて、前記社会的ネットワーク分析部が、前記通信量に応じた重み付けを前記隣接行列に行うことを特徴とする請求項5から11のいずれかに記載の通信ネットワーク設計方法。
【請求項13】 コンピュータに、
請求項1から請求項12のいずれかに記載の
前記情報格納ステップ、前記分析ステップ及び前記設計ステップ又は
前記社会活動情報収集ステップ、前記情報格納ステップ、前記分析ステップ及び前記設計ステップを
実行させるための通信ネットワーク設計プログラム。
【請求項14】 コンピュータに、
請求項1から請求項12のいずれかに記載の
前記情報格納ステップ、前記分析ステップ及び前記設計ステップ又は
前記社会活動情報収集ステップ、前記情報格納ステップ、前記分析ステップ及び前記設計ステップを
実行させるための通信ネットワーク設計プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
産業区分
  • 電信
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008516631thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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